お久しぶりです。駆け出しブロガーの田村です。長かった1,2Qもようやく終わり、夏休みに入りました。入学前に想像していた大学生活とは程遠い日々ですが、そんな生活にも慣れ、充実した毎日を過ごしています。夏休みでも普段と変わらず練習はありますが、乗艇した後に寝られることを考えるとこんなに素晴らしいことはないです。練習で忙しいように感じる艇庫生活ですが、意外と自由な時間も多く、最近は先輩・同期と一緒にマダミスを楽しんでいます。いつも最後の最後に大事な情報を見落として負けることが多いのですが、5作目にしてようやく完勝することができました。伊澤さんを裏切るあの快感は忘れられません。
今このブログを書いている僕は新大阪行きの新幹線に乗っています。同期の多くは地方出身なので帰省するそうですが、僕は実家を出る前から夏は帰省しないと公言していたので、このオフを利用して中学時代の友達と旅行に行くことにしました。同期からは親不孝と罵られていますが、冬に帰って親の代わりに雪かきするつもりなので誰よりも孝行息子なはずです。
ではそろそろ本題に。今回は一年漕手の諸橋について書こうと思います。なぜ諸橋なのかというと、8/9~12にかけて彼の家にお泊まりしていたからです。普段艇庫で一緒にいるだろうと思うかもしれませんが、練習以外の時間で彼と一緒にいることって少ないんですよ。コミュ論最終回のダンスではお茶目な一面を見せていた彼ですが、僕を含め、彼の素性を知らない人は艇庫に多いはず。なので今回のブログでは3泊4日の同棲を通じて垣間見えた、諸橋の普段とは違った一面を紹介します。
まず普段の諸橋について。彼は同期の中で一番練習にストイックだと僕は感じています。エルゴ、ウェイト、ラン、乗艇と多くの練習メニューがあるので、同期の中でこれは好き、あれは嫌いなんて意見が出ることがありますが、彼が練習に消極的になっているところを見たことがありません。文句を言っているとしたらエルゴのメニューが軽い(甚だ疑問ではあるが)とかそんな内容です。自主練も積極的に行なっていて、怪我だけは気をつけてほしいですが、その直向きさは同期として見習わないとなと思います。
そんな彼は自分から話すことが少ないのですが、今回のお泊まりにおいては僕をリードしてくれました。驚いたことに、彼はとにかく地元に詳しい。ボノボというラーメン屋と石はらという蕎麦屋につれて行ってもらったのですが、どっちも美味しかったです。本人曰くグルメらしく、街を歩いていてもここの中華が美味しいとか紹介してくれました。HUTCHERSONというカレー屋も紹介してくれたのですが、生憎の休みで行けませんでした。いつか行きたい。銭湯にもつれて行ってもらいましたが、普段のモーション終わりと違ってゆっくりお風呂に入っていました。屈強な体つきをしていますが熱いお風呂は苦手らしく、ぬるめの浴槽と休憩室を行き来していました。
そして彼は仕事が早い。僕が寝る布団の準備であったり、銭湯に行くための準備だったりを手際よく行なってくれました。本来であれば僕も手伝うべきなのでしょうが、もてなす側だからとほとんどのことをしてくれました。本当に感謝。ちなみに、現在一年男子は3組に分かれて洗濯を行なっているのですが、彼ともう一人のしごでき和田と同じグループなのは本当に心強いです。あと、自分の寝室もあるのに夜は川の字になって一緒に寝てくれました。来客用の寝室に日本人形と諸橋家のご先祖様の写真があったので、一人だったらまともに寝られなかった。本当の本当に感謝。
そんな感じで、急遽決定したお泊まりだったにも関わらず、彼は完璧なおもてなしを披露してくれました。おかげで特に予定のなかった旅行前に、充実した時間を過ごすことができました。本当にありがとう。そろそろブログを締めようと思うのですが、最後に僕の密かな目標を。それはそろそろ引退してしまう4年生の先輩一人一人から服をもらうことです。今狙っているのは伊澤さんの宇都宮大学農学部のTシャツと安間さんのBRITISH ROWINGのTシャツです。何度か先輩に口頭でくださいと言っているのですが、ここに書くことで絶対に忘れられないようにします。…そういえば安間さんのあのTシャツは誰が継承するのでしょうか。継承候補が僕しかいなさそうで絶望です。では。

