雲田和歌集第四巻
(13番)
日記書けと
言はるるたびに
こころ病む
怠るよしは
我ならなくに
雲田航世
(739番)
指図して
為さしむること
ならずして
怒るは己が
過ちと知れ
雲田航世
東京科学大学理工学系漕艇部の漕手、コックス、マネージャー、トレーナー達による日常紹介
雲田和歌集第四巻
(13番)
日記書けと
言はるるたびに
こころ病む
怠るよしは
我ならなくに
雲田航世
(739番)
指図して
為さしむること
ならずして
怒るは己が
過ちと知れ
雲田航世
こんにちは、2年の雲田です。
先日主将選があったのでそのことについて書いていこうと思います。
僕は主将選に出馬するために日々準備を重ねてきました。
どうしたら部員のクオリティオブライフを向上させることができるか、どうしたら良い大会成績を出すことができるのかを常に考えていました。
クオリティオブライフ向上に向けて具体的には、テ(毎日のゴミ捨てなどの雑務)や朝掃除、日曜掃除の撤廃をしようとしていました。
もちろん、これらは誰かが必ずやらねばいけないことなので、現4年生が引退したら、これらの雑務をやらせるために艇庫に来させようと考えていました。
良い大会成績を出すための具体的な方法は、練習をみんなで今よりも頑張ることだと思いました。
しかし、主将選当日、3年生のyさんが喋り出したと思ったら主将選に対して、「今日は、主将選というより、僕の次期主将としての決意表明をする会だと思っています」的なことを言いました。
そして、全員がそれを受け入れていました。
周りがそれを受け入れていたために僕もその場の空気に身を任せるしかありませんでした。
そして、yさんが副将を誰にするかについて話し出しました。
副将は3年に1人、2年に2人、女子漕手に1人だということは知っていました。
もちろん同期の中では新しい角度からの意見を持つ能力が優れており、それについてディベートするのが得意な僕が選ばれるのだろうと考えました。
しかし僕は選ばれませんでした。
悔しかったです。
そして、その人たちを選んだ理由を話していたのですが、yさんはその場にいた2年生の中で、僕以外から副将を選ぶのに悩んでいたと言い出したのです。
憤りを感じました。
きっと僕の意見を発信する能力を恐れてのことだと思います。
つまり、彼はこのボート部を独裁しようと考えているのです。
それにとどまらず、戸田全体を征服しようと企んでいるのではないかと考えています。
その瞬間、僕は決意しました。
いつか必ずクーデターを起こして、来シーズンの新体制を迎えたボート部に反旗を翻します。
僕が世界を守ります。
しかし、このブログを書いたことがヤツにバレたら僕もどうなってしまうかわかりません。
もしそうなった時、誰かが僕の意思を継いでくれることを願っています。
幸運を祈る。



