東京科学大学 理工学系漕艇部員日記

東京科学大学理工学系漕艇部の漕手、コックス、マネージャー、トレーナー達による日常紹介

東京科学大学理工学系漕艇部での日々を皆様にお届けします

カテゴリ:2022年度入部者 > 安間

こんにちは。3年漕手の安間光一です。



 この度、僕たちの代が最高学年となり、僕は副将という立場になりました。(副将は3人もいるのでそこまで偉くないです)また、部における役割として、コンディション係というものに就任しました。新体制初めてのブログということで、今年度の決意表明を書かせていただきます。




 その前に、さらっと2024年度の振り返りをしていきます。まず、2024年度初め、僕たちは目標としてエイトでインカレA決勝を掲げました。初めは本気で目指していましたし、本気で行けると思っていました。しかし、怪我や病気などにより練習ができなくなったり、伸び悩んで士気が下がったりして、いつの間にかその目標はお飾りへと成り果てました。あの時、去年とは違う年にできると誰もが信じていたのに、実際は何も変われませんでした。


 ではその原因は何だったのか。沢山ありますが、一つ上げられるのはやはり怪我と病気ではないでしょうか。僕は、12月はじめに左太ももを痛めました。12月中旬に胃腸炎になりました。そして年末年始はインフルエンザにかかりました。5月はじめ、ぎっくり背中になりました。5月下旬くらいに右手首を怪我しました。7月中旬に1週間長引く熱を出しました。ここまで多くは無かったにしろ、他の部員もかなり怪我と病気に苦しめられていました。こんな調子では強くなれる訳がありません。



 勝つためにどんな練習をするか。どう取り組むか。それは全部元気であることを前提とした投げかけです。ですので、勝ちたいのなら、まずは体調を万全にするところからだと思います。本年度、僕がコンディションを管理する立場になったので、もう去年のようにはしない、させないように努力しようと思います。




 さて、インカレが終わってから、様々な大学の、僕たちの1つ上の先輩たちが引退ブログを書かれていました。僕もいくつか拝見したのですが、皆さんがどれだけ勝つために努力していたか、どれだけ勝ちたかったか、その熱量にとても驚きました。

 僕も練習には全力を注いだし、その練習中にやれることはやっていたと思っています。日常生活でも、食事やストレッチはちゃんとやったし、睡眠もとっていました。

 でも、冬練が始まって1ヶ月くらいから、勝ちたいという欲望がありませんでした。勝つためにどうすればいいか、そんなことを日常で考えたことなどありませんでした。シーズン中には監督をはじめOBさんたちからも指摘されていましたが、どうしても勝ちたいという気持ちが湧かなかったのです。自分でも分かっていました。でも、どうしても勝てる気がしなくて、何度考えても負けるビジョンしか浮かばなくて、どうすることもできませんでした。

 「強くなりたい」とは思っていたのですが、「勝ちたい」とは思っていませんでした。




 でも今は、勝ちたいです。このまま終わりたくないです。今年度こそはエイトでインカレA決勝に行きたいです。だからブログを書かれていた先輩たちみたいに、僕も精一杯努力します。



できるできないではない…..。

やってみせよう、この命に代えても。



この台詞は、あるゲームのキャラクターが、自分より格上だと分かっている相手を打倒しなければならない状況で放ったものです。今の僕の気持ちをよく表していると思います。この心を忘れず、目標を実現してみせます。





安間光一

 こんにちは。最近まぶたが二重になりかけている安間です。僕はもともと一重(奥二重かも)の人間なのですが、なぜか寝不足の状態で起床すると左まぶただけが二重になることが多く、その左右差が気に入らずに一重になるまで目をこすったりして何とかしていました。しかしつい先日、再び寝不足で起きたところ、なんと右まぶただけが二重になっていました。これは人生初の出来事でした。この調子でいけばいつか両方二重のおめめぱっちりで起きてくる日がくるかも

 

 

 まあまぶたが二重になるかどうかはどうでもいいんですが、問題は最近機会が多かったことです。要は寝不足だったということです。その原因は、テストの日程とレポートの期日を重ねるといういじめを受けたからです。これは事故というか人為的に起こされた事件のような気がしますが、5月は他に大事故が2つ僕の身に襲い掛かってきました。

 

 1つ目は、ぎっくり背中です。ゴールデンウィーク最後の日、56日に発症しました。某大学の学内レガッタのアルバイトをしていたときですね。ぎっくり腰は誰でも聞いたことがあると思いますが、ぎっくり背中は初耳の方も多いのではないでしょうか。ぼくが発症したぎっくり背中は、図1に示すように、一般的に腰と呼ばれる部分よりも上の、体をひねるときによく伸びる筋肉の痛みでした。

 

図1

ぎっくり背中の発症部位

 

以前にも冬練のアップでエルゴを引いた際に軽く発症したことはあったのですが、上体を動かすのにいちいち息を止めて腹圧をかけねばならないほどの痛みを感じたのは今回が初めてでした。本当に「ビキーン!!!!!」って感じに強烈な痛みが走りました。

これを発症した原因は、僕の体質的に背中に負荷がかかりやすいらしいということもありますが、直接の原因はエアコン直下、布団もかけずにパンツ一丁で昼寝して筋肉が硬直しきった後にいきなり思いっきり動かしたことです。みなさんもパンツ一丁、エアコン直下での睡眠は控えましょう。僕はあれ以降、暑くても寝るときに決してTシャツを脱がないようにしています。

ぎっくり背中発症後はバイクすらまともにできず、火曜日と水曜日は何も練習ができなかったため風呂に1時間つかり、ストレッチをして接骨院に通いました。それから少しずつリハビリをして、次の週の火曜日にはほとんど痛みは無くなりました。体力は落ちましたが、練習はできるようになりました。

 

 それから1週間後体力が戻ってきた矢先のことでした。艇庫の7,8割の人間が新型コロナウイルスに集団感染しました。これが2つ目の事故です。僕ももれなく発症し、再び筋力が地に落ちました。家で療養中、母が栄養たっぷりのご飯をたくさん食べさせてくれたおかげで意外と体力は無くなっていなかったのが救いではありましたが、エイトでの練習は僕のぎっくり背中あたりから全然できなかったので、再び乗った時はやはり以前ほどうまくいきませんでした。

 

 そして練習再開と同時に襲ってきたのがテストとレポートです。僕が復帰したのが530日だったのですが、31日にまず1つテストがあり、そこから66日、7日にテストが1つずつありました。そして、66日に実験レポートの締め切りがあり、7日に別の授業の期末レポートがありました。これらのやばいところは、7日にあったテスト以外はその1回のテストないしは実験の出来で成績がすべて決まってしまうところです。久々にちゃんとした練習を行って疲れているところにこの仕打ち。あと1日こんな日が続いていたら間違いなく倒れていましたね。

 

 こうして怒涛の厄災ラッシュで5月と6月頭は終わりました。しかし、いいこともありました。それは9日に行われた進水式です。新艇のエイト「燕Ⅲ」が先日届いたのですが、この度ついに水に浮かべました。その時には神社の神主さん?がいらっしゃったのですが、式の最後のほうに「この艇とともに、心を入れ替え、練習に全力で励もう」みたいなニュアンスのことをおっしゃっていました。まるで今の僕たちの状況を知っているかのような発言だと思いました。すぐに燕Ⅲに乗るわけではありませんが、心を入れ替え、全力で練習に励もうと思います。

 

 

 

 そういえば、このブログはちょうど新人たちの自己紹介ブログが出ている途中に出ると思います。僕もちょうど今ブログ更新通知が来て、トップバッター、矢口のブログを拝見しました。非常にやる気に満ち溢れていて素晴らしいですね。100点!僕の自己紹介ブログとは大違いです。他のみんなはどんな内容を書いてくれるんでしょうか。期限を守れない奴はいるんでしょうか(上級生はほとんど守れません)。期待しています。

 

 

おわり 

 こんにちは。テストとレポートで殺されかけた安間です。そのせいでただいま寝不足により頭が痛いです。せっかく苦しみから解放されたと思ったのに。でもそろそろ書かなきゃ次の大会がやってきてしまうので五大学の振り返りをしていきます。1か月以上経っていますが大目に見てください。

 

 

 前回ブログを書いたときには確か新歓のビンゴ大会の直後だったような気がします。試乗会に人が来なくて非常に焦っていた時期ですね。あれから練習はうまくいってたんだっけ?もう記憶にございません。ただ、五大当日の1週間前くらいに浜田あたりが熱出して絶望した気がします。1日で治ってよかったです。そして、もう1つすごく記憶に残っていることがあります。それは、筑波が6:28を出したという情報が回ってきたことです。後から聞いたら、どうやら東工の誰かが6:28を出したという情報を筑波に与えたのが発端だったそうですね。その後、洋輔と筑波のどなたかが話をしたときに洋輔が「今のベストは?」といった旨の質問をし、その人に「6:28だよ」と言われ、その情報を東工で流したようです。その会話の際に洋輔が目に見えて動揺したことにより筑波側は「東工が6:28を出したというのはウソだな」と見抜いたらしいです。つまり、試合当日は、筑波視点では東工は6:28を出せていないとわかっており、東工視点では筑波が6:28を出したことがあると信じ、負ける可能性を強く感じざるを得ない状況でした。要するに、情報戦で大敗北したということです。なにしてくれてんねん。くだらないと感じるかもしれませんが、結構精神的影響は強いものです。もしレースで負けていたら相当イライラしたでしょうね。

 

 

 さて、真面目な話に移りましょう。試合当日は、上記の情報戦を抜きにしても、あまり自信がありませんでした。ぶっちゃけ五分だと思っていました。理由はいろいろありますが、1つ大きな理由として、当日のまあまあな強風があります。僕たちのクルーは非常に風に弱く、練習中も風によって崩れて戻せなくなってしまうことが多々あります。一方、筑波は普段強風の中で練習しているためラフコンに強い。故に、当日ケローしてから不安になりました。

 もう1つ、大きな理由として、クルーの雰囲気で負けているなと感じていたことがあります。僕たちから見た筑波は、みんな仲良くて、練習中も声かけあっていてポジティブで、すごく羨ましいです。まあ筑波の皆さんのブログを拝見していると筑波は筑波で問題を抱えてはいるらしいですが。これが隣の家の芝は青く見えるということなんでしょうか。もしかしたら、筑波から見た僕たちは良い雰囲気なのかな?そうだったら嬉しいな。でも僕が乗艇中にキレて怒鳴ってめちゃくちゃ力任せに漕いだところを見られていたらしいので僕たちの家の芝は茶色く見えているでしょう。最も見られたくないところを見られたものですね。まったく。

 

 レース中は、きつすぎて勝利を諦めようかと思ったりしていました。すみません。でも一切力は抜いていないので許してください。逆風でしんどくて、だんだん筑波が迫ってきた750 m地点あたりは本当に苦しかったです。そして、1000 mあたりで詰められ、こちらも短い距離の間に2回パドルが入ったと思うのですが、そのパドルが終わったときの残り体力は1割くらいでした。再び心に炎が灯ったのは1500 m地点あたりですかね。ラストスパートはすごく気持ちよく船が伸びていましたね。あそこに、長い冬練で追い込んできた成果が表れたような気がします。

 

 

 こうして振り返って改めて、勝てて嬉しかったです。新歓でボロボロになって、自信も喪失して、それでも勝てて本当によかった。当時新歓で来ていた子(今は部員)にめちゃめちゃかっこよくて感動したと言われた時が最高に嬉しかったです。来年、筑波の現2年生が強くなってくるでしょう。その時に、現3年生の僕たちの成長率が彼らよりも低ければ、僕たちは負けます。今年の冬練こそは、エルゴでベストを出して、次の五大には自信満々で臨めるようにしたいです。
図1


来年もこのトロフィーを掲げよう!

と言うためにかっこいいトロフィーの写真を撮ろうとしたんですがどうしても光の反射で僕が映ってしまうんですね。写真って難しいですね。

 

 

 

 

そういえば、今年の五大では前から交流があった人たちだけでなく、外語の一部部員とも仲良くなれました。嬉しいですね。ぜひまた東工大の艇庫に来てね。僕たちが外語の艇庫にお邪魔するのはなかなかハードルが高いから、来てください。よろしくお願いします。

 

 

 

 どうも。新歓に魂を燃やしている安間です。そろそろ燃え尽きそうですがまだまだこれからですね。とりあえず魂を3個くらいストックしておこうと思います。

 

 昨日4/10()にビンゴ大会がありました。ビンゴ大会はボート部のイベントの中で最も集客人数が多く、最も金がかかっているイベントです。そして僕はビンゴ大会のリーダーであり司会者でした。去年も同じ役割を担っていたのですが、本当に慣れないものですね。失敗できないという重圧、部員を統括することの難しさ、そして大人数の前で話す緊張感。実は中学2,3年生のときの文化祭でそれぞれクラス主催の演劇で主役をやったことがあるので、それなりに慣れていると思っていたのですが、思い上がりでしたね。問題なく終わってすごくほっとしています。ちなみに来年の司会は誰が適任なんでしょうか。たまには女マネにやってもらおうかな。

 ビンゴ大会といえば、洋輔と石橋はビンゴ大会で初めてボート部と関わったんでしたね。今年もそういう子がいっぱいいるといいなぁ。

 

 新歓をやって気づいたのですが、現役部員ってみんな本当に偶然でこの部活に入ってるんですよね。川島はいざ知らず、大石、小室、浜田、西、小岩、遊佐、洋輔、石橋、僕あたりはもう新歓のノウハウでどうにかなる入り方をしていません。たまたま来て、雰囲気に惹かれてノリで入る。頑張っていればいつかこんな偶然が巡ってくるということなんでしょうか。

 

 そしてもう一つ気づいたことがあります。それは僕に似た考え方の人が結構多いことです。まあ現在ボート部の新歓に参加している時点で僕と経緯は異なっているのですが、なんか新入生の考え方が手に取るようにわかることが多い気がします。彼らにはぜひボート部に入って欲しいものですね。

 ボート部は正直全員におすすめできる生き方ではないと思っていますが、それでも僕は練習前と練習中以外にボート部に入って後悔したことはありません。生まれ変わってもまたボート部に入るかと聞かれたらいいえと答えるかもしれませんが、この生き方は好きです。

 こういう考えがちゃんと新入生に伝わるように、もっと話術を磨かなければなりませんね。東工大生に厳しい話です。まったく。

 

 最後に、このボート部で生きた2年間の変化を見ようと思います。これを新入生に見せてボート部の素晴らしさを伝えよう👍

 

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こう見るとそこまで変わってないかも??

 

 

 どうも、2年漕手の安間です。最近寒いですね。気温とともに僕のモチベーションまで下がってきている今日この頃です。
 12月はじめに、僕は胃腸炎を患って1週間ろくに運動できなくなっていました。やっとウェイトもエルゴも戻ってきたと思った矢先、今度は12月31日に熱を出しました。同期がみんなインフルエンザだったので僕もそうだったのだと思います。31日は、年末までに懸垂5回、という目標を達成できなかったために艇庫で年を越さなくてはならなかったのですが、それすらできませんでした。当日は、みんな熱出してるから自分も一応計っておくか、と思って熱を測ってみたら38.5度でした。無念。そのインフルエンザにより体重は一時70 kgを割り込むほど体が衰え、復帰した時にはなにもできなくなっていました。それから、体力を戻すために練習しているのですが、疲労がずっと抜けなくて全然うまくいっていません。最近は怪我人もちょこちょこ出てきて、部全体がなんだかどんよりしています。僕もなんだかマイナスの感情ばかり出てきてしまい、「もう十分やったよ。お疲れ様。」なんて言ってくれる心優しい人がいたらそちらに傾いてしまいそうなくらいです。そんな優しい人がいないのでやめることはないでしょうけども。
 今これ以上書いても読者を喜ばせるようなことは書けないと思うので、一旦寝ます。おやすみなさい。




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(↑「絶望」のイメージ画像)








おはようございます。日差しの心地よい朝ですね。上の文で一旦寝ると宣言したのが金曜日で、本日は火曜日になります。どうやら金曜の絶望感は僕だけのものではなかったらしく、協議の結果土日は練習をかなり軽くし、火曜日から本気を出すために休もうということになりました。金曜日の練習は絶望的なものでしたが、ちゃんと休んだことで体もある程度回復し、廃れていた心にもだいぶ余裕ができました。火曜日の朝練は、正直調子が良かったとは言えませんでしたが、心で負けることはなかったためいい練習にできたと思います。この土日の判断は間違っていなかったということでしょう。休むことは勇気が要ることで、この決断もかなり悩んだ末のものでした。しかし、練習をこなすことが目的となって、大会で勝つという大義を見失うより恐ろしいものは無いと思います。体の成長は無くとも、心身を休めることの大切さを学んだ土日でした。

 

 

 

 そういえば、月曜からテストが始まりました。テストがあると考えれば考えるほどスマブラがやめられません。どうしたらいいのでしょう。でも、スマブラはチーム戦なら部の仲を深めるのに役立つと本気で思うので、スマブラはいいことです。ということでスマブラをやり続けたいと思います。

 

 

 何かしら写真を乗っけようと写真フォルダを漁っていたら、成人式の写真が出てきました。地元の成人式、3人としかしゃべれませんでした。本当に寂しかったです。しゃべってくれた人たち、本当にありがとう。また一緒に話してください。なんか友達いないと思われるのも癪なので、最後に中2の時にできた僕のお友達をご紹介して終わりにしようと思います。





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