東京科学大学 理工学系漕艇部員日記

東京科学大学理工学系漕艇部の漕手、コックス、マネージャー、トレーナー達による日常紹介

東京科学大学理工学系漕艇部での日々を皆様にお届けします

カテゴリ:2022年度入部者 > 小室

 最近、一人暮らしを始め、ついに都民に成り上がりました。また、新しく居酒屋のバイトを始めました。立ち飲み居酒屋なので非常に忙しいですが、時給いいのでとりあえず続けてます。あと、最近はほぼ毎日研究室に行くようになりました。ちょっとずつ研究を進める力がついて来たので割と楽しいです。簡単に言えばγ線のエネルギー見て解析する系の実験してます。あと徒歩で山手線一周しました。あと22歳になりました。
以上、近況報告でした。

 ではここからは、引退ブログなので後輩たちになにか参考にしてもらえるような内容を目指してブログを書かせていただきます。

 私にとって東京科学大学理工学系漕艇部(以下ボート部)は、今までの人生の中で最も私を成長させてくれた場所でした。最初はただ楽しい大学生活を送りたいだけの人間だった私に、何か一つに打ち込む姿をすぐ近くでサポートさせてもらったことで、言葉では言い表せないほどのたくさんのことを学び、最後までサポートすることができたと思います。最後まで近くで努力する姿を見せてくれた同期の皆、後輩たち、ありがとうございました。先輩方も色々と自分にわからないことを教えてくれてありがとうございました。

 私は、ボート部を選んだことには後悔はありません。しかし、色々と後悔の残るボート部生活でした。

 まず、漕手をやめたことです。マネージャーで学んだことも多かったし、おかげさまで学連の人たちにも出会えたことを考えればマネージャーになったこと自体は良かったのですが、問題はその理由です。簡単に言えば思ったよりきつかったのでやめました。最後の一年間の漕手たちは、同期も後輩たちもとても楽しそうでした。みんなで同じ方向を向いて、勝ちにこだわって突き進む。そんな経験をすぐ近くで見ていたとはいえ、実際に体験してる人たちがとても羨ましかったです。あのきつい時期を乗り越えていれば今、みんなと一緒にレースに出て、勝ったり負けたりしていたのかと思うと、続けてれば良かったなと思いました。とか言いつつも、正直自分じゃあのまま続けることができるほどのメンタルを持っていなかったので、最初の新人戦期間や冬練を乗り切ったみんなのことを尊敬しています。今冬練でしんどい思いをしている後輩たち、やる気が出ないから練習に上手く本気を出せない後輩たちには頑張って欲しいです。漕手を続けたまま引退した人で、漕手を続けたことを後悔をしている人は一人もいないと思います。自信を持って続けることを推奨します。

 そして、今年の部としての目標である「インカレA決勝」を達成できなかったことです。最後は勝って泣く同期の顔が見たかった。そんな顔を見ることは叶わず、学連から艇庫に戻ると例年と同じように最終日はみんな艇庫にいて、他の人のレースを見に行っていたようです。学連から戻り艇庫に帰ると、ごめんなという同期。一番悔しいのは自分たちのはずなのに、サポーター陣の思いまで背負って漕いでいてくれたことが伝わりました。こちらこそすみませんでした。
 今まで血の滲むような努力をたくさん見せてくれました。最後の2000TTを見ている時に小岩が「見てる間泣きそうだったんだけど僕だけ?」とか言っていましたが、実はあの時恥ずかしくて言えなかったですが、私も泣きそうだったのでこっそり誰もいないとこに逃げました。その結末がこのような結果で、心が抉られました。後輩たちにこんな思いはしてほしくないです。後輩マネージャーたち、新人戦でクルーマネージャーになった人とかcoxやった人たちは特にわかると思うけど、漕手たちは勝つために考え、努力し、様々な経験を積んでいます。自分の同期たちに少しでも勝って欲しいという思いがあるのなら、それは引退する時にはどうしても勝って欲しいという思いに変わります。なので、自分のように最後になって後悔しないためにも、サポートを頑張ってくれたらありがたいなというのが私の最後の望みです。
 来年は新人コーチとして部に関わることになると思うので、君らの助けになれるような新人を育てたいと思います。大岡山練はほとんど見ます。

 OBOGの皆様、今まで自分たちの活動を支援してくださり、ありがとうございました。おかげさまでいい経験とかけがえのない仲間たちを手にいれることができました。これからも現役の支援をよろしくお願いします。自分もOBとしてその一助になれたらと思います。

 同期仲は割といいのに一度も同期で遊びに行ったりしたことないでお馴染みの僕らですが、ついに引退旅行に行く計画を川島により発案されました。引退してから一度も川島の姿を見ていないので、彼が何をしているのか全くわかりません。とても楽しみです。

これからも現役のみんなは活動頑張ってください。陰ながらというよりあと1年弱は結構ガッツリ応援します。
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こんにちは、小室です
インカレまで今日であと10日になりました
引退まではあと15日
入部してから今日までは1223日らしいです
1223/1238〜約98.8%のボート部生活を終えました

いわゆる引退ブログを書くつもりが、引退ブログは引退後に書くことになるらしいです
お楽しみに(?)
今回のお題はインカレに向けた意気込みです

最後のインカレということですが、今まで経験した過去3回のインカレとは思いが全く違うので、実質最初のインカレです。
意味が分からない人は反省してください

選手達の努力は結構近くで見てきました
自分が見てきた努力から考えれば、後悔のないインカレを迎えることができると思っています

うちの同期には、実はプレッシャーに弱いっていう人が意外といるんですよね
K岩とかこいWとかこIわとか
1年生の頃のインカレでのガチガチに固まったK君の顔を覚えています
多分他にもいます
同期以外も

そのプレッシャーに打ち勝てる程の努力はしてきたと思うので、インカレでは自分達の努力を信じてほしいなと思います

自分についての意気込みは特に今のところないんですよね正直
勝ってくれれば何でもいいです
他に後悔はないです

これは部に絞った意気込みの話です

自分は学連にも入っているのでそちら方面でも意気込みを言わせていただきます

僕にとって学連は大事な存在です
そんな人たちの力になりたくて高い頻度で学連に行ってました
実は院試の関係で最近あまりインカレ前作業に行けていなかったので、最後の最後であまり貢献できていないという後悔が今のところあります

大きいことを言える立場ではないので、自分なりに出せる全力を尽くしたいと思います
後悔なく終わるというのが目標になりますかね

というわけで残りの短い期間、後悔のないようにみんなで頑張りましょう
今まで関わってくださった皆様、ありがとうございました
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こんにちは、小室です

久しぶりのブログになってしまいごめんなさい

最後の全日本選手権が終わりました
去年は終わった直後に色々な方への謝辞を書いた記憶があります
運営陣の皆様、ありがとうございました!
選手の皆さん、お疲れ様でした!

めちゃめちゃ楽しかった

それは、五大や学連で出会った色んな友達が出るレースや部のエイトのレースなどの色んな姿を見たり、運営陣の色んな人達と関わって思ったことです

正直、3年間で関わってきた人達も自分の部のことのように応援してました
負けたら悔しかったし、勝ったら超嬉しかった

もちろん今までも応援してたけど、自分達じゃない人の事もこんなに応援してたのは今回の大会が初めてだし、自分達のこともこんなに応援してたのは初めてでした
最上級生になった分、頑張る姿をより長く見ていたからだと思います
普通にそりゃ報われてほしくなりますね

そんな皆が出る全日本級の大会は、次はインカレです
しかもあと3ヶ月
早いねー3年半

全ての人がいい結果を残すことは理論上無理なことはもちろん理解していますが、最後は納得のいく終わり方をしてほしいし、したいですね

インカレの最終レースで無駄に長い名前がコールされるの、楽しみにしてます
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こんにちは、小室です
提出期限を大きく過ぎ、ようやく書く気が起きましたゴメンネイザワ
今回は抱負ブログということで、2025の抱負について書かせていただきます

-------------キリトリセン--------------

まず、自分の部での役職について説明させていただくと、「マネ長」「レク係」「学連」の3つです。
それぞれで抱負を述べていこうと思います。

①マネ長
この役職は、一昨年はゆきね先輩、去年は🦀さんがついていた役職で「女マネ長」と呼ばれていた部分なんですが、弊代には女マネがいないということで、「女」が取れてマネ長になりました。
マネチーフとか、飯炊き隊長とか、色々呼び方には諸説あるんですが、一番言いやすいマネ長ってとりあえず言ってます。

さて、抱負なんですが、学年幹事会でも言った通り、自分が引退したあとも後輩を何も困らない状態にするというのが自分が引退するまでの目標です。
上の代が全員引退して、自分たちが1番上の代になるのかと思うと、少し不安だったのですが、いざ最高代になってみると、何ひとつ困ることがなかったんですよ
これなんでかなーって考えてみたら、ゆきね先輩や森はる先輩、蟹田さんから色々教えてもらってて、その中で自分でも学びがあってこそのことだったと気づきました
もう今では艇庫のキッチンを司る存在に成長しました。ありがとうございました
そんな感じで、自分が引退しても大丈夫なように、色々教えていくのが自分の目標です

元々、目指せゆきね先輩ぐらいすごい人間を目標に掲げてマネージャーをしていたんですが、去年1年間、蟹田さんの女マネ長を見てきて、尊敬される人間にも色んな形があるんだなーと気付かされました
2人とも尊敬してます(他の先輩方も)
なので、無理に立派な人間になろうとせずに自分は自分らしく気楽にがんばりまーす

②レク係
マネ長はずっとやってきたことをこれからも頑張る、という話だったんですが、このレク係は全くもって新しい試みです
小岩に任命されました

包み隠さず言えば、去年1年間部の雰囲気が凄まじく悪かったです。
先輩後輩の仲も悪く、喧嘩の絶えない毎日。
はっきり言って地獄です。
ちょっと誇張しました
まあ雰囲気悪かったのは事実なんですが、それは大体冬練ぐらいから始まった話です。
冬練期間、大きな大会もなければ、乗艇練習も減るので、漕手からしたらモチベーションを保つのが難しいんでしょう。
その中で生まれた小さな不満や不和が溜まりに溜まって雰囲気が悪くなっていくんですねー

そんなことはもう二度と繰り返すまい!ということで任命されたのがレク係ですたぶん
定期的にレクを開催することで、みんなのモチベーションを保つ、というのが目的になります
特にこの冬練期間中は力を入れています
先月もチーム対抗利きプロテイン対決とかやりました

んで、抱負なんですが、まあこの係が設立されたというところにほとんど全てが詰まってるというかなんというか
具体的な方が良いですよねそれっぽいし
「喧嘩撲滅」でいきます
レク以外でも部内の不和を無くせたらいいなー
同期とも後輩とも仲良いまま引退したいですね

③学連
部のブログに学連の抱負を書くというのもおかしな話ですよね
ちゃんと学連でどう頑張っていきたいかみたいな抱負はあるんですけど、部のブログだし控えておきます
ここでは、学連に行くことで部にもたらす良い影響という面で抱負を考えます

弊部は五大学同士以外との関わりがほとんど、いや全くありません
ということで、何か繋がりがあった方がいいよねということで学連に行くことになりました
そこから抱負を考えると、もっと部と他大ボート部の関わりを増やしたいということにします
こんだけ近くにボート部が集まってるのにあんまり関わらないのは勿体なさすぎますよね
だから、部に他大の事情を持ち帰る、他大に部のことを認知させるということをこれからもつづけていきます
他にも、他大との合同練習とか出来たらいいなとか考えたり
戸田で科学大ボート部が浮かないようにしようと思います
今のところ自分が引退したらもうその繋がりが無くなってしまうという状況なので、いるうちにちゃんと繋がりを残したいです

以上
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こんにちは、小室です。

先日、第102回全日本ローイング選手権の運営のお手伝いをさせていただきました。

選手の皆様、関係者各位、本当にお疲れ様でした。

初めて海の森での大会のお手伝いをさせていただいたのですが、1つの大会を運営するのにどれほどの人、時間、労力がかかっているのかを痛感したので、その事についてブログを書こうと思います。
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-------------キリトリセン--------------

まず、「大会運営」と言われると、ぶっちゃけ何をしてるのかよく分からないと思います。
タイム計測、ボートホルダーなどはパッとわかりやすいですが、実際はそれだけではなく、色んな仕事がありました。
ほんとに色んな方面から大会は支えられていて、ただのお手伝いの僕からは見えなかった部分も多いと思います。
でも、自分が見ただけでも色んな人が、色んな方面で、関わっていました。
分かるだけでも(敬称略)、JARA、学連、施設委員会、海の森管理事務所、NHK、ボランティアなどなど…
しかも、学連の幹部の人達はゴールデンウィークから動いてたんだとか…
て考えるとJARAとかいつから動いてたんだ…って思っちゃいます
恐ろしいです。

選手ではない僕が言うのはちょっとおかしいのかもしれませんが、この期間を通して、ボート競技というのは、選手だけでなく、関わっている全ての人間で成り立っているものであり、その全てがボート競技であると感じました。
色んな人達の実際の活躍を見て、そう思いました。
そして、関わる全ての人達の熱意は、選手にも劣らないものを感じました。

実名はふせますが、ある審判の方とお話した内容を書きますと、

自分:普段は何をされてるんですか?
相手:もちろん会社で働いてますよ。今日は有休を取って働きに来ました笑
自分:実質休んでないじゃないですか笑 失礼かもしれませんがなぜそこまでして運営してくださってるんですか?
相手:やっぱボートが好きだからかな笑 こうやって関われるだけで嬉しくて
心の中の自分:えぐ!すご!かっこよすぎる!

審判さん達には給料が発生するわけではありません。
完全にボランティア精神とボート競技に対する熱意だけで大会運営に来てくださってます。
自分は感動しました。

また、ボランティアの人達も普段からボートに関わっている人という訳ではない方々が多いらしく、ボートについて興味深々で、頑張る選手や運営の人達を見て、またボランティアに来たいと言っている人もいました。

学連の人達の熱意はもうすでに今までの大会運営を通して見てきましたが、他の運営陣との連携も多かった今回の大会では、他の方々の熱意もひしひしと感じました。

なんかほかの人達の頑張りをこんなに見ちゃうと自分も頑張れちゃいますよね

選手の頑張りもちゃんと見てますよ

-------------キリトリセン--------------

はいーというわけで今このブログは全日本の大会運営が終わった次の日の朝の大学への行きの電車で書いてるんですけど、普通に達成感と感動で衝動的に殴り書きみたいな感じで書いちゃいました
色んな人にボートに関わってる人は目に見えてる人達だけじゃないし、その熱意は選手にも負けてないってことを伝えたかったです。
自分が他人の頑張りを見ると頑張れる人間なこともあるので、運営陣の頑張りを伝えることで選手たちの力にもなれたら幸いです。

ふらふら特に目標もなくマネージャーをやって来た自分にも、ついに目標が見つかった気がします。
これからも頑張ります。
もうすぐ大学着きそう。
おつかれぃ!!
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