新歓評価
こんにちは、洋輔です。ついこの間まであんなに寒かったのに今となってはすっかり春ですね。つい先日五大学レガッタがありましたがひとまず勝てて良かったです。いろいろ振り返りをしたいところですがどうせ他の部員も近々ブログで書くことでしょう。懇親会の雲田君を見てるのは実に面白かったです。
頭は動いているが体がいうこと聞かない雲田君
4月に入って新歓が本格的に始まり今ほぼ終わりを迎えようとしています。なのでここでは個人的に新歓の評価をしようかなと思います。
まずは自分自身の評価について。自分は新歓隊長を務めました。しかしおそらく例年よりも新歓隊長としてそんなに働いてないと思います。去年の冬練中に3年で集まり誰が何をやるか決めたのですが、隊長候補が僕かコックスの遊佐か女マネの多田の3択で今思えば明らかに消去法で決まった感じですね。まあ正直自分は隊長の器では無いですね。自分一人だと確実にキャパオーバーするので隊長の業務を遊佐と多田にも分担してもらえる形になりました。
隊長をやってて「適材適所」という言葉をつくづく実感しました。人員配置を考えるときに大体上級生と下級生(今の2年生)を一緒にして引き継ぎができる感じにしたのですが、企画を締め切りまでに出すのが苦手な奴に企画考えさせたり普段艇庫に来ない下級生を4年と一緒にして結局4年が全部やるなど配置を半ば強引に決めた部分がありました。人には得意分野があります。細かいところまで見れば、企画が得意な奴、新入生から連絡先もらうのが得意な奴、その後の連絡が得意な奴、説明が得意な奴、司会が得意な奴、口説きが得意な奴など。例えば僕は企画を考えたり、それを進行、指示管理するのは得意でしたが、健康診断で勧誘、新入生への連絡、ビラ配りのメール確認、入部への口説きなどは苦手でした。なので今回の新歓ではおそらく自分は部員の中で一緒に飯に行った回数や連絡先の数は少ないほうだと思います。それでもそれが得意な奴にやってもらったので何ら問題はありませんでした。結局のところ苦手分野をやらせて成長を見込むよりも得意分野をやらせて円滑に回すほうが運営はしやすいんだなと学びました。
個人的な反省点は焦るとイライラしたところです。イベントが雨で台無しになりそうになったり企画書いつまでも出さないやつがいると露骨に態度に出ました。反省なり。
次はイベント。今回の良かった点は過去の新歓の反省をうまくいかせたところですね。去年の新歓の反省点を4年がまとめた議事録があり、僕たち幹部で10月ぐらいからそれをもとにイベントの日程を組みました。従来では試乗会をやれば新入生が入るという考えで新歓が行われてましたが今回は大岡山イベを序盤に多めに持ってきました。また、SNSが今まではXとインスタグラムを中心に回っていましたが、前回は新入生の利用率が余り高くなかったこともあり今回は公式ラインを導入しました。それから、試乗会も前回までは終わった後に毎回毎回長時間反省会をやっており、時間の無駄でしたが過去の反省点を全て集めて導入したらほぼ反省点がなくなりました。また、反省会も結局みんな聞いたところで覚えてないし試乗会係だけ把握しとけばいいということで廃止しました。Wanted会議も毎回やる意味がないので減らしました。試乗会の開催時間もわざわざ朝にやるのは部員も新入生にもメリットないのでほぼ全部午後開催にしました。
4月1日は大岡山グラウンドでドッヂボールの予定でしたが雨が降り急遽ビリヤードに変更されました。初の試みで不安でしたが思ったよりうまく行きました。
4月3日は元々何もやらない予定でしたがビラ配りで興味を持ってくれた新入生を早めにボートに乗せたほうがいいんじゃないかということで急遽試乗会を開催しました。こちらも特に問題はなく進行できました。
問題は4月5日の皇居ランイベントです。今回このイベントは4月の中盤に企画し、試乗会のマンネリ化解消を目的としていましたが部員からその時期は五大の負担になるとの声を多く受け、序盤のこの日に開催しました。ですが、この時期は履修相談会や大岡山レクなど別のイベントの告知に力を注いでいたため広報がうまくいかずあまり人は来ませんでした。イベントはやればいいってものではないですね。他のイベントとの相互作用を考える必要がありました。今回はこのイベントはやる必要性はなかったと思いました。
4月6日は履修相談会と大岡山レク(ドッヂボール)を開催しました。意外だったのは履修相談会に多く人が来たことですね。当初の自分の予想では1日かけて20人くれば多いほうだと予想していましたが、実際には50人以上きました。参加部員も少なめにしていましたが、全く足りなくなり、レクから部員を派遣するまでに行ったので驚きました。また、このイベントから試乗会、入部につながった人も多かったので結構成功したイベントではないでしょうか。大岡山レクは1日にできなかったものを日曜にやろうということで開催しましたが、また、雨が降りました。ここで新入生の集合場所を滝に変えたのは失敗でした。結果新入生に連絡がうまくいかず帰ってしまう人がたくさん出てしまいました。反省。まあ結局雨はやみ新入生もそこそこきてみんな楽しそうにやっていたので結果オーライって感じです。
4月9日にはビンゴ大会を開催しました。ビンゴ大会は例年コストに対しての新入生の勧誘があまりうまくいっておらず今年はやらなくていいんじゃないかという案が出てました。実際わりと直前まで開催しないつもりでいました。しかし、例年と違うイベントを多く開催するにあたってビンゴ大会が部員にとっての心の拠り所になる気がした(直感)、また、なんだかんだ人は多く集められ部員の自信にもつながると思ったのでやっぱり例年通り開催しました。まあ実際人はたくさん来ました。はっきり言ってビンゴ大会はコスパ悪いです。景品も例年iPadやらアマギフやらで費用は高いしその割には試乗会につながらないので今後新歓でこれをやるかはわかりません。しかし、何回も開催してきて「とりあえずこれをやっとけばいいんじゃないか」という部員の拠り所、自信になっていたのも事実だったので何でもかんでもコスパで決めるのもそれはそれで違うんじゃないかという思いです。難しいですね。まあ費用をだしてくださってるOBの方々には申し訳ない話ですが。
後の期間はすべて試乗会を開催しました。今までとの違いはいろいろありますが、まず開催時間の変更。すべて午後にしました。これは普通に冷静に考えて朝にやったところで部員にも新入生にもメリットがなかったからです。
それから試乗会飯炊きを増やしました。これは、試乗会後の飯おごりが部員と新歓費の負担になるんじゃないかと思ったからです。実際やってみましたがこれは非常に難しいです。激熱の新入生とそうじゃない新入生で席を分けるのが難しい、熱くない新入生をすぐに返すことができない、配分がうまくいかなかったなど割と苦難はありました。もちろん費用は浮きましたが必ずしも飯炊きがいいとは限らないですね。これは難しいので次の新歓担当には良く考えてもらいたいです。
最後に、前でも言いましたが、試乗会後の反省会やwanted会議を減らしました。これもやる意味がないからですね。やったところで部員誰も聞いてないし無駄に睡眠時間が削られるだけなので。
以上が個人、イベントの評価です。今年は新しいことをやった割には成功してるほうではないでしょうか。例年に比べて部員も多く入ってくれたし、科学大理工学系初の女子漕手も入りました。自分は今年運営の方で新歓にかかわってきましたが来年は雑用で過ごそうかなと思います。長くなりましたが以上で終わりにします。


