みなさんこんにちは!2年漕手の諸橋です。レポートやテストがやっと片付いて、今日から夏休みが始まりました。とても嬉しいです。この頃は課題に追われて忙しい日々でしたが、やっと解放されました。ただ、終わったとはいえ、自分の専門科目(2単位)を落としたかもしれないという心配をしています……。怠慢なやつだけが落単すると思っていましたが、いざ自分が落単する側になると何も言えませんね。僕は半年の早期卒業を狙っているので、GPAはこれ以上落とさないように頑張りたいと思います。
さあ、ここからはボートの話に切り替えようと思います!まずはエルゴから。ここで、僕が冬練期間(シーズン1終わり)に立てた目標を振り返っていきましょう。目標は、500m×8(1:41 cut)、1000m×8(1:43 cut)、5min×5(1:48 cut)、2000m(6:52 cut)。そして現状のベストは、500m×8(1:42.6)、1000m×8(1:43.3)、5min×5(1:49.3)、2000m(6:52.3)。なにかおかしいですねえ……。まず、これらの目標は冬練のシーズン2終わり、つまり2月頃に達成するつもりで立てたものです。しかし、現状のベストはほとんど6〜7月に更新されたものです。つまり何が言いたいかというと、自分の限界値にはかなり近づいているのではないかということです。入部当初は、将来6:40を切るような強い軽量級漕手になりたいと思っていましたが、現実はそう甘くはないようです。6:40どころか、6:45が出るかどうかも正直怪しいです。ただ、一歩ずつ積み上げていけばいけるのではないかとも思っているので、まだまだ頑張りたいです。特に、来年の五大学レガッタは今年よりさらに厳しい大会になると予想されるので、そのときに勝ち切るための準備をしていきたいです。まずは冬練までに頑張って6:50を切ります!
次に、乗艇について。
僕は、入部したときから乗艇が苦手でした。同期の25Bの中で、一番下手だった自覚があるくらいです。最初の頃はエルゴが割と回っていた方だったので、「多少技術が足りなくても、体力面ではチームに貢献できている」と考えることでメンタルを保っていました。しかし、自分のエルゴが伸び悩んだとき、チームにおける自分の存在価値が失われるのではないかという危機感を抱きました。また、このままエルゴだけで自分が対校クルーに選ばれてしまった場合、同じクルーの人たちに迷惑をかけてしまうかもしれないとも思っていました。いつか自分の漕ぎに向き合わなくてはいけない。そう思っていたところで、自分が五大学の対校クルーに選ばれました。自分の致命的な欠点をいくつか挙げると、骨盤を前傾できない、キャッチで体がどうしても開く、手足が短すぎてレンジが取れない、インハンドの腕が曲がる……など、挙げればキリがありません。ただ、武良さんや上級生、コーチの方々から一つ一つアドバイスをもらったり、自分の中で乗艇の優先順位を上げ、今まで以上に自分の漕ぎに向き合ったりしたことで、まだまだ未熟ながらも、他の燕IIIのクルーの技術に追いつきそうなところまで自分の漕ぎを改善することができました。……と勝手に思っています。というか、そうさせてください笑
大会後に、武良さんから「諸橋くん、よく漕げていたね」と言われたときは、自分の努力が報われたように感じて、本当に嬉しかったです。新人期間中、乗艇技術について褒められた記憶がほとんどないので、とても印象に残っています。インカレでは、燕IIIの5番として出漕することが決まりました。なんと、前にはチームの絶対的エースである水越さん、後ろには主将の洋輔さんが乗っているので、良いお手本を見る機会に恵まれました。ここでも、日々もらえるフィードバックを大事にしながら、自分の漕ぎに向き合っていきたいと思います。
最後に、自分が今思っていることについて書いていきます。
ここからは少し重い話になるので、読みたい人だけ読んでください!
こんなことを言っては怒られるかもしれませんが、部活は必ずしも最後までやり切ることがすべてではないと僕は思っています。自分の経験でいうと、中学校から高校にかけて軟式野球を6年間やっていました。しかし、最初の2年間くらいで、自分はあまり野球に向いていないと分かっていました。身体能力は高いけれど、ボールをうまくコントロールできない。バットコントロールも下手。状況把握もうまくできない。などなど。確かに、この6年間は愉快な仲間たちにも恵まれて、楽しくはありました。ただ、自分の人生において、その競技を続けることが本当にベストな選択肢だったのか。明らかに自分に向いていないものに向き合うために使った時間を、別のことに使った方がよかったのではないか。そう考えることもありました。だから大学では、勉強もしっかりするし、何より自分に合ったことをして、自分に誇れる何かを大学生活の中で残したいと思いました。そこで、自分はボート部を選びました。入部当初は、体力面では割と秀でていて、エルゴやウエイトなどの数値もかなり良かった一方で、乗艇技術や体格については全く才能を感じませんでした。さらに、新人戦期間に体力面でも限界を感じたときには、「このままボートを4年間続けたところで、自分は何も残せないのではないか」と思い、本気でボート部を辞めようと考えたこともあります。
では、なぜ自分があまり得意ではないボートを今も続けているのか。今回、本気で考えてみました。たどり着いた答えの一つ目は、簡単にはうまくいかないことを、試行錯誤するのが多分好きだからです。ボートでの大きな目的は、2000mをできるだけ速く漕ぐことです。そのためには、一漕ぎで大きな出力を出すパワー、それを6分ちょっとの間持続させる持久力、そして自分の能力をレース本番で最大限再現する力が必要です。自分が2000mで一番良いパフォーマンスを出せるように、それらを自分に一番適した配分で鍛えていく。しかも、人それぞれ「刺さる」トレーニングは違うので、自分に合うトレーニング内容を自分で考える必要があります。僕は割と、このことを考えるのが好きです。そして、それがうまくいって2000mでベストが出たときが、最高の瞬間です。6月から7月のトレーニングでいえば、ハムストリングスを肥大させるためにルーマニアンデッドリフトを取り入れたり、瞬発力を高めて一漕ぎの出力を上げるためにハイクリーンを取り入れたりして、ウエイトのメニューを新しく組み直しました。また、持久力を高めるために、中重量・高回数のトレーニング(12rep×3など)を月2回ほど取り入れることも試してみました。さらに、レースでの再現性を高めるために、これまでは1Qで突っ込んで、そのペースをなるべく落とさないように維持するレースプランだったところを見直し、3Qまである程度抑え、4Qでオールアウトするプランに変更しました。その結果、7か月間停滞していた2000mのベストを5秒更新することができて、本当に嬉しかったです。
実際のスプリットも、
1:43.5 − 1:44.0 − 1:43.7 − 1:41.2
何をやるにしても、成功より失敗の数の方が多いです。ただ、たった一回の成功体験によって、それまでの苦しい記憶が全部吹き飛んで、美しい記憶に変わっていくことがあります。そういう話はよく聞きますが、ただそれを知っていることと、自分自身で実際に体験することは全く別です。後者の方が、10倍、いや100倍楽しいです。だからボートをやめられないんだよなー、とつくづく思います。
僕がボートを続けている理由の二つ目は、仲間とともに本気になって、勝利を目指すことができるからです。特に、去年の全日本新人選手権で、1個上の水越さん、塩尻さん、雲田さん、そして同期の黒木が乗っていたAlbusが、僅差で負けてしまったものの、強豪の日大と互角の勝負をして全国8位に入賞したときは、心から感動しました。正しい方向に、必要な努力を積み重ねれば、結果として報われる。そのことを体現した姿を、この目に焼き付けました。競技者である以上、僕は結果にはこだわりたいです。どんなレースでも勝ちに行きたいし、勝つために必要な努力を最大限したいです。今年は、自分たちの番です。同期や後輩には、互いに高め合うことのできる、信頼できる仲間がたくさんいます。彼らとともに、できるだけ良い結果を残せるように、自分が中心となって頑張りたいです。











