東京科学大学 理工学系漕艇部員日記

東京科学大学理工学系漕艇部の漕手、コックス、マネージャー、トレーナー達による日常紹介

東京科学大学理工学系漕艇部での日々を皆様にお届けします

カテゴリ:2020年度入部者 > 園木

2024年度の新人コーチ長を務めます、園木景太朗です。
今年の新人練のテーマは「爆発」です。このブログは新人コーチの高橋、遊佐、園木の順に自分の思う「爆発」について書いてもらいます。

--高橋--
こーちちは。チーム新人コーチです。よろしくどうぞ。
チーム新人コーチは高橋、園木、遊佐から成り立っています。高橋が企画し、園木が実行、そして遊佐が刺すと言う形で日々一年生たちを指導しています。
人数は少ないながら、一人一人のコミットメントが高く、アクティブにエンゲージメントすることで非常に高いバリューを出しています。
実際に3人はほぼ全ての練習に参加し、各々が役割を果たすことで質の高い指導ができていると感じています。しかし、現状に満足することなく、今後さらに高い成果を出すために我々自身も目標を立てることにしました。そして声高らかと宣言することで、自分たちを追い込み、限界を超えた指導"爆発コーチング"を実現します。まずは俺です。

紹介に預かりました、高橋です。
単刀直入に1年と自分それぞれに対する爆発目標言います。
自分は爆発的に悔いのない関わり方を。
1年生は一人一人が爆発主体的に行動できる力を。
爆発的に悔いのない関わり方は、一片の隙なく完璧に指導を仕切る必要があります。時間があればできることを考え、先手を打ち、実行、そして状況を常に俯瞰し最適な策を施す。まずは僕も1年生と共に合宿をし、メニューを組み、指導し、話を聞き、腰を揉み、飯を奢る、やりてえこと全部やる高橋爆発ニカになります。
1年は信じてついてこい。ポジティブ大事やで。やりたいこと、やな事あったら全部言ってくれ、一緒に考えるべ。俺は時間ならあるから任セロリ。爆発!!

1年の爆発主体は一人一人が自分、チーム、部活にとって必要なことを考える力、それを実行する力のことです。うちは基本的にコーチがいないため、自分で考え行動する力が4年間成長し続けるには不可欠です。そして、その力を獲得するには僕らの指導方針もそうですが、何より君たち自身が自分の力で動けるようになりたいという想いが必要です。僕たちの言葉も鵜呑みにせずに、常に思考を止めず、自分の意見を爆発させて行動してください。きっと部はいい方向へ進むはずです。
※爆発注意
誰にとって必要か考える際に、その対象が自分だけにならないことが大事だと僕は考えます。ここで肝なのは、視野は広く持つ事。ボート部では誰でも時期によってはくそ忙しい時があると思います。そこで自分よがりになるのは非爆発的です。爆発はエントロピーの増大です。きつい時こそ視野を広く持とう。きっときついのは自分だけじゃないはず。

最後に余談ですが、僕が考える爆発について述べます。爆発は集中だと考えます。他の何事も振り返らず、一心不乱に目の前のことに集中することかなと思います。必要な時にスイッチを入れて爆発できる人は強いと思います。ただ一日中爆発してるやつは、普通に怖いです。でも、そういう奴が結果を出すのかもなとも思います。普通だと普通の結果しか出ない訳で。今度試しに1週間爆発ウィークやってみようかな。
次はボンバーマンです。

--遊佐--
よ!ボンバーマンです。ブリンバンバンボーンはボーン要素が足りないので今日からぶりぶりバンバンボンボンボーンにします。やっぱり爆発するにはメリハリが大事だと思うんですよね。ずっとだらけてるとそのままだらだらしちゃいますし、ずっとガチガチだとガチガチガッチマンになっちゃいますしね。そのときになったら一気に集中するっていうのが爆発には必要です。だからこそのぶりぶりなんです。ぶりぶりからの、バンバンといってからのボンボンボーーーーン!!!!ですね。
 人間が爆発するには明るく楽しく元気に行動することが重要だと考えています。今年の一年生を見ていると、みんな仲良くて、なんか爆発しそうな雰囲気を毎回感じます。一人の爆発をきっかけに次々とみんな爆発していくのが良い集団だと思います。そんな集団になるには仲の良さが大事ですよね。このままの勢いで全員爆発するまで突っ切っていくのをとても楽しみにしています。僕が思うに、爆発っていうのはそんな簡単に起こらないんですよね。爆発するには頭を使わなくてはいけません。そう、戦略的爆発です。一年生のエルゴや乗艇を見ていると、みんな楽しみながらも、考えてやっている感じがして、尊敬します。
 この爆発を成し遂げるために、僕は明るく楽しい雰囲気を作っていきたいです。最初に述べたように、しっかりとメリハリをつけて、やるときは集中して、本気でやり、休憩のときはみんなで笑いあう。そのような環境を作っていきたいです。今のところみんなメリハリをつけながら互いに意見を出し合って練習しているので、これを継続していけるように、僕も努力していきます。
 爆発を目指して一緒に頑張ろう!
ちなみに、人生において爆発を経験できるのは12回です。皆さんは覚えてないかもしれませんが、生まれた瞬間に僕たちはビッグバンを味わいます。僕は人類で唯一ビッグバンを覚えている人間です。ビッグバンはなんとも言えない爽快感を得られます。何もストレスを感じていない赤ん坊にとってはなんの意味もない爽快感。これが大変素晴らしい。2回目の爆発は歩けるようになったとき。3−6回目は小学生から高校生の間に起きます。ここでなんと衝撃の事実!!7-12回目は大学生のうちに起こります。今なんですよ。自分で爆発と思わなければ爆発にカウントしなければいいだけなので実質無限回爆発します。お得です。チート、ギフテッド、荒技、wanted、何度もburst,頭がeruptです。バクバクバクバンバーグバクバク。ここからは爆発掛け声を紹介します。
1.爆発!!これはレギュラー爆発です。
2.バークバーク!!これは少し余裕のある爆発
3.B!!!!!!これはガチガチの爆発
以上です。この掛け声さえあれば爆発します。皆さん覚えましょうね。
 
--園木--
 今年の新人達には国立大一位を達成してほしいと考えています。そのために今年の新人練の目標を「爆発」に設定しました。皆さんは爆発という言葉にどんなイメージを抱きますか?

 芸術は爆発だという言葉があります。この言葉は、芸術家の岡本太郎がテレビなどに出演する際に、好んで使っていた言葉です。皆さんはこの言葉にどんなイメージを持つでしょうか?初めて聞いたときは、芸術はよくわからないもので、理解不能だという意味だと決めつけていました。しかし、実際の意味は芸術とは生命の輝きを表現したものであり、爆発的な力を秘めているものだという意味らしいのです。また、岡本太郎はその芸術を生み出すためには、自分の殻を破らなければならないとも言っています。なにか優れているものを生み出そうとするときには、自分の殻を打ち破って、自己を存分に発揮しなければならない。それは野ざらしになることで、とても怖いことであるが、潜在的な自己を得るためには必要であるということらしいです。この意味を岡本太郎の自伝の中で見つけて、自分は全力になることをどこか恐れていたのではないかとも考えさせられました。自分の殻を破ることはすなわち、自分を守っていた環境を自ら壊していくことです。また、自分のありのままを他人から評価されることで、どこか恥ずかしいような感覚さえ持ちます。しかし、この怖さ故に自分の殻を破ることなく生き続けるならば、飛躍的な成長をすることはないでしょう。勇気を出して、自己を爆発し、自分の常識を破って、出来なかったことができるようになってほしい。これは自分への挑戦でもあり、新人たちにもこのボート部にいる間にやってほしいです。

 新人たちには国立大一位を達成できる素質があります。いいチームだと思いますし、個々の持っている考えも尊重しあえています。しかし、長年東工大は部の成績が伸び悩んでいるのも現状です。圧倒的な成長が必要となります。そこで、新人連では、いままで不可能だと考えていたものを可能にさせる力を持ってもらうために、「爆発」というテーマを掲げました。爆発的に練習し、爆発的に成長する。停滞している部を内側から変え、うぬぼれではない圧倒的な自信をもって試合に臨む。彼らが最上級生になったころにはそれが当たり前になっていることを望んでいます。彼らの爆発的な成長をしてもらうために、僕ら爆発的な新人コーチは爆発的に自分の持っている知識、熱意を注ぎます。爆音を響かせる成長を期待しています。IMG_4420

最近夏服がなくて困ってます。園木です。
夏の衣類って知らない間に減ってますよね。

テーマがなくて何書けばいいのか困ってるので、テーマは最近困ったことを書こうと思います。

困ったことといえば、先日高橋とドライブに行ったときに運転中の彼が静かに泣き始めたことです。あれには正直ビビりましたね。なんか心が浄化されたようでよかったです。念のため、鹿島神社で高橋をお祓いしてもらいました。

あと筑波大の例の3人が僕の噂を知ってて困りました。根も葉もない噂だったので、正直驚きましたね。あれほど赤い嘘はないです。全部嘘です。あとみんな仲良くてほっこりしました。今後とも弊部と交流を続けて欲しいですね。

あとちゃらんぽらんだと思ってた先輩ふたりが大企業に内定をもらったそうで、今日色々と話を聞きました。ごまを擦りなおす時期かもしれないなと感じました。(大学であったら同級生なので呼び捨てで呼びます。)あと海洋の主将が初任給でイキってるので僕もそこに就職して見返そうと思います。

あとモノポリーは二度とやりません。生地獄を体現したボードゲームなので、あれを幼年期から仕込まれてる小岩は只者じゃないですね。

あと


特に書くことないです。
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みなさん、おはこんばんちわー文豪です。

文豪って紹介されるのは初めてなので、一文目で迷っちゃいましたね。ちなみにゲーム実況者の弟者の真似です。

改めまして、皆さんはじめまして。現在、主務をやらせて頂いてる園木景太朗と申します。

ブログというものはよくわからないので、徒然なるままに書いていこうと思います。

ブログ担当の伊澤へ
熱意ある君の姿勢には、日頃から感謝しております。これからも、不甲斐ない先輩を支えてください。機敏に僕の意志を感じ取って、僕のやりたいことを実行してくれてるので非常にありがたいですね。

さて本題に移りたいと思います。なかなかヘビーな話題で他の人のが非常に気になります。
①なぜボート部に入ったか
②なぜ今もボート部で活動しているか
③ボート部で成し遂げたいことは何か

入部のきっかけは、ひとえにボート部に素敵な先輩がたくさんいたからです。僕もこんな素敵な人間になりたいと心から思えました。
上京したてで右も左も分からなかった頃勇気を出して申し込んだのが、ボート部の試乗会でした。
当時、小松菜奈という女優さんにドはまりしており、ほくろの魅力を先輩は熱心に聞いてくれました。今思うときしょい新入生ですね。また、練習をするようになってからは当時のトレーナーさんがつきっきりで練習を見てくれました。また、当時の主将さんは僕が部活に馴染めているか常に心配してくださっていて、よく話しかけてくださったり、一緒にゲームしようよなど先輩方の輪の中に入れてもらったりしました。他のどの先輩方をとっても、それぞれに魅力があり、輝いて見えました。同期に漕手が僕以外いないという状況でしたが、安心して部の一員になれたのは、先輩方のおかげだと思っています。

僕も高橋と同じようにボート部に居たいという理由は変わっていったように思います。
僕が1年生の頃はコロナ全盛で、部活の活動は停止と再開を繰り返してました。部活が停止されると艇庫に行くことができなくなり、一人ぼっちの家に閉じこもってました。一人暮らしが嫌でボート部に入ったのに、散々な仕打ちです。精神が落ち込んでいき、一時はご飯が一日一食しか食べれない日が続いたこともありました。そんな僕を見かねて、先輩方は時々電話をかけてくださったり、一緒に練習しないかなど誘ってくださりました。先輩にとっては些細な親切だったとは思いますが、当時の僕にとっては大変ありがたいコミュニケーションでした。
また、怪我をしてしまってマネージャーになり主務を務めるようになってから、一時部活に対するやる気が低くなった時期がありました。主務を全うできる気がしないだの、今の部を支えたいと思わないだの、信用できる人間がいないだの色々文句を言っていましたね。結局は自分が責任から逃げていただけですね。大事なのは現状と正面で向き合うことだと痛感しました。しかし、理事会などOBさんと関わる機会が増え、悩みを相談できる大人がいると知り、安心しました。後輩漕手もメキメキと実力を伸ばし、マネージャーも僕の期待に答えてくれているかのように仕事をテキパキと処理してくれています。ありがとうな。

自分は自他ともに認める強欲なので、やりたいことがたくさんあります。まずは、主務になって自由に動けるようになったので、マネージャーの体制を変えていきたいです。漕手の頃ははっきり言ってマネージャーさんに感謝したことはあまりありませんでしたね。マネージャーは朝早く起きなくていいし、キツイ練習もしなくていいし、何かとボート部の楽しいところだけをやってるんだと思ってました。今思うと最悪な漕手ですね笑 でも実際に思ってました。しかし、怪我でマネージャーになり、マネージャーの業務を実体験しながら学んでいくと考えがガラリと変わりました。意外にも飯炊きは力仕事で、ビデオ撮影は忍耐が必要です。また、主務の仕事はやるタスクが多すぎて、自分ひとりじゃ抱えきれません。そして何よりモチベーションの維持が、漕手よりも難しいと感じました。今やってることが自分のためじゃなく他人のためにやってると考えると、なんでこんなことをやってるんだろうと悩むこともあります。もう主務をやれる残りの期間が半年をりそうですが、これがマネージャーのモチベーションだと言い切れるものは見つかっておりません。マネージャーのやってることを漕手にも理解してもらいつつ、モチベーション高く業務を実行できる環境をあと半年間で頑張って考えていこうと思います。また前述にも書きましたが、ボート部には素敵な先輩がたくさんいます。僕もその大きすぎる背中に追いつけるよう人間力を磨いていきたいです。
あと、艇庫には現在大石のギターがおいてあるので、引退するまでにレット・イット・ビーを弾けるようになりたいです。そしてせっかくボート部に入ったので、ムキムキマッチョになりマッチョ。


文豪とは程遠い文章を晒してしまいましたが、思ってることを吐き出せたかなと思います。とにかく、ボートは成長できる場です。みんな苦しいとは思うけど、それは成長の証だから頑張って乗り越えよう!あと新歓頑張るぞい。
次回は昨年の新歓隊長で、自身の価値を部に知らしめたスーパーマネージャーのゆきね姉さんです。

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