新入生の皆様、大学生活はいかがでしょうか?

昨日は、ボート部主催のビンゴ大会が行われました!
参加してくださった皆さん、ありがとうございます

ボート部の新歓イベントは、まだまだ実施予定です!
沢山のご参加お待ちしております!

さて、今回も前回に引き続き現役部員が新入生だった頃を振り返ってブログを執筆いたしました。
是非ご一読ください!

執筆者:4年 主務 伊澤諒


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

新入生の皆さん、東京科学大学ご入学おめでとうございます。理工学系漕艇部主務の新4年伊澤諒です。

入学してから授業第1週が終わりを迎えようとしていますが、皆さんはこれから始まる大学生活をどのように過ごそうと考えていますか?「研究者・学者の道に進むべく、学業一本で行きたい」。それも大変素晴らしい学生ライフの一つですが、僕は皆さんに「学業とサークル活動の文武両道」という過ごし方をご提案したいと思います。

サークル活動には、学業に専念するだけでは得られない機会や出会いがたくさんあります。東京科学大学には、理工学系だけでもおよそ80の公認サークルと、大小様々な幾つもの非公認サークルが存在しています。そしてそれぞれのサークルにおいて、三者三様の学生ライフを送ることができます。したがって新入生の皆さんには、学業だけではない「学び」を得るために、様々なサークルが実施している新歓イベントに参加して、自分に合った学びの場をチョイスしてもらいたいと思います。

さて、今回のブログでは新入生の皆さんに向けて、伊澤がボート部員という生活スタイルを選択した背景や、ボート部のすすめをお伝えします。

①ボート部に入部するまでの経緯
ボート部のホームページなどを見るとわかる通り、僕は高校まで6年間吹奏楽部に所属してトロンボーンという楽器を演奏していました。管が伸び縮みする金色の楽器ですね。中学校でトロンボーンに出会って以来ずっとこの楽器が好きで、今でもオーケストラや金管バンドなどの演奏をよく聴いています。それなら大学でもオーケストラ(管弦楽団)に入ればよかったのに、と思うのが自然ですが、自分は一度音楽から離れる決断をしました。その理由は色々ありました。一つは学業的な問題(当時教職課程の修了を目指していました)。そしてもう一つは、これまで感じてきた「文化部的な湿っぽさ」から距離を置いて、今まで接したことのない「カラカラとした運動部らしさ」に触れてみたい、と考えたからです。大変抽象的な物言いですが、要はこれまで接してこなかった運動部に身を置いてみたい、と考えてということです。
そうして、健康診断時にもらったビラを手がかりに運動部の新歓イベントを探し始めました。ボート部や柔道部、ヨット部など3つくらいのビラを引き抜いて、それぞれの新歓に参加してみようと考えました。めぼしいサークルが開催するイベントに行ってみるのは新歓の基本ですからね。
また、新歓期には新入生同士の情報交換も重要です。当時の僕は学生寮に入っており、食堂にいた同期の東工大生に「教職を取りたいんだけど、実は運動部にも興味あるんだよね」と伝えてみました。するとその人は「だったらボート部がいいよ!!」と激烈にボート部をおすすめしてきました。そこでひとまず、ボート部の試乗会に参加してみることにしました。戸田公園駅に着くと、僕以外にも何人かの新入生と先輩たちがいたわけですが、この段階からすでにボート部に心惹かれていました。というのも、当時寡黙で人と話すのが苦手だった伊澤少年に、先輩たちはめげずに話しかけてくれるばかりか、色々な話を自分から引き出してくれたのです。自分としてもびっくりしている訳です。当然、試乗会自体も新鮮ですごく面白い。会が終わる頃には、たった一回イベントに参加しただけなのに「ボート部に入ります!!」と宣言してしまいました。伊澤少年の単純な思考回路が災いしたこともあり、またボート部の圧倒的な包容力もあって、僕の新歓期はあっという間に終了してしまいました。新歓時期の過ごし方としてはとても手本にはなりませんが、それほど当時の先輩たちに心惹かれていたということです。
ちなみに、学生寮の食堂で猛烈にボート部を推してきた彼とは、何を隠そう現主将の小岩くんでした。

②ボート部入部のすすめ
当初漕手として入部した伊澤少年は、紆余曲折あって現在は主務として活動しています。
(詳細は 部員紹介 男子MG 伊澤諒 に記載しています)
主務と聞いても何をしている役職なのかイマイチわからないと思いますが、平たく言えば艇庫維持管理の責任者と対外的な部の事務方代表を務めています。現在は漕手と同じく艇庫に常駐して様々な活動をしています。
常駐しているマネージャーという立場から眺めると、ボート部の漕手ほど著しく自己成長を遂げられる存在は他にない、と感じさせられます。常駐マネは心身ともに選手と最も近い場所で様々なサポートをするわけですが、the 東工大生なボート部素人同期たちが、4年をかけて強靭な肉体と忍耐強い精神性を身につけていく様は、1人のサポーターという視点からすると大変面白く、サポートするやりがいを強く感じさせます。ローイング競技はカレッジスポーツの一つに数えられ、その選手の多くは大学からこの競技を始めます。ボート初心者な状態から熱心に練習を重ねて強くなっていくため、その成長は非常に顕著に感じられます。
したがって僕としては、ローイングという競技ほど心身両面における自分の成長を感じられるスポーツはないと考えています。

大変長いブログとなってしまいましたが、僕が新入生にお伝えしたいポイントをまとめると以下の3点です。
・学業とサークルの文武両道にぜひチャレンジを!
・その中でも理工学系漕艇部はとてもオススメ
・新歓期は色々な団体のイベントに参加しよう

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
新入生の皆さん、ぜひ楽しい大学生活を!!


S__210558981
この写真は昨年の入学式の時に3年漕手安間くんが撮ってくれたものです。
ちなみに、同日にかとみずも写真を撮っていたみたいですね。
 (新入生の皆さんへ①