東京科学大学 理工学系漕艇部員日記

東京科学大学理工学系漕艇部の漕手、コックス、マネージャー、トレーナー達による日常紹介

東京科学大学理工学系漕艇部での日々を皆様にお届けします

カテゴリ: 2022年度入部者

こんにちは。3年漕手の石羽です。最高学年になったらしいです。主将やら副将やらみんないい役職をもらってますね。いしばも首相やらマネージャー長やら偉くなったみたいです。じゃない方の石羽はというと練習動画管理係という役を頂きました。たぶん一番偉いです。帰ったら村のみんなに自慢します。
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真面目な話はここまでにして、これからの1年間の目標について話したいと思います。一漕手としては、やはりインカレで結果を残したいですね。僕が入部をした理由のひとつであり、引退した数々の先輩方を見て思うことではあるのですが、ボートをやりきったと胸を張っていえるようになりたいという想いはインカレで結果を残す過程で達成されると思います。
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未熟な結果に終わった昨年のインカレからの1年間を振り返ってみると、直後の新人戦はどちらも病気や怪我に悩まされ、順調に進んだはずの冬練でも病気や怪我で何度も後退させられ、1年間を通して大きな成長ができていなかったと思います。体力的にも技術的にも得たものをそのまま放つような、次に繋がらない1年だったような気がします。これからの1年では部として強くなれるように得たものを引き継げるような体制にしたいですね。

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↑最近兄弟ができた安間くん

これからもみなさんよろしくお願いします。
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こんにちは、3年漕手の大石です。最近は学校の講義が減った代わりに研究室が忙しくなってきました。もう研究室に入ってから半年たっていますがまだパソコンが思い通りに動かない日々が続いています。パソコンに詳しい方はぜひご連絡ください。一緒に研究しましょう。

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最近の艇庫はというと1、2年生の全日本新人選手権直前ということもあり1、2年生たちが朝早くから練習に取り組んでいる姿を見かけます。エイトに乗っていた時にはあまり主体的に発言をするわけではなかった2年生がどのような感じなのかなと思っていたのですがある時、エイトの補助として乗ってミーティングに参加したときに1年生たちを引っ張っていたのを見て2年生の成長も感じることとなりました。

 

 

 

 

 

ところで、今回のテーマは来年度の抱負ということらしいので、まず自分に残された時間を把握するところから始めようとしたところ今日(10/18)で引退まで残り325日らしいです。早すぎますね。直近のインカレはとてつもない惨敗を喫してしまいました。2年の時のインカレのエイトよりも遅いタイムがでて、しばらく放心状態になりました。もしこのようなタイムのまま成長しなかったならばインカレなんて出ても意味ないと思います。IMG_4068

そこで、今年は部内で最低到達目標を決めようという話が上がり、話し合いの結果次の五大学レガッタまでに625を絶対に切るということが決まりました。インカレで勝負するためには当然のタイムだとは思いますが、今までの私たちのクルーでは箸にも棒にもかからないタイムです。現状のエルゴタイムを各自が10秒近く上げる必要があります。幸いにして今年はエイトに乗るであろうクルーのほとんどが最後の年であるという危機感を持って冬練に取り組みます。当然私も死ぬ気でエルゴタイムを上げる努力をします。科学大最初のボート部としてインカレで成果を上げたいと思います。応援よろしくお願いします。
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こんにちは、3年漕手の浜田です。
僕がこの部に入部してから2年半も経ち、気づけば部内で最高学年になってしまいました。
1年後にはもう引退していると考えると、時の流れの速さは恐ろしいものですね。
チャップマンのストレートの比じゃありません。IMG_4675

 
という、背筋が凍るようなつまらないつかみはここまでにして、ここからは新年度、つまり僕たちの代のラストシーズンへの自分自身の抱負について書いていこうと思います。
 
まずインカレ最終日にたくさんのOBに見られながらレースをするということです。
今回のインカレでは1年間血を流しながら練習してきた、全国の選手たちの足元にも及ばない成績で撃沈してしまいました。IMG_4068
この成績を見た第三者の中には怪我人や体調不良者を無理して乗せているのでは?という人もいるでしょう。
それくらい酷い成績で1年を終えてしまいました。
このような惨めは気持ちは僕たちはもちろん、後輩たちにも味わせたくはありません。
そのためにもこの一年、漕手一同必死で練習して行きたいと思います。
時には伸び悩んだり、課題による睡眠不足で怪我をしてモチベーションが上がらない時は必ず起こります。
そうなった時、みんながやる気を失わないように最高学年としてバックアップして行きたいです。またコロナなどによる部員減少によって途絶えてしまった先輩たち乗艇技術のノウハウなどの伝統というものを新しく作って行きたいです(部活名も変わり、新たな伝統ができるといういい機会ですしね)。
 
次に後悔なく、笑顔で引退していきたいと言うのがあります。
最近色々な大学の4年生の引退ブログを読ませてもらったんですが(どれもオンリーワンなストーリーがあって面白かったです)、自分が納得する成績が出せた人、出せなかった人に関係なく大学生活でボートを選んでよかったと書いていました。
そんな彼ら、彼女らのように引退できればいいなと思います。
そのためにも残された時間を濃密なものにしていきたいです。

以上です。
残された1年間、全力で勝ちを取りに行きます。
そして来年の9月、現役OBみんなでおいしいお酒飲みましょう🍻IMG_6195

こんにちは。3年漕手の小岩です。

2025年度、東京科学大学理工学系漕艇部の主将を務めさせていただきます。
今回のブログでは、主将としての1年間に向けての決意表明ということで書いていこうと思います。

頼れる副将・安間くんの勇ましいブログと違い、ふわっっとした内容のブログになりますが、どうかお付き合いください。



さて、主将を引き受けるにあたって少し前から考えてきたのですが、
主将とは何をすれば良いのでしょうか。
理想の主将とはどんな人でしょうか。

みんなを引っ張っていけるとか、みんなのお手本になるとか、いろんな話はありますが、最近の僕は、理想の主将とは「みんなを輝かせられる主将」なんじゃないかなと思っています。
みんなが力を出し切れる環境を作って、チームが悪い方向に行きそうだったら身を挺して止める。それが、僕に求められている役割なような気がします。
だから、決してカッコイイものでもないし、
時には嫌われ者になるのが正解になるかもしれません。簡単にできることじゃないと思うし、だからこそ、そこに諦めずに挑戦していきたいと思います。


それから、僕が主将をやる上で目標にしたいと思っていることが2つあります。
① チーム全員で2025年のインカレで戦うこと
② 2026年の五大学レガッタで勝てるチームを作ること

①については自明です。とにかくチーム全員を大切にして、みんなで強くなる。
1年間あれば、上手くいかないこと、モチベーションが下がることなど色々あると思います。そんな中でも、絶対に誰も取りこぼさない。現役の漕手13人とcox、マネージャーの全員が、この1年ベストを尽くせたと思って来年のインカレに臨めるような、そんなチームを作っていきたいと思います。IMG_4071

②について、なぜ2025年じゃなくて2026年なのかですが、
もちろん、2025年の五大学レガッタでは勝たないといけないし、全力で勝ちに行きます。今の筑波大の勢いを見ている限り、決して油断のできない厳しい戦いになると思います。
ただそれ以上に、2026年の五大学レガッタは、筑波大の今の2年生が最高学年の主力となる年で、下級生の少ない今の東工大にとっては苦しい年になるでしょう。
だからこそ、この年に後輩たちがしっかり勝ち切れるようなチームを作るというのも、僕たちの代の大事な仕事なのではないかと思います。
嬉しいことに後輩たちはみんな、とても前向きに練習してくれています。今は1年生3人と一緒にフォアに乗っていますが、彼らを見る限り、2026年の五大も希望を持てるなと本当に思います。彼らがずっと前向きに取り組んでいけるようなチームを作りたいです。IMG_8537


かなり威勢のいいことを言ってきましたが、これが簡単ではないことは知っています。1年間自分の意思を貫くことが大変なことは、前任者の様子を見ていればよくわかります。


2ヶ月前のミーティングで主将に選ばれた時、引き受けるか悩みました。主将の仕事の重みや大変さは分かっていたつもりだったし、自分がリーダーに向いているかと言えば決して向いていないです。

それでも、今ここで自分が立ち上がらなければ、何も変わらずに1年間終わってしまうような気がしました。
同じように来年も負けてしまうのを黙って見ていられない、自分がなんとかしたいという思いがありました。
誰よりもボートが好きな自信があるから、最後の最後まで自分が一番頑張りたいです。
だから、少しくらい向いてなくても、多少無理でも、自分がやらないといけないと思って、主将を引き受けることにしました。

1年間何が起こるかわかりませんが、何があっても投げ出さずに頑張ります。
今後とも変わらぬご支援のほどよろしくお願いします。


自分語りみたいなブログになってしまいましたがここまでお付き合いいただきありがとうございました。
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こんにちは。3年漕手の安間光一です。



 この度、僕たちの代が最高学年となり、僕は副将という立場になりました。(副将は3人もいるのでそこまで偉くないです)また、部における役割として、コンディション係というものに就任しました。新体制初めてのブログということで、今年度の決意表明を書かせていただきます。




 その前に、さらっと2024年度の振り返りをしていきます。まず、2024年度初め、僕たちは目標としてエイトでインカレA決勝を掲げました。初めは本気で目指していましたし、本気で行けると思っていました。しかし、怪我や病気などにより練習ができなくなったり、伸び悩んで士気が下がったりして、いつの間にかその目標はお飾りへと成り果てました。あの時、去年とは違う年にできると誰もが信じていたのに、実際は何も変われませんでした。


 ではその原因は何だったのか。沢山ありますが、一つ上げられるのはやはり怪我と病気ではないでしょうか。僕は、12月はじめに左太ももを痛めました。12月中旬に胃腸炎になりました。そして年末年始はインフルエンザにかかりました。5月はじめ、ぎっくり背中になりました。5月下旬くらいに右手首を怪我しました。7月中旬に1週間長引く熱を出しました。ここまで多くは無かったにしろ、他の部員もかなり怪我と病気に苦しめられていました。こんな調子では強くなれる訳がありません。



 勝つためにどんな練習をするか。どう取り組むか。それは全部元気であることを前提とした投げかけです。ですので、勝ちたいのなら、まずは体調を万全にするところからだと思います。本年度、僕がコンディションを管理する立場になったので、もう去年のようにはしない、させないように努力しようと思います。




 さて、インカレが終わってから、様々な大学の、僕たちの1つ上の先輩たちが引退ブログを書かれていました。僕もいくつか拝見したのですが、皆さんがどれだけ勝つために努力していたか、どれだけ勝ちたかったか、その熱量にとても驚きました。

 僕も練習には全力を注いだし、その練習中にやれることはやっていたと思っています。日常生活でも、食事やストレッチはちゃんとやったし、睡眠もとっていました。

 でも、冬練が始まって1ヶ月くらいから、勝ちたいという欲望がありませんでした。勝つためにどうすればいいか、そんなことを日常で考えたことなどありませんでした。シーズン中には監督をはじめOBさんたちからも指摘されていましたが、どうしても勝ちたいという気持ちが湧かなかったのです。自分でも分かっていました。でも、どうしても勝てる気がしなくて、何度考えても負けるビジョンしか浮かばなくて、どうすることもできませんでした。

 「強くなりたい」とは思っていたのですが、「勝ちたい」とは思っていませんでした。




 でも今は、勝ちたいです。このまま終わりたくないです。今年度こそはエイトでインカレA決勝に行きたいです。だからブログを書かれていた先輩たちみたいに、僕も精一杯努力します。



できるできないではない…..。

やってみせよう、この命に代えても。



この台詞は、あるゲームのキャラクターが、自分より格上だと分かっている相手を打倒しなければならない状況で放ったものです。今の僕の気持ちをよく表していると思います。この心を忘れず、目標を実現してみせます。





安間光一

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