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 こんにちはあるいはこんばんはエージェントろーいんぐ。東京科学大学理工学系漕艇部1年女子漕手の柳莉紗です。肩書きがやたら長いですね。今日は、先日のインカレの振り返りブログというものを書かせていただきます。ここで事情を知らない方のために説明しますと、私は「一橋大・東京大混成」という、科学大要素の一つもない女子エイトのクルーに乗せてもらい、初のインカレで(なぜか)3レースも出漕するという、聞いたこともないような経歴を作ってしまった人です。

このような事態になった経緯は、再現VTRでも作ってみんなに伝えたくなるくらい私にとっては一大事件であったのですが、それをここで書くのは振り返りブログの趣旨にそぐわない気がするので、簡潔に言います。

8/27()12:40頃に廣瀬さん(新人コーチ)からの混成クルーお誘いのLINEに気づいて、且つそのとき艇庫で暇してたから。」

(日時は過去のLINEを遡ってちゃんと確認しました。)

 いるか分からないですが、もっと事情を詳しく知りたい方は直接聞いてくださいね。

 

 そんな訳で、2ヶ月ぶりくらいのスイープでしたが、一橋大・東京大の指導の下、乗艇練習を結構ハードなスケジュールでレース本番までしました。

 1番ハードだったのは、戸田公園ではなくて荒川まで艇を運んでいって2周くらい漕いだモーション(×2)です。その日は確か7:00くらいに集合だったので朝ごはんを食べれずに練習に行ったのですが、リギングやら艇運びやらに時間がかかり結局自分の艇庫に戻れたのが14:00過ぎで、空腹と暑さでおかしくなりそうでした。また艇運びがあり得ないくらいキツくて、東京大の艇庫と川の往復2回でいずれもギブアップせず艇を支え続けた私の肩はかなり屈強なものになったと思います。

 

 そんなこともありつつ本番をむかえて、レースが3回あったものの目標の2000m 8:00cutはどの回でも達成できなかったのですが、大会の約1週間前に初めて結成された混成クルーで、さらにこれまでスイープを一回もやったことのなかったメンバーがほとんど(もうちょっと正確に言うと、私以外全員)だった中で毎回2000m漕ぎ切れたのは結構良かったかなと思います。

レースをして嬉しかったのが一つあって、最終日のレース中、私たちは当たり前のように他大のベテランエイトクルーの方々にかなりの差をつけられてラスト500mくらいのところに差し掛かっており、もう他のクルーはゴールしていてまだ漕いでいる私たちのエイトにカメラがズームインされたのですが、そのときの私たちの様子を見た実況の方が「とても伸び代がある。」という最高の褒め言葉をくれました。この実況のことを私たちクルーはレース後に聞いて、みんなでキャーキャー言って喜びました。伸び代があるって、普段はあんまりいい感じの意味で使われないかもしれませんが、私たちは自分達がそれほどうまくないことはもう自覚していたので、純粋にこのインカレという舞台でそういう風に評価してもらえたことが嬉しかったです。

ただ練習は頑張ったのでやはり目標タイムは出したかったなというのが私の本音であり、将来科学大の純正クルーで女子エイトが出せた暁には、バリバリベストタイムを毎回のレースで更新していけるようなクルーでありたいなと思っています。

これを読んでいる私の未来の後輩たち、一緒に頑張ろう。

 

また、混成クルーに参加したことで、一橋大や東京大の子たちと友達になれたのもとても嬉しいです。ちょうど今日シングルスカルの乗艇練習をしていたら一橋大のダブルスカルの子たちと水上で会って、私はまさに両手にオールの状態で余裕がなかったので、「ヤッホー」という意味の分からない挨拶をしてしまいましたが、一緒に頑張っているのが分かってちょっと元気が出ました。

 

混成クルーのお誘いが来たとき、最初は「私でいいの!?」みたいな微々たるビビリはありましたが、それでも参加することを決めて良かったなと思います。

 

新人戦ではシングルスカルという、インカレとは180度違う形で出漕しますが、練習を重ねてベストを尽くそうと思います。引き続き応援よろしくお願いします。

 

それではおやすみなさい。
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