こんにちは、先日の第52回全日本大学ローイング選手権をもって引退しました。元漕手の濱田です。現在は新しくアルバイトを始め、11月度には8万円は稼げるくらいには働いています。また自動車教習所にも通い、1ヶ月で卒業とローイングには無縁の生活をしています。引退して改めて思うのですが、やはり目標に向かってあることに熱中して生きていくことは非常に充実感があって素晴らしいことだと思います。このような経験はこの先の人生でなかなかあるものではないと思うので、まだ時間が残されている3年生以下の諸君はエルゴタイムといった直近の目標や、五大やインカレといった大きな目標に向かって全力で頑張ってください。
さて今回は引退ブログということで私自身の2年半の端艇部、1年間の漕艇部生活を総括させていただきます。全体を通してやはりこの3年半は仲間や環境に恵まれていたなと思います。自分たちの直近の先輩たちはコロナ禍ということもあり、学年全体の人数が5人以下、漕手に関していうと引退時には2年連続1人とインカレでエイトを出すようなチームにはありえない選手層の薄さでした。それに対し、私たちは紆余曲折ありましたが引退時にはなんとか6人残ることができたのは大会の結果以前に良かったことだと思います。しかし、インカレで決勝に行くような東大、東北大といったようなところはもっと選手層が厚く人数も多いのでこれから新入部員獲得には引き続き全力で取り組み続けてください。
練習面では多くの挫折を味わった気がします。エルゴが伸びてきて調子を上げていこと思った矢先の体調不良や怪我や乗艇うまくいったと思った次の日にはまた前の状態に戻っていた、などキリがありません。3年生時のインカレでは私の人生最大の屈辱とこの先の人生でもきっとそう思っています。それでも最後に1年間は1年生から3年生まで誰1人辞めることなくインカレを迎えたことはここ数年の中ではなかったことだと思うし、特に選手のメンタルケアを怠らなかった主将の小岩はとてもすごいと思います。また経験の浅いなか私たちとエイトに乗ってキャパオーバーするような要求をされたと思いますが、文句一つ言わずに最後のレースまで戦ってくれた川島や後輩の水越塩尻には特に感謝しています。まだまだ現役生活が残っている後輩の2人は半年のエイト生活で得た何かをこれからの対校クルーに還元し、率先してクルーを引っ張ってくれたら嬉しいです。エイトの皆には最後の一ヶ月は腰を壊してしまい、学連TT以降思うような練習を積めなかったことは申し訳なく思っています。
以上で引退ブログとさせていただきます。最後に結果が出ない時でも絶えず支援をしてくださったOBさん、楽しい現役生活にしてくれた先輩同期後輩、本当にありがとうございました。これからは1人のOBとして漕艇部の発展に力を貸せるようにできることをやっていきたいと思いますのでどうかよろしくお願いします。








