



東京科学大学理工学系漕艇部の漕手、コックス、マネージャー、トレーナー達による日常紹介
こんにちは。新二年生の矢口です。
3/29と3/30に行われたお花見レガッタの振り返りを書いていこうと思います。
私たちは男子舵手付きフォアとして出場しました。
シート順は、S:大石、3:雲田、2:矢口、B:石橋、C:遊佐です。
1日目は中央大学、佐賀大学医学部、山口大学_B、新潟大学と対戦しました。
結果は4位で決勝Bに出場することになりました。
この日は気温がとても低いことに加え、レースが遅延したため水上で長い間待機しなければならず、体が思うように動きませんでした。
結果、目標の3:30に大きく届かず、3:49.63でした。
2日目は佐賀大学医学部、新潟大学、山口大学_B、山口大学_A、自治医科大学_Aと対戦しました。
結果は2位でしたが、山口大学_Bが艇計量の結果、失格となり1位になることができました。
1日目と違い、体が冷めないようにケロー時間を遅らせることによりいいコンディションで臨むことができました。
結果、1日目に敗北した佐賀大学医学部に勝利することができました。
タイムは3:36.06と目標には届きませんでしたが、一日目のタイムから大きく縮めることができました。
レースプランは、2日間ともスタートで大きく差をつけ、コンスタントでなんとか食らいつき、抜かされたとしてもスパートで追いつく、というものでした。
1日目はコンスタントでスピードが大きく落ちてしまい、スパートもなかなか上がらりませんでした。
2日目はスパートでとてもスピードを上げることができ、残り250の時点で1艇身ほど離れていた佐賀大学医学部を抜かすことができました。
課題はコンスタントでスピードが落ちすぎてしまうことだと思います。
疲れてきてキャッチのタイミングやシートがずれてしまうこと、オールコントロールがおろそかになってバランスが崩れてしまったり、腹を切ってしまうことがよくありました。
ハイレートの練習を繰り返して動きを良くしていくことも必要だと思いますが、最後まで、しっかりとしたフォームと安定した出力で漕ぎ切るだけの体力を全員がつけることが必要だと感じました。
次に練習面を振り返ります。
今回のクルーは4年生の大石さんがメニュー決めやミーティング、水上などあらゆる面において引っ張ってくれました。
転回のたびに大石さんが良かったところや悪かったところを言ってくれたので意識すべきところがわかりやすく、練習はとてもやりやすかったです。
タイムも最初に比べて大きく上がりました。特に力を入れていたUTのタイムは10秒以上上がりました。
1000mのタイムは初めてやったときが3:41.5だったのに対し、練習期間では3.34.7まで上がりました。
ここからは私の個人的な話になってしまうのですが、この期間エイトに引けをとっていると感じることがよくありました。
エイトはほとんどの練習において、私たちより1周多く漕いでいました。メニューも私たちより距離が長かったり、本数が多かったりしました。また練習後は体幹トレーニングを行っていました。当然、エルゴの2000TTのタイムが早い人がエイトに乗るし、一般的にエイトのほうがフォアよりスピードが出るのだから、タイムで勝てないのは当たり前です。
例え同じメニューだったとしてもエイトとフォアでその負荷が違うことも分かっています。
それでもエイトのほうが私たちより頑張っていると感じてしまいます。特に今まで一緒に練習してきた同期の水越や直生との差はより強く感じました。
さらに今年のエイトは例年に比べてタイムが出ているのに対し、私たちはそうでもありません。
このままでは去年の全日本新人のフォアに勝てるかも怪しいです。
対校エイトがうまくいっていることはチームの一員として嬉しいことですが、何か嫉妬のようなものをしてしまいました。
最近はお花見と同じクルーで五大学レガッタに向けた練習が始まりました。
もちろん他の大学に負けないことも大事ですが、そのうえで過去の自分たちに負けないように、全日新のフォアの記録に負けないように、そして同じチームのエイトに負けないように頑張ります。
応援よろしくお願いいたします。
こんにちは。4年の小岩泰治です。
新歓の季節ですね。今年の25Bの新入生は運動部を前向きに考えてくれる人が多くて、新歓する側も楽しいです。なんだか部員数が増える流れが来ている気がして、このままいけば数年後には東大や一橋大と同じくらいの大所帯になれるんじゃないか?と期待しています。
昨年一昨年の今頃は新歓に全然人が来なくて、このままこの部活は消えていくのかな…なんて悲壮感が漂っていたので大違いです。世の中捨てたもんじゃないですね。
さて、時は少し遡り2週間前、お花見レガッタがありました。今回はその振り返りを書いていきたいと思います。もうお花見振り返りよりは五大意気込みの時期ですが許してください。
今回のお花見レガッタは、率直に楽しかったな、と思います。
練習からクルーの雰囲気がとても前向きで、全員の気迫が感じられました。
今年は最上級生が増えたからか、去年までよりももっと、できることを隅々までやろうという雰囲気ができていた気がします。そしてそれにしっかりついてきてくれた後輩3人はすごいなと思います。去年までの僕たちはこんなにしっかりできていませんでした。彼らがこれから上級生になったとき、科学大はまた強くなれるんじゃないかなと思います。なんだか引退する人みたいなことを言ってしまいましたが、期待しています。
練習内容も自分としてはかなり満足しています。特に、直前の1週間で1000mの実戦形式の練習を何本もできたのが大きかったのではないかと思います。この中で、スタートスパートの鋭さを自分たちの強みとして確立でき、また苦手としていたラストスパートもあげられるようになりました。予選で東大や東北大といった目上のクルーを相手にしても途中までせることができたのは、この練習で見つけた強みを確実に生かせた結果だと思っています。
レース結果については、喜べるものとは程遠いですが、それでも嬉しかったです。去年まで影も踏めなかった東大や東北大と途中まで競れたことで、自分たちも全日本の舞台で戦えるんだと実感できました。今までエイトのレースは正直、負けるのがわかっている中で漕いでいた感じがありましたが、今回はちゃんと勝とうとしてレースができたのがすごく楽しかったし充実していました。今シーズンのレースは去年よりもずっと面白くなる予感がして、今から楽しみです。
これから、五大学レガッタと全日本選手権という2つの大きなレースを迎えます。ついこの間まではこれが怖くて仕方なかったのですが、お花見レガッタを経て今、勝つイメージができたというか、まだまだ強くなれる気がしています。昨年度まで全く結果を残せていなかった僕たちなので、他大学の人からはまだまだ相手にされていないかもしれませんが、見る人をあっと驚かせるようなレースができるように、引き続き頑張っていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします。
こんにちは石橋です。今日はお花見レガッタの前日でビラ配りがありました。疲れた〜
明日から僕はフォアのバウとしてお花見レガッタに参加します。フォアのクルーを紹介しようと思います!
S 大石
いつも大会前に体調崩しがちな大石さんです!今回のクルーチーフで、怠惰な後輩4人集をまとめ上げてくれます。
3 雲田
新歓では大活躍の銀髪の雲田です!新入生からモテモテのモテ男。大会本番では持ち前の底なしの元気さで優勝に導いてくれます。
2 矢口
新卒社会人の矢口です。彼はバイトしすぎて気づいたら新入社員になってしまいそうな勢いです。バイトで磨かれた忍耐力で最後まで漕ぎ切ってくれるでしょう!
B 石橋
3年生の石橋です。まだ留年してません!優秀です。学年も艇もスムーズに進めていきます!
遊佐
草食いの遊佐です。僕の同期ですが、正体がわからないので、いまだに正しい接し方がわかりません。宇宙人かも。大会本番では撮影の音声に残ってしまうくらい大きな声で、漕手を元気づけてくれます!
対校エイトに驚かれるようなタイム目指して頑張ります!