東京工業大学 端艇部員日記

東京工業大学端艇部の漕手、コックス、マネージャー、トレーナー達による日常紹介

東京工業大学端艇部での日々を皆様にお届けします

カテゴリ:2022年度入部者 > 大石

こんにちは。新4年漕手の大石です。あれ、新3年じゃないの?って思った方もいると思います。残念。僕は同期とは違ってとても優秀で、早期卒業を見据えて研究室に仮配属されているので新4年です。高橋さんと今の1個上の代は同期なのでもう敬語はいらないですかね。冗談はさておき今回はお花見レガッタの振り返りをしていきたいと思います。

 

今回のお花見レガッタは、長くもあり短くもあった冬練を終えた今年初の大会でした。準備期間は体調不良や合同練習等で乗艇を充分に行えず、1000mレースで重要な大会ではないとはいえ、普段よりも短期間で完成させる必要がありました。普段と異なるのはそれだけではありませんでした。五大学レガッタの前の試験的な出漕ということもあり、今まで行ってきた水中の動きや体格差、出力差を考慮した独自のリギングから、合同練習で教えてもらったリギングに変えて練習をしました。さらに、今回の大会は新歓において重要なビラ配りを行う期間が大会の前日にかけて3日間あり、部員の少なさからほとんどの漕手はすべての日程で参加し、疲労の残る中で大会に臨まなければなりませんでした。万全とは言えない準備期間でしたが、悪いことばかりではありませんでした。これまでと比べると今期間の練習での成長は毎回感じられるほど確実なものだったと思います。冬練では成果を強く感じられる瞬間はなかったけれど着実に成長していると思える期間でした。

 

レース当日の1日目の予選は東大_A、慶應大_B、仙台大_B、中央大と強豪クルーもいれば手の届くクルーもいて、お花見レガッタらしい並びでした。スタートが重要な1000mレースということもありハイピッチの本数を普段よりも10本多く設定したのですが、初めの6本で離され追いかける形になりました。今回はスタートの練習が不十分だったとはいえ、これは東工大の課題です。逆風と横風がランダムに吹く中、コンスタントでは大きく崩すことはなかったものの常に揺れているような感覚があり、出力を上げるときにもなかなか安定しませんでした。しかし、目標の一つとしていたレートの維持に関しては十分にできたと思います。その代わりに次のレースでは一枚で確実に押すことを目標としました。そしてラストスパートをかけるも前の艇には大きく離されており追い付かず4着という結果になりました。漕ぎの感覚に対して想像よりもタイムがでていたため決勝ではもっとタイムが出るはずと希望のあるレースでした。

 

そして2日目の決勝Bは東北大、立教大、慶應大_B、慶應大_Cとの対戦となりました。スタートは相変わらず数本で離されました。コンスタントは必死だったので正直あまり覚えていません。ただ、ラストではかなり疲れ切ってレートが上がらなかったような気がします。

 

全体を通して、今回はまずスタートに大きな課題があったと思います。これは今までも同じようにあった課題であり最近外部コーチよりアドバイスを頂いたため、五大学レガッタでは今よりも大きく成長した漕ぎができると思います。個人的には揺れのない快適な艇でこぎたいので微動だにしないバランスの艇を目指していきたいと思います。まあこんなところで振り返りを終わろうとします。




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こんにちは。2年漕手の大石です。とうとうインカレ本番となりました。この大会で4年生は引退となり、正真正銘最後となります。今までの練習の成果を存分に発揮して最終日進出を目指したいと思います。東工大からは男子エイト一艇の出漕となります。では一人ずつクルーの紹介をしたいと思います。

S 吉野(3年 材料系)
東工大の技術面を一手に引き受ける吉野先輩。毎日の乗艇ビデオの研究とボートへの情熱から艇を前に進めてくれます。
7 小岩(2年 材料系)
東工大の筋肉番長小岩。2年漕手唯一の経験者として皆を引っ張っていく強力な漕ぎを見せてくれます。搭載した有り余る筋肉にも注目です。
6 濱田 (2年 応用化学系)
東工大のエルゴ番長濱田。彼のエルゴを漕ぐ姿は見る者を圧倒します。その実力は乗艇でもいかんなく発揮され東工大の艇をフルパワーで進めてくれます
5 石羽 (2年 電気電子系)
東工大一のストイック石羽。185cmの体格から繰り出されるスケールの大きい漕ぎとボートへの飽くなき探求心が東工大を勝利に導きます。
4 大石 (2年 地球惑星科学系)
この記事を書いている大石です。インカレ当日は厳しいレースとなることが予想されますが、限界を超えて勝利を手にします。
3 秋元 (3年 材料系)
東工大のメンタル強者秋元先輩。彼はとにかくぶれないメンタリティを持っておりそのぶれない漕ぎを乗艇でも発揮し2000m漕ぎきることに期待です。
2 高橋 (4年 応用化学系)
ボート部主将高橋先輩。一癖も二癖もあるクルーたちをまとめ上げる東工大ボート部の大黒柱です。4年生として出るインカレなので後輩たちの手本となる力強い漕ぎで艇を進めます。
B 安間 (2年 材料系)
気迫の漕ぎ安間。普段はマスコット的な雰囲気を醸し出す安間ですが乗艇となると豹変します。やる気に満ち溢れた大胆な漕ぎで前へ前へと艇を押し進めてくれます。
C 廣瀬 (3年 応用化学系)
情熱型COX廣瀬先輩。周りの艇を圧倒するような情熱あふれる声と優れた状況判断力から出されるコマンドで漕手たちをまとめ上げます。

以上のクルーでインカレ本番に挑みます。エイトで出場してくる大学はやはり強豪校が多いなといった印象ですが、しっかりとくらいついていきたいと思います。最後になりますが、日頃から多大なる支援をしてくださっているOBの皆様や飯炊きやビデオ撮影でサポートをしてくれているマネージャーには感謝してもしきれません。今回のインカレでは、少しでも恩返しとなるような漕ぎを見せたいと思います。
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2年漕手の大石です。

現在このブログの提出締め切りの2時間前にスペイン語のレポートが終わった勢いで書いています。今回の理工系レガッタではシングル、フォアが優勝したということでうれしい反面、出漕する種目すべてで優勝するという目標が達成できなかったということ残念さもあった大会でした。

 

それでは種目ごとに振り返っていきたいと思います。シングルでは、小岩が医科歯科の谷内さんに勝ち優勝するという結果になり、これはとてもすごいことで小岩にとっても自信がつくようなレースになったのではないかと思います。吉野先輩はレース前ずっとリギングが合わないと嘆いており、挙句の果てには直前になってオールをコンプからスキニーに変えるなどしていたため大丈夫かと陰ながら心配していましたが、本番では不調を感じさせない漕ぎをしていてさすがだなと思いました。また、西は経験が少ないにもかかわらず予選を突破できたというのは日頃から練習をかんばっている成果かなと感じました。全体的に見ても決勝に進出した5人中4人が東京科学大関係者という、もはや学内レガッタの様相を呈していたレースを見て、すごい光景だったなと思いました。

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西のケロー

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賞状を獲得した小岩くん(左)と吉野さん(右)

 

ダブルは、高橋先輩と秋元先輩という全日本選手権のpyriteのクルーメンバーから結成されたダブルで漕ぎのイメージが最も合っていたクルーなのではないかと思います。予選は一位で通過していたのでこのまま優勝できるのではないかと思っていましたが、そううまくはいかず優勝は逃してしまいました。高橋先輩は主将ということもありモチベーションが下がってしまうのではないかと心配していたのですが、大会が終わった後から「オフ中にも練習するわ」という頼もしい言葉が聞けたので、これからも頑張ってほしいなと思います。また、秋元先輩も僕がこの前新しいマットレスを搬入しに艇庫に帰った際にergoを引いていたので、モチベーションは高く保てていると思います。これからエイトのクルーとして頑張ってほしいです。

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レース後の秋元さん(左)と高橋さん(右) 

 

フォアは、大石、石羽、濱田、安間という2年生クルーでの出漕となりました。このクルーが最も波乱万丈だったのではないかと思います。全日本選手権にもAlbusで出漕する予定だったのですが、クルーの体重が重すぎていまだかつてないくらいAlbusが沈むという現象が起き、まともに漕ぐことができないという事態になってしまいました。その結果私が肩を痛めたため全日本の出漕を見送り、理工系はどうなるかといった状況だったのですが運よく東京海上さんからMarinetigerというフォアを借りることができ、どうにか本番に間に合わせることができました。レースのスタート時にもラダーがウォーターマンの船のなわにひっかかるというアクシデントもありその時には終わったと思いましたが、終わってみれば2位に15秒以上差をつける圧勝に終わりました。この経験をもとに2年生の太っている奴らは食事管理をしようと思い、連日自分が食べた米の量をLINEで報告しあっています。なので、次の大会には素晴らしい体形で臨めるのではないか思います。

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優勝を飾った付きフォアクルー
(左から安間、大石、石羽、濱田、水谷) 

 

振り返ってみれば駆け抜けるようなスピードで過ぎていった理工系レガッタでしたが、次の大会に向けていい経験になったのではないかと思います。今後とも応援よろしくお願いします。

こんにちは、年漕手の大石一路です。東工大のエルゴ 100mtt 対校という栄誉ある?称号 を濱田からはいただきました。2000tt でも対校になれるように精進していきたいと思いま す。今回は 1、なぜボート部に入ったのか 2、なぜ今もボート部で活動しているのか 3、今 後の目標の つのついて書いていきたいと思います。
 

1、 なぜボート部に入ったのか もともと僕は運動系の部活に入る気持ちは微塵もなくて、高校でクラシックギター部であ ったこともあり某軽音サークルに入ろうとしていました。健康診断のビラ配りでビラをも らった時には自分の中ではもうほぼ軽音サークルに入ることは決まっておりボート部の試 乗会には友達に誘われたからという理由で行きました。この時に、先輩たちの雰囲気が良く ボートを漕ぐのも気持ちよかったので候補の一つとしてボート部が入りました。ここで自 分の特性であるめんどくさがりが発動してしまい、ほかの部活の新歓に行くのをめんどく さがり軽音とボート部の 択に絞られます。でもまだ軽音が優勢です。しかし、軽音は新歓 の数が少なくて雰囲気を見に行くことができず、雰囲気のわからないサークルに入るのは さすがにリスキーだなと思い気持ちがボート部へと流れていきました。そしてボート部へ の入部を決めることになりました。

2、 なぜ今もボート部で活動を続けているのか ボート部の練習はきついことが多く、大学から運動を始めた私にとっては毎練習が今日で ボート部をやめてやると思うくらい厳しいものでしたがそんな中でもボート部を続けられ ている理由は同じ苦しみを分かち合うやつらがいるということがあると思います。自分だ けがつらいわけでなく他の奴らも同じくらい苦しい思いをしているんだという一体感が苦 しい練習に耐える原動力になっています。また、今一緒に漕いでいる仲間は今までの学生生 活でできた友人とは比較にならないほど多くの時間を共に過ごしているので、このつなが りを断つということをしたくないという理由もあります。

3、 今後の目標
直近の目標としては、まず 
2000tt で 分を切るというのがあります。自分は心肺機能が弱 いので長めの有酸素運動などで心肺機能を高めることで達成したいなと思います。最終的 な目標はまだ決まっていないので森永先輩の遺志を引き継いで Rowing の志に名を残すと いうことにしておきます。 次は、このブログを再始動させた我が部が誇るマッスル学歴厨マネージャーの伊澤です。

※下に貼ってある画像は、誕生日に川島からプレゼントされたヨーグルトを用いて逆遠近法により顔を大きく見せている大石くんです。 
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