東京科学大学 理工学系漕艇部員日記

東京科学大学理工学系漕艇部の漕手、コックス、マネージャー、トレーナー達による日常紹介

東京科学大学理工学系漕艇部での日々を皆様にお届けします

カテゴリ:2022年度入部者 > 石羽

こんにちは。令和8年卒になるはずだった元漕手の石羽です。有名な方の石破は首相引退しちゃいましたね。これで私のイメージにもこれ以上傷がつかずに済みそうです。お世話した記憶はないかもしれませんが、入部してから引退するまでの約3年半、多くの人にお世話になりました。長いようで短かったこの3年半を振り返ると多くの分岐点があったように思います。その度に様々な人に支えられながらこうして引退することができました。最近は何もなかった自宅の寝室を生活ができるように変えています。それに伴って長年手を付けていなかった家の中の様々な部分を直している最中です。ベッドを導入してからは快眠過ぎて驚いています。

 

 さて、引退ブログということでこの3年半を振り返っていこうと思ったのですが、3年半を書き連ねたところで読むのにも3年半かかりそうなので、これを読んでいる現役が読みながら引退してしまわないように短くしておきます。

 

 こうして引退した今、自分自身のボート部としての活動を評価するのであれば60点といったところでしょう。私がボート部として為したかった最大の目標は「引退」であり、この目標はなんとか達成されたといえます。しかし、その「引退」は無計画な私が入部した頃に思い描いていたような美しいものではありませんでした。この3年半、思うように事が運ばなかったのはもちろんのこと、自分自身が自分の思うように動けなかったと感じています。入部時の自分の選択を裏切らないため、自分の思い描いていた自分になるため、努力をしていたつもりでしたが甘すぎました。あのときあと1回でも多く全力を出し切れていれば、あのとき気づいていたことをみんなに共有していれば、少しでも長い時間ボートについて考えていれば、そんな後悔は数え切れません。しかし、なにより後悔しているのは仲間を疑ってしまったこと、そして自分自身を疑ってしまったことです。4年生になってから、序盤の大会や練習では以前は決して感じられなかった確かな手応えを感じており、順調とも思えた出だしでした。しかしそのような順調さは簡単には続かないもので、6月ごろから私は艇の挙動に違和感を覚え始めます。はじめはすぐに治るだろうと考えて軽く共有する程度でしたが、消えない違和感に私は焦りを感じました。それは1年前に覚えた違和感と全く同じものであり、インカレまで治ることなく続いたものでした。そして1年前と同じく私だけが感じていた挙動でした。このときの私は考えすぎていたのだと思います。深刻にとらえているのは自分だけだと気づいたとき、私は仲間を疑ってしまいました。研究室活動の忙しさが増していた上、大学院入試の対策にもほとんど手を付けていなかった私にとって、練習外の時間を有意義に使っていたり順調に事を進めていたりしていた選手が羨ましかったのかもしれません。自分が考えていたボート観はまわりと違っていたのかな、そう感じた時、私の中の最後のボート生活は意味を失いました。部活をしていた分研究ではすでに後れを取っているし、今からでは大学院入試の対策は間に合わない、ボートの意味を失ってしまった私はこれらのなにも得られない現実に絶望しました。そして、このまま何も成しえない自分の価値を疑ってしまいます。そんな私が引退にたどり着くことができた理由は、一度は疑ってしまった仲間の存在だったと思います。ほとんどなにも成しえなかった私が唯一得られたものこそ仲間と過ごした時間だったと気づいたのです。ネガティブな精神状態と過眠や食欲不振などの生活習慣の乱れから脱却するのには時間がかかりましたが、可能な限り与えられた使命を全うできるよう努力しました。こんなに大事な時期に本当に迷惑をかけたと思っています。現役部員やこれからボート部になる人たちには、私のようにはなってほしくないと思っています。自分にできることはすべてやり切った、そんな思いで引退を迎えてほしいと思います。そして、うれしい時もつらい時も仲間のことを思い出してください。この3年半はあなただけのものではありません。長い人生の中でこの3年半だけは仲間と作り上げた忘れられない時間になると思います。

 

 最後に、せっかくなので同期に一言ずつ書きたいと思います。

まずは主将の小岩。小岩には本当に迷惑をかけたと思います。主将としての仕事はもちろん、コアタイムから恋タイムまで忙しかった小岩は、僕だけでなく他の部員からもたくさんの相談を受けていたことでしょう。夜遅くまでテレビの前でビデオを見て漕ぎについて話し合ったことがなんどもありましたね。僕が精神的に参っていたときもうまく対応してくれて本当に感謝しています。

濱田はとにかく練習に前向きで、どんな練習でも文句ひとつ言わずにこなし、思いもよらないときに突然ベストタイムを更新するなど本当にすごいなと思っていました。エルゴタイムではどのメニューでも大きく差がついていましたが、こっそり目標にしていました。そんな練習姿勢とは打って変わって、練習外では起きているときに限らず寝ているときにすら面白い。長話の聞けない濱田はこの文までたどり着けていないかな?

安間は多方面での努力がすごくて、練習だけでなく食事や体のケアまでよく考えていて尊敬の眼差しで見ていました。でもお尻のケアだけは尊敬できません。引退した後にも後輩のために毎日のように練習を見ていて、僕の中では理想的なボート生活を送っているなと思っています。にゃんこ大戦争のリーダーシップを使い切る約束、浪人の1年じゃ果たせそうにないよ。

大石は、本人は気づいていないかもしれないけれど、僕が最後までやり切るきっかけになった人です。精神的に参っていた僕に何事もなかったように接してくれて、大切なものに気づかせてくれました。思えば、1年生の頃怪我をしていた時に当時の主将と険悪になってしまって僕が不満をこぼしていたけど、そのとき目の前にいたのも大石だったね。

西には度々強くものを言ってしまったときがあったと思います。同じ学系なのに授業もほとんど別で受けていたし、帰り道に一緒になったときもすぐにおいて行かれていた気がします。言葉が適切かは分からないけど、自分というものを持っていて信じるものに向かって突き進んでいたようにも見えます。引退してからはマダミス作家に転身してしまいましたね。

川島が選手になってからは、その貪欲な姿勢が僕の精神的な支柱になっていました。僕が精神的に参っていた時に、真っ先に声をかけてくれたのにそれを押し返すような態度をとってしまったのは申し訳ないと思っています。22Bはイベントを企画するのが苦手でほとんど一緒に出掛けることがなくて引退旅行の話もどこかにいってしまうかと思ったけど提案してくれたね。楽しみにしてます。

小室は学連にいることが多いし少しツンデレなところがあるけれど、誰よりも同期のことを大切にしてくれていると思います。マネージャーに転身するという話を聞いたときは素直に受け入れられなかったけれど、今では小室がマネージャーとして残ってくれて本当に良かったと思っています。

伊澤はみんなに言われすぎて聞き飽きてしまったかもしれないけど、しごできといえば伊澤というくらいにはなんでもできてすごいと思っています。パンフレットを作ってくれた時にも思いましたが、ボート部というものにこだわりをもっているのだなと感じました。田植え合宿は叶わなかったので引退旅行先で一緒に田植えしたいと思います。

水谷は僕のローイング観をつくりあげた人です。1年生の頃から彼とともに練習することが多く、漕ぎについてもよく話し合っていました。君が辞めてしまったときには戻ってきても前のようにはうまくやれないと思い突き放してしまったけど、あの頃よりは楽しくやれているかな?

大城はいつも目がキマっていて独特の掛け声で練習していましたね。君がいなくなってから長い時間が経ったね。ときどき、君が残り続けていた場合のボート部を想像することがあります。目撃情報があったみたいだけどちゃんと生存しているかな。

 

 これからはOBとして関わっていくことになりますが、現役のみんなには期待しているし応援しています。人手が足りないときはすぐに駆け付けるのでよろしくお願いします。必要なのはOB会費かもしれませんがそちらは社会人になるまで待ってください。このあたりで締めようと思います。3年半の間支えてくださった皆様、ありがとうございました。

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はじめまして、4年漕手の石羽です。
24日に投稿される予定のはずが、この頃練習しては寝てを繰り返して日にち感覚がなくなり完全に忘れていました。誠に申し訳ございません。

インカレまではあと1週間、引退まではおよそ2週間ですね。最近は引退した後のことを想像することがあります。今までボートに割いていた時間がなくなってしまったとき、その代わりにその時間にするべきことが思いつきません。でも、働くようになったらそんなこと言っていられる時間はないのかな。引退した後はしばらくの間、現役部員の指導の補助に回ることになっているようです。ボートに関わる時間はすぐにはなくならなさそうですね。

さて、ここまでインカレに向けた練習では主に外部コーチの武良さんの指導をもとに様々な要所での動きを修正、改善し艇速の向上に努めてきました。最近では以前よりも艇速やバランスが改善しているように思います。また、下級生をはじめとして多くのクルーが艇の動きをより繊細に感じられるようになってきたようにも感じます。全体として方向性が揃ってきているとも考えています。残りわずかとなる練習ではありますがこの短い期間でも最後まで少しでも改善し大会に臨むことができたら良いと思います。必ず良い結果を持ち帰るので応援よろしくお願いします。

以下最近行ったところいろいろ

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こんにちは。4年漕手の石羽です。前回の投稿から3か月も開いてしまいました。時の流れは速いものですね。先日伊澤くんのインスタで気づいたのですが、どうやら引退まであと100日くらいしかないらしいです。インカレまでの残りの時間は1日も無駄にできないですね。

 

さて、前回から3か月も開いているのでこの期間を軽くふり返ってみます。まず3月にあったイベントといえばお花見レガッタ、そして新歓のスタートです。

 

お花見レガッタのほうは、2月中旬に行われた2000T.T.の結果をもとにクルー選考が行われ、僕はM8+7番に乗ることになりました。7番には以前にも何度か乗っており、整調の浜田くんにも馴染みがあります。Coxには、冬練のM4+でクルーをともにしましたがM8+に乗るのはこれが初めての川島(moni)くんが乗ってくれました。それ以前は1つ上の先輩の廣瀬様に乗っていただくことが多く新鮮でした。M8+のクルーは同期が多いということもあって議論がしやすく、方針や改善点の検討が比較的円滑に進み、今までのクルーの中で最もモチベーションの湧くクルーだったと思います。個人的には、選手として加わったのが最近であることもありローイングについての知識や経験は他の部員には劣りますが、行動力があり知識に貪欲な川島(moni)くんには期待しています。お花見レガッタに向けての練習では、はじめに外部コーチの武良さんに練習を見てもらいいただいたアドバイスをもとに練習を重ねました。レース本番については棄権したクルーや直前に選手の入れ替えがあったクルーが一部いましたが、ようやく戦える土俵に立ったのだと実感できるようなレースができたと感じています。
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そしてこのお花見レガッタを挟むように並行して行われたのが新歓イベントのビラ配りです。僕は昨年代表者だったのですが今年は遊佐くんに引継ぎとなりました。当初の予定では初めに流れを教えて、わからないところは適宜教えるという方針だったのですが遊佐くんが優秀だったおかげで僕はほとんどやることがありませんでした。トラブルも昨年と比べると減り、対応もスムーズでした。大会の前々日と前日の稼働という点を除けば完璧といっても過言ではないでしょう。来年については、僕はもう老害になってしまうので遊佐くんに任せようと思います。
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お花見レガッタとビラ配りが終わると、本格的な新歓期間、4月に突入します。4月は例年通りであれば新歓と五大学レガッタが重複する忙しい時期なのですが、今年は下級生が優秀だったので思ったよりも忙しくならずに済みました。また、4年次のため研究室に配属され授業がなかったので艇庫から外に出ることも少なく休息が多くとれたようにも感じます。新歓の結果としては漕手、舵手、マネージャー合わせて15人程度とたくさん入ってくれました。旧東工大としてはほぼ初となる漕手希望の女子が数人入ってくれました。やっぱり人数がいるといいですね。マネージャーが一人というのが少し気がかりですが漕手がたくさんいるのでなんとかしてもらいます。授業がなくなったかわりに研究室があるわけなのですが、こちらは4月のうちは活動が少なく水曜日の午後に輪講があって乗艇ができなかったことを除けばほとんど支障はなかったと思います。そして迎えた五大学レガッタは逆風の中とはいえ練習時のT.T.と比べて30秒以上遅いというとんでも結果に終わりました。詳しい話は他の人のブログで。結果としてはなんともいえないですがそれまでの練習は今までの中でも群を抜いて質が良かったと感じています。

↓みんなの振り返り記事はこちらから!

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5月に入ると、研究室の活動が増え、全日本選手権に向けての練習が始まります。研究室のほうではB4にもかかわらず論文紹介の担当がはじめのほうにまわってきて準備にとても多く時間を取られた記憶があります。全日本選手権については五大学レガッタと比べるとラフコンディションに強くなったとも感じましたが、やはり技術的にも体力的にも課題を感じるレースでしたね。これからはインカレ、院試に向けてまた頑張っていきたいと思います。

こんにちは。おそらく新4年の石羽です。バレンタインの季節ですね。みなさんはいくつもらえましたか。僕がもらった数は内緒です。長い長い冬練を終えて、と思ったら意外と短くて、もう最後の年になっちゃいました。なんだか信じられないですね。

今月はいろいろなことがあった気がします。2月は毎年部旅行の時期で、今年は栃木に行きました。やっぱり部員とどこかに行くのは楽しいですね。栃木県名物の餃子と3人乗り自転車を楽しめてよかったです。
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五大学合同練習なんてのもありました。僕は久しぶりにエイトに乗りました。一番印象に残っているのは二日目の昼ごはんの生姜焼きです。うますぎた。うちの飯炊にも採用して欲しいです。
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研究室見学とやらにも行きました。他の学系はもう決まっていたりするみたいですが、電気電子系の研究室が決まるのは4月です。遅すぎですね。成績はあまり良くないので、ホワイトなところに配属されることを祈るばかりです。院試と単位のためにTOEICも受けないといけなくてしんどいです。
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こんにちは。3年漕手の石羽です。最高学年になったらしいです。主将やら副将やらみんないい役職をもらってますね。いしばも首相やらマネージャー長やら偉くなったみたいです。じゃない方の石羽はというと練習動画管理係という役を頂きました。たぶん一番偉いです。帰ったら村のみんなに自慢します。
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真面目な話はここまでにして、これからの1年間の目標について話したいと思います。一漕手としては、やはりインカレで結果を残したいですね。僕が入部をした理由のひとつであり、引退した数々の先輩方を見て思うことではあるのですが、ボートをやりきったと胸を張っていえるようになりたいという想いはインカレで結果を残す過程で達成されると思います。
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未熟な結果に終わった昨年のインカレからの1年間を振り返ってみると、直後の新人戦はどちらも病気や怪我に悩まされ、順調に進んだはずの冬練でも病気や怪我で何度も後退させられ、1年間を通して大きな成長ができていなかったと思います。体力的にも技術的にも得たものをそのまま放つような、次に繋がらない1年だったような気がします。これからの1年では部として強くなれるように得たものを引き継げるような体制にしたいですね。

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↑最近兄弟ができた安間くん

これからもみなさんよろしくお願いします。
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