東京工業大学 端艇部員日記

東京工業大学端艇部の漕手、コックス、マネージャー、トレーナー達による日常紹介

東京工業大学端艇部での日々を皆様にお届けします

カテゴリ: 2020年度入部者

 初めまして。ゆきね姉でございます。本名は須田雪音です。自己紹介をするとほぼ毎回冬生まれなのか聞かれますが、しっかり1月生まれです。なぜだか地元でも姉さんキャラを勝手に設定されることが多いのですが、バリバリの末っ子気質だということを皆さんはまだ気づいていないようです。

 高橋鶴と文豪園木に引き続き、私も以下の3つについて書きたいと思います。
①なぜボート部に入ったか
②なぜ今もボート部で活動しているか
③ボート部で成し遂げたいことは何か

 私がボート部に入った理由は、単刀直入に言うと、雰囲気が良かったからでした。
 大学ではマネージャーをやってみたいと思い、春休みのうちからTwitterで色々な運動系サークルの情報を集めていると、東工大ボート部のYouTubeチャンネルに辿り着きました。当時このチャンネルでは新入生向けのお役立ち情報を発信していて、私自身も動画を通して大学のことを色々と学ばせてもらいながら、同時にボート部員の仲の良さや人柄の良さに魅力を感じ始めていました。そして5月に開催されたボート部のオンラインイベントにて雰囲気の良さを再確認し、自分の中でここに入部しようと決めていました。しかしこの時期はコロナで対面での活動は禁止されていたため半年ほどお預けを食らい、9月末にやっと艇庫に足を運ぶことができ、入部を果たしました。
 このとき、私以外の入部希望者はまだ誰もいませんでしたが、先輩方に親切にしてもらっていたこともあり、まったく気にしていませんでした。今振り返ると過去の自分に、そこはもう少し気にしとけと言いたくなりますが…。どっちにしても結局ボート部に入っていた気もします。

 入部後、先輩方と深く関わっていくと、ボート部は普段は和気あいあいとした雰囲気ですが、部員全員がボートに真剣に向き合い、意見を出し合ってお互いに高め合うことができる関係だとわかりました。そのような仲間と出会う機会はなかなかないですし、私自身もここでとても価値のある経験を積むことができています。そしていつしか、この先も同じようにボート部が続いてほしい、このボート部の良さを守っていきたいと思うようになりました。
 しかしボート部について詳しく知るにつれ、人数の少ない私たちの代が、本当にこの部を守ることができるのか、危機感も生じてきました。入部した時は同期がいるかどうか全く気にしていなかった私ですが、伝統あるボート部を今まで通り運営していくためには、たくさんの人の協力が必要だと気づいたのです。そんな中で私が部の存続に貢献するためできることは、先輩方から学べることは全て吸収し、後輩たちに繋いでいくことでした。
 現在も部に残って活動を続けている理由というお題ですが、正直明確な理由は自分にも分かりません。ただ、できる限り部の力になりたいという気持ちでここまでやってきました。どれだけ大変な思いをしても、それ以上にボート部が好きなんだろうなと思います。

 ボート部で成し遂げたいことは、自分が引退するまでに、たくさんの仲間とボートに専念できる環境を取り戻すことです。これは私が2年生に上がった頃から、密かに夢見ていたことでした。更に学年が上がってからは、このことを必ず実現したい目標として活動に取り組むようになりました。
 この目標を達成するためには、まず今年の新歓活動を成功させる必要があります。私たちとともにボート部員としての道を歩んでくれる、新しい仲間が増えることを期待して、引き続き頑張っていきたいと思います。


 伊澤くんから提示されたお題については、以上になります。正直、このお題を受け取った時は頭を抱えました。自分がなんのために活動しているのか明確な答えが出せないまま目を背け、辛いけどただボート部を離れたくはないという思いで必死に駆け抜けていた時期が長くありました。でもこのブログをきっかけに、自分の気持ちを少し整理できた気がします。ありがとう。

 次回はボート部が好きすぎて艇庫でのロングステイを始めてしまったもりはるです!

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みなさん、おはこんばんちわー文豪です。

文豪って紹介されるのは初めてなので、一文目で迷っちゃいましたね。ちなみにゲーム実況者の弟者の真似です。

改めまして、皆さんはじめまして。現在、主務をやらせて頂いてる園木景太朗と申します。

ブログというものはよくわからないので、徒然なるままに書いていこうと思います。

ブログ担当の伊澤へ
熱意ある君の姿勢には、日頃から感謝しております。これからも、不甲斐ない先輩を支えてください。機敏に僕の意志を感じ取って、僕のやりたいことを実行してくれてるので非常にありがたいですね。

さて本題に移りたいと思います。なかなかヘビーな話題で他の人のが非常に気になります。
①なぜボート部に入ったか
②なぜ今もボート部で活動しているか
③ボート部で成し遂げたいことは何か

入部のきっかけは、ひとえにボート部に素敵な先輩がたくさんいたからです。僕もこんな素敵な人間になりたいと心から思えました。
上京したてで右も左も分からなかった頃勇気を出して申し込んだのが、ボート部の試乗会でした。
当時、小松菜奈という女優さんにドはまりしており、ほくろの魅力を先輩は熱心に聞いてくれました。今思うときしょい新入生ですね。また、練習をするようになってからは当時のトレーナーさんがつきっきりで練習を見てくれました。また、当時の主将さんは僕が部活に馴染めているか常に心配してくださっていて、よく話しかけてくださったり、一緒にゲームしようよなど先輩方の輪の中に入れてもらったりしました。他のどの先輩方をとっても、それぞれに魅力があり、輝いて見えました。同期に漕手が僕以外いないという状況でしたが、安心して部の一員になれたのは、先輩方のおかげだと思っています。

僕も高橋と同じようにボート部に居たいという理由は変わっていったように思います。
僕が1年生の頃はコロナ全盛で、部活の活動は停止と再開を繰り返してました。部活が停止されると艇庫に行くことができなくなり、一人ぼっちの家に閉じこもってました。一人暮らしが嫌でボート部に入ったのに、散々な仕打ちです。精神が落ち込んでいき、一時はご飯が一日一食しか食べれない日が続いたこともありました。そんな僕を見かねて、先輩方は時々電話をかけてくださったり、一緒に練習しないかなど誘ってくださりました。先輩にとっては些細な親切だったとは思いますが、当時の僕にとっては大変ありがたいコミュニケーションでした。
また、怪我をしてしまってマネージャーになり主務を務めるようになってから、一時部活に対するやる気が低くなった時期がありました。主務を全うできる気がしないだの、今の部を支えたいと思わないだの、信用できる人間がいないだの色々文句を言っていましたね。結局は自分が責任から逃げていただけですね。大事なのは現状と正面で向き合うことだと痛感しました。しかし、理事会などOBさんと関わる機会が増え、悩みを相談できる大人がいると知り、安心しました。後輩漕手もメキメキと実力を伸ばし、マネージャーも僕の期待に答えてくれているかのように仕事をテキパキと処理してくれています。ありがとうな。

自分は自他ともに認める強欲なので、やりたいことがたくさんあります。まずは、主務になって自由に動けるようになったので、マネージャーの体制を変えていきたいです。漕手の頃ははっきり言ってマネージャーさんに感謝したことはあまりありませんでしたね。マネージャーは朝早く起きなくていいし、キツイ練習もしなくていいし、何かとボート部の楽しいところだけをやってるんだと思ってました。今思うと最悪な漕手ですね笑 でも実際に思ってました。しかし、怪我でマネージャーになり、マネージャーの業務を実体験しながら学んでいくと考えがガラリと変わりました。意外にも飯炊きは力仕事で、ビデオ撮影は忍耐が必要です。また、主務の仕事はやるタスクが多すぎて、自分ひとりじゃ抱えきれません。そして何よりモチベーションの維持が、漕手よりも難しいと感じました。今やってることが自分のためじゃなく他人のためにやってると考えると、なんでこんなことをやってるんだろうと悩むこともあります。もう主務をやれる残りの期間が半年をりそうですが、これがマネージャーのモチベーションだと言い切れるものは見つかっておりません。マネージャーのやってることを漕手にも理解してもらいつつ、モチベーション高く業務を実行できる環境をあと半年間で頑張って考えていこうと思います。また前述にも書きましたが、ボート部には素敵な先輩がたくさんいます。僕もその大きすぎる背中に追いつけるよう人間力を磨いていきたいです。
あと、艇庫には現在大石のギターがおいてあるので、引退するまでにレット・イット・ビーを弾けるようになりたいです。そしてせっかくボート部に入ったので、ムキムキマッチョになりマッチョ。


文豪とは程遠い文章を晒してしまいましたが、思ってることを吐き出せたかなと思います。とにかく、ボートは成長できる場です。みんな苦しいとは思うけど、それは成長の証だから頑張って乗り越えよう!あと新歓頑張るぞい。
次回は昨年の新歓隊長で、自身の価値を部に知らしめたスーパーマネージャーのゆきね姉さんです。

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はじめまして!東工大ボート部主将新4年の高橋将生です。よく色々と間違われるんですけど、これでショウって読みます!

よく他大学様のブログを見て楽しませてもらったので、これから僕も書く立場になるのは非常に感慨深いものがあります。

今回は東工大初めてのブログ開設ということもあって、自己紹介もかねて3つのオーダーをもらってます。
①なぜボート部に入ったか
②なぜ今もボート部で活動しているか
③ボート部で成し遂げたいことは何か

特に1年生たちはどんなことを考えて部活にいるのか詳しい聞いたことがないので非常に楽しみですね。

じゃあ早速本題に

僕が入部したのは2年生の11月末です。なんでそんな時期に入部したかというと、ちょうどその辺りで同期の主務園木と仲良くなり誘われたのです。
誘われるちょっと前に、僕は園木からボート部秘蔵の過去問集をもらっていました。限界大学生だった僕には垂涎な代物だったためその時はありがたく頂戴しましたが、
その後僕の鶴の恩返し的性格も相まってノコノコ艇庫に訪れ、そのまま入部しました。
最初は時期も時期ですからマネージャーとして入ろうと思っていました。しかし、先輩の勧めもあり漕手としてやることにしました。
最初のボート競技の印象は筋肉+持久力の超人的スポーツという感じでした。昔から超人になりたいという密かな思いがあったため漕手転向に抵抗はありませんでした。
今思うと、大事なことをそんな簡単に決めて良いのかと少し心配になります。以上が僕がボート部に漕手として入った経緯です。

部に居続けた理由は時期によって変わっていった気がします。
まず最初の関門は艇庫閉鎖でした。
家にエルゴが運び込まれ、僕のボート部ライフが2ヶ月ほどほぼ毎日エルゴ生活へと変わりました。この時はまだ超人になりたいという気持ちが強く、その一心で毎日エルゴを漕いでいました。今思うとおかしいやつですわね。
次は大会シーズンです。
この辺りから園木が怪我でマネージャーになり、3年漕手は僕1人になりました。そうなったことで危機感が芽生え、先輩たちが繋いできたものをこの先にも繋がなければと考えるようになりました。
先輩方が引退するまではそのことでガムシャラでした。リーダーシップや根性があるわけではないですが、自分を恥じない人間でありたいためなんとか逃げずに頑張りました。
現在は主将になって半年ほど経ちますが、やはり以前以上に忙しい時や、悩むことは増えました。それでも相応に嬉しいこととかも増えるわけでしてなんとかやれています。
まとめると、ここまで続けてこられたのこの生活が楽しいからだと思います。単純ですが本質です。
僕はボート部の中で唯一部活に入っていないみんなの想像するような大学生とボート部の生活どちらも経験しています。なので、僕だからこそ下級生たちには最高の環境で最高に楽しいことをしているんだと伝えたいです。ですから、僕は心から辞めたいと思ったことは一度もないです。

責任を果たすこと。一度任せていただいたこの東工大主将という重圧のある、けれどもそれ以上に格式高い栄えある職務を全うし、過去のどの代にも負けない強い体制を作っていきます。

長々と書いてしまいました。ごめんちょ。次書く時は簡潔にまとまった内容を書きます。次は同期の園木です。文豪です。

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