2年漕手の大石です。
現在このブログの提出締め切りの2時間前にスペイン語のレポートが終わった勢いで書いています。今回の理工系レガッタではシングル、フォアが優勝したということでうれしい反面、出漕する種目すべてで優勝するという目標が達成できなかったということ残念さもあった大会でした。
それでは種目ごとに振り返っていきたいと思います。シングルでは、小岩が医科歯科の谷内さんに勝ち優勝するという結果になり、これはとてもすごいことで小岩にとっても自信がつくようなレースになったのではないかと思います。吉野先輩はレース前ずっとリギングが合わないと嘆いており、挙句の果てには直前になってオールをコンプからスキニーに変えるなどしていたため大丈夫かと陰ながら心配していましたが、本番では不調を感じさせない漕ぎをしていてさすがだなと思いました。また、西は経験が少ないにもかかわらず予選を突破できたというのは日頃から練習をかんばっている成果かなと感じました。全体的に見ても決勝に進出した5人中4人が東京科学大関係者という、もはや学内レガッタの様相を呈していたレースを見て、すごい光景だったなと思いました。
西のケロー
賞状を獲得した小岩くん(左)と吉野さん(右)
ダブルは、高橋先輩と秋元先輩という全日本選手権のpyriteのクルーメンバーから結成されたダブルで漕ぎのイメージが最も合っていたクルーなのではないかと思います。予選は一位で通過していたのでこのまま優勝できるのではないかと思っていましたが、そううまくはいかず優勝は逃してしまいました。高橋先輩は主将ということもありモチベーションが下がってしまうのではないかと心配していたのですが、大会が終わった後から「オフ中にも練習するわ」という頼もしい言葉が聞けたので、これからも頑張ってほしいなと思います。また、秋元先輩も僕がこの前新しいマットレスを搬入しに艇庫に帰った際にergoを引いていたので、モチベーションは高く保てていると思います。これからエイトのクルーとして頑張ってほしいです。
レース後の秋元さん(左)と高橋さん(右)
フォアは、大石、石羽、濱田、安間という2年生クルーでの出漕となりました。このクルーが最も波乱万丈だったのではないかと思います。全日本選手権にもAlbusで出漕する予定だったのですが、クルーの体重が重すぎていまだかつてないくらいAlbusが沈むという現象が起き、まともに漕ぐことができないという事態になってしまいました。その結果私が肩を痛めたため全日本の出漕を見送り、理工系はどうなるかといった状況だったのですが運よく東京海上さんからMarinetigerというフォアを借りることができ、どうにか本番に間に合わせることができました。レースのスタート時にもラダーがウォーターマンの船のなわにひっかかるというアクシデントもありその時には終わったと思いましたが、終わってみれば2位に15秒以上差をつける圧勝に終わりました。この経験をもとに2年生の太っている奴らは食事管理をしようと思い、連日自分が食べた米の量をLINEで報告しあっています。なので、次の大会には素晴らしい体形で臨めるのではないか思います。
優勝を飾った付きフォアクルー
(左から安間、大石、石羽、濱田、水谷)
振り返ってみれば駆け抜けるようなスピードで過ぎていった理工系レガッタでしたが、次の大会に向けていい経験になったのではないかと思います。今後とも応援よろしくお願いします。