東京科学大学 理工学系漕艇部員日記

東京科学大学理工学系漕艇部の漕手、コックス、マネージャー、トレーナー達による日常紹介

東京科学大学理工学系漕艇部での日々を皆様にお届けします

カテゴリ:2022年度入部者 > 川島

今年度主務を務めさせていただく川島です。新体制に入りもう2か月以上経っていますが、決意表明をします。
今更になってしまいました。ごめんなさい、、ちょっとその前に、左腕が痛いです。
9月末に部活動中に左腕前腕を骨折しました。
初対面の人と会うと必ず言われます初対面の人「え、骨折してるの!?大丈夫??」
僕「部活中に骨折してしまいました、、泣」
初対面の人「部活何やってるの?」
僕「実はボート部なんです」
初対面の人が(細い)僕の腕を触る
僕「実は、僕選手じゃなくてマネージャーなんです」
初対面の人「え、じゃあ骨折は?」
僕「えーっと、、、」活動中といって、骨折の本当の原因が川でコケたことを隠しています。
まあでも会話のネタになるので、骨折してよかったです。
干潮の時の川辺は本当によく滑るので気を付けてください。さて決意表明に戻ります。
東京工業大学端艇部の部としての目標は「インカレA決勝」
ならばマネージャーとしての目標は「インカレA決勝に行かせること」ことだと思っています。
雑務はもちろんやりますが、マネージャーにもちょっとは勝利に貢献させてください。
マネージャーという客観的に部活を見れるポジションを活かして部の結果に貢献してみたいです。
しかし新しいことをどんどん取り入れていきたいですが、一人でできることには限りがあります。
みなさんの力を貸してください。お願いします。インカレA決勝という目標を達成するためには、現状を把握して目標と現状の差をいかにして埋めていくかを考えていくことに尽きると思っています。
吉野さんのブログでも紹介してくれたスプシで、目標と現状の差がわかるように工夫してみました。
でもやっとスタートラインに立てた段階だと思っています。
ここからは現状と目標のギャップをいかに減らすかを考えていく段階に入ります。練習の課題、漕法の課題、艇庫生活の課題、栄養の課題、、、と一つ一つ課題を解決していって現状と目標の差を埋めていきましょう。最後まで読んでくれてありがとうございます。高橋さんがみんなの過去について知っていきたいとのことなので、自分も過去の写真を成仏したいと思います。
写真1:浜田(2年漕手)のロック画面
写真2:ブス画像2
写真3:ブスすぎたので、かわいいver
(全部自分です

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主務兼COXの2年、川島元希です。

普段主務をしている自分が、全日本新人では最初で最後(?)の大会に出場しました。COXとしての振り返りはまた後ですることにして今回は全日本新人の舵手付きフォアOKAZAKIについての振り返りをしたいと思います。
 

まずは戦績から。

OKAZAKIは準決勝敗退という結果になりました。 東工大は全クルー最終日進出を決めることができてよかったです。 OKAZAKIのクルーは、1年生がメインのクルーでありながら最終日に残ることができたことに自信を持つことができました。また、今後どこまで伸ばさないと行けないのかも明確になった大事な大会となりました。
 

このような結果になった練習と大会本番についてそれぞれ振り返っていきたいと思います。
 

まずは練習から。

東日本新人はエイトで出漕したので、付きフォアとしての練習期間は2週間。それにもかかわらず、充実した練習ができ、素人目から見ても、クルー編成直後の漕ぎと全日本新人直前の漕ぎの差は歴然でした。

新人クルーに毎日ついて指導してくれた新人コーチやビデオを見てアドバイスをくれた先輩クルーの言葉を個人個人が意識して改善していった結果だと思います。

これからもハンズやシートの合わせや、フィニッシュを押し切ること、前を向くこと、フェザーをしっかりすることなど、個人個人の悪い癖を意識し続けて直していってほしいなと思います。

あと練習以外の部分もちょっとずつですけど成長していったのがよかったですね。ケローの時間を守るとか、飯をしっかり食べるとかそういうところが日に日によくなっていきました。これからも、こういう当たり前のことがきちんとできるチームになっていきたいですね。

毎日伴チャして指導してくれた新人コーチの皆さんや、対抗フォアのコックスでありながら夜遅くまでコックスのことについて教えてくれた水谷君はじめ支援してくれた方々にはこの場を借りて感謝したいです。ありがとうございました。
 

次に大会本番の振り返りについて。

1日目は一年生が東工大クルーのみで編成されたクルーで初の2000mレース。そして自分が初の大会出漕ということで、無事に試合を終えられるかが心配でしたが、結果としては大阪公立Bに勝つという目標でしっかり勝ち切り、他大と戦えるという自信につながりました。

2日目は予選通過タイムがOKAZAKIと0.18秒差の金沢大学に勝つことが準決勝へ進む条件でした。

大会前は僕含めクルー全員が緊張していましたが、レース前のアップからいつも合わないシートがしっかりあって、石橋君は勝ちを確信していたようです。こういう「勝てるイメージを持つ」って大事ですよね。

レースが始まるとアップ通りスタートからバチッと合い、スタートから金沢大学にリードすることができました。その後も理想的なレートを保ち、個人個人も普段言われてきたことを意識して、緊張も相まって、今までで一番きれいな漕ぎだったように思います。

結果スタートで出た差を保ち、金沢大学に勝利。

やっぱり勝負に勝つって気持ち良いですね。

そして3日目。格上相手に前半ついていき、相手が落ちてきたら刺す作戦でしたが、なかなかついていくことができず、準決勝敗退となりました。

気持ちで負けていたこと、雨で寒さ対策不足、個人個人がバラバラになってしまったことなど課題が残る結果でした。

振り返ってみましたが、次につながる大会となってよかったと思います。僕のコックス人生は無事終わりましたが、他のみんなはこれから長いようで短い冬練に入ります。頑張ってほしいですね。

僕も「勝たせる」主務として、本気で頑張りますよ。主務としてのブログは今度書きます。
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こんにちは、川島ことモニです。

6月末で今まで店長をやらせていただいていた知るカフェがひとまず落ち着いたので、知るカフェで学んだことについてこの場を借りて書きとどめておこうと思います。
我ながら今までにこんなに考えて行動したことはないくらい頑張った経験となりました。
頑張りすぎたせいで、先日行われた学内レガッタの仕事の大部分を伊澤に任せることになってしまい、伊澤君には申し訳ないと思っております。
でも、ボート部員の協力もあり、知るカフェは全国ワーストの店舗から、全国一の店舗になることができました。この場を借りて感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
この結果は我ながら予想以上に努力が実った結果だったので、この場を借りて、何故うまく行ったのか分析してみたいと思います。
抽象度を上げればボート部にも十分応用可能なことも多くあると思うので。
一回店舗をV字回復しただけで驕り高ぶっている部分も散見されるかと思われますが、自分でもこの成果をあげたのは我ながら偉いと思っているので、今回ばかりはお許しください。

東工大店がV字回復した原因を分析してみた結果9つ思い立ったのでそれぞれについて徒然なるままに書いていこうと思います。
①みんなが本気で”わくわくする”目標
正直これが一番大事だった。知るカフェでは最初は優勝なんてできると思っていなかったから「学生の内にV字回復ってかっこよくない?」っていうのが目標(?)だった。しかし優勝が見えてきたら目標は「全国優勝」になった。大事なのは定性的な目標なのか定量的な目標なのかということではなく、チームみんながこの目標のためならなんだってできるということを基準にした。
またもう一つ大事だったのは目標の実現可能感。実現可能性というか、チームみんなの「ちょっとむずいけど、ガチで頑張れば何とか達成できる感」が超大事だった。達成できなさそうだとチームメンバーが思い始めれば負けムードが漂いだすから、その時は大きな施策でも何でもして軌道修正をかけることができたのが、東工大店全体で目標を諦めないムードを作り出すことができた。

②個人個人の強み弱みを考え、タスクを分担する(この時裁量権と責任も同時に渡す)
これは、チームが大きくなってくるとリーダーだけではチームをまとめきれないので、小チームのリーダーをまとめてチームはそのリーダーにまとめてもらうことで、10人強のチームをまとめ
た。コミットメントを増やすことでエンゲージメント上昇を狙った。この時その人の「したいこと、できること、すべきと思うこと」の3条件が重なるタスクを振ることによってやる気がぶち上がることが多かった気がする。タスクを振ったらその進捗状況をフォローすることも忘れずにするよう意識した。人間は基本的に信用してはいけないことを学んだ。一回言って全てやってくれる人なんてむしろレアだった。


③早くて正確な(定量的な)FB
目標とチームが決まれば、あとは現状分析して、目標とのギャップを埋める作業でしかなカッタ。現状を正確に把握することは、自分たちの努力が結果として現れて来たらそれが自己効力感に繋がりモチベになった。もし結果として現れなければ、それは努力の方向が間違っているのではないかと示唆を与えることにもなった。

④課題の明確化
努力の方向をできるだけ間違えないためには、この課題の明確化が重要だった。一見良さそうに見える解決策も今の課題を正確に捉えて打った解決策ではなければ結果として現れてこなかった。
例えば認知が足りないのか認知はされているがサービス利用へのハードルが高いのかを間違えると全く結果に現れなかった。
また、課題を解像度高くすることも大事だった。来店数が少ないという課題ではなく、滝プラザに学生を取られているという具体度が高く、結果が出る課題となった。

⑤ワクワクする解決策にするために、新しいことに寛大である(頭を使う)
課題を明確にしたら、その課題を解決するためなら、なんでも新しいことも取り入れた。(古い慣習にとらわれることなく、今の課題を解決するために頭を使い出したら、自然と新しいことをやっていたという方が正しいかもしれない。)僕が生粋の飽き性だったからかもしれないが、新学期になって4月はやる気あったのに、7月になってくるとやる気がなくなっていくタイプだった。だから逆に新しいことをどんどん取り入れて行くと、とにかく楽しくなっていった。これやってみるとどうかな?とか、新しくやってみたこと結果として現れてくるかな?とか毎日がワクワクし出した。

⑥課題を解決する解決策をセンスよくするために徹底的な情報収集
0から1にするのはかなり労力を使う。歴史から学ぶのもよし、過去のチームや今の他のチームもそれぞれ何かしら考えてチーム運営をしている。頭は1つより多ければ多い方が良いに決まっている。最初は他のチームのものを参考にして自分風にアレンジするのが一番労力少なくセンス良い解決策になる。

⑦知るカフェで解決策を考える上で意識したことは輪をいかに広げていくか
チームは大きすぎるとまとめるのが難しくなるが、仲間は多い越したことはないと考えた。だから、まずは仲間から、次はチーム外にも仲間を増やしていくことを意識した方がうまく行った。
知るカフェでは、まず東工大店のみんなに同じ目標を目指す仲間になってもらい、今度は周りの飲食店とコラボして輪を広げ、その次は大学のエンカレッジという団体や研究室とコラボしてみたいな感じで輪を広げていった。すると、どんどん協力してくれる人が増えていき、優勝に直結した。

⑧褒める制度
⑤〜⑦までの解決策をやれば流石に結果が出てきた。そうした時に大事だったのが、賞賛し合う文化だった。頑張っても評価してもらえなければやる気を失うと思う。しっかり頑張った分は賞賛されることがチーム全体のモチベにつながった。

⑨逆算思考で100%目標を達成する
こうして、目標と現状を埋める作業を逆算的に考えていくと確実に目標を達成できるようになり目標を達成できるのではないかムードが漂い出した。


このようにして、結果的に知るカフェでは全国優勝を果たすことができました。今までは知るカフェでボート部へのコミットが少なく迷惑をかけることも多かったので、これからは知るカフェで学んだことをボート部で還元していきたいと思います。
ここまで鼻に付く文章を読んでくれた方もしいたらありがとうございました。

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知るカフェに精を出す川島
 

どうも、2年マネージャーのモニです。一歳の頃からのあだ名で親や先生からもモニと呼ばれてきました。モニ歴19年です✌️。僕のことを「モニ」ではなく「川島」で呼ぶの唯一のコミュニティ、それが東工大ボート部です。悲しいです😢
早速本題に移ります。

①なぜボート部に入ったか
それは、新歓に行きまくった結果、ボート部が1番だったからです。
大学4年間の生活に大きく関わる部活選び。少しでも納得いくものにするため、少しでも興味のあるものには全て参加しました。しかも、新歓に行けば普段できないことも経験できます。先輩は基本奢ってくれてご飯代が浮きます。新歓期は何に入るか頭を抱えること除いて最高でした。
また、話は飛んで僕は中高とバスケ部でした。162cmというアイデンティティを保持している僕にとってはとても向いているとは言い難いスポーツで、チームにレギュラーメンバーとして貢献することが難しい経験をしていました。大学ではもっとチームに貢献できるスポーツをしたいと思い、自分に向いているかどうかという軸で部活を決めようと思っていました。
僕が部活に求めていた軸のもう一つは"人"でした。東工大に入り、少々変わった方が多く、うまくやっていけるかどうか不安に思っていました。だから気が合う雰囲気かどうかも大事にしていた観点でした。
その結果、ボート部が1番だったのです。
COXというポジションを知った僕は、COXなら他の人よりも向いている自信がありました。(まあ結局は他団体の関係からCOXになることを断念しMGとして部で骨を埋めることになるのですが)
そして人の観点でも、良い意味で「東工大生」っぽくなく、部員みんなが目標に向かって頑張っているボート部に惹かれました。

②なぜ今もボートを続けているのか
それは、僕の野望を叶えるためです。
自分は中学校の頃から、体育祭や合唱コンクールが大好きな暑苦しいやつでした。組織で野望をもって目標に向かって頑張ることに惹かれる特長を持っています。
だから、究極の団体競技であるボート部で組織として目標に向かって頑張るという経験がしたいと思っています。(ボート部のブログでこれを書くのも気が引けるのですが、)今は他に熱中することがあり、ボート部に貢献できているとは言えませんが、9月からは本腰を入れて日本一を目指すボート部に少しでも貢献したいと思っています。だから、ボート部をやめられないでいます。

③ボート部で成し遂げたいことは何か
上記の通り、国公立日本一への貢献です。
②で書いた通り、僕は団体で目標に向かって団結することに魅力を感じる性です。なので、この究極の団体競技で日本一を目指してみたいです。
そのために自分には何ができるかを考えてみると、MGという選手よりは客観的に組織を見れる立場を活かし散在するボート部の課題を解決することに努めることと、カフェ経営で学んだ組織論的な経験をボート部に還元することかなと思っています。そんなこんなで日本一を目指す東工大ボート部の少しでも力になれればと思っています。

なんか、いざ振り返って書いてみると、思ったより真面目になってしまいました。
東大を国語ができなくてあきらめた僕の超拙い文章を読み切れた方は果たしているのでしょうか。読みきれた方も読みきれなかった方もこのブログにお立ち寄りいただきありがとうございました。
自分についてこんな振り返ることないからいい機会になりますね、伊澤君。多謝です。僕も君のように部活に貢献できるMGになれるように頑張りたいと思います。

次回は現在姿をくらましている大城君です。大丈夫でしょうか。
大城〜、どこ行っちゃったんだよ〜泣


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 ※学生団体K◯NGでの活動に精を出す川島です。ボート部での活躍も乞うご期待!

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