こんにちは。3年漕手の小岩です。
先週末、スカル選手権に出漕させて頂きました。
まず、同期のみんな、OBの皆様、この大会に出させてくれてありがとうございました。東工大はスイープ種目に力を入れていて、インカレもエイトを目指すという中で、この大会に出るというのはかなり異例のものだったとは思いますが、おかげさまで充実した練習ができました。
今回の大会、僕の感想はとにかく「充実していて楽しかった」です。
何が楽しかったのだろうと思うと結構謎です。クルーの雰囲気が良かったわけではない(シングルなので)し、特別上手く行っていたわけでもないです。むしろずっと上手くいかなくて、練習でやった1000TTはずっと去年より10秒近く遅いタイムしか出なくて絶望していました。
だからこそ楽しかったのかもしれません。今から優勝するためにはどうすればいいかって、今までにないくらい必死で気づけばずっと考えていました。
7月の国体予選でも思いましたが、目の前の大会でなんとか勝とうと必死になっている瞬間が、やっぱり一番充実していて楽しい瞬間だと思います。先日のインカレの直前は、もう何やっていいかわからない、どうしようもない無力感や絶望感がありましたが、今回は逆に良い緊張感のあるレースを味わえて本当に良かったです。最後の大会もこのようにして迎えたいなと心から思える大会でした。
ひとしきり大会の感想を書いたところで、今回のブログはこの辺で終わりにしてもいいのですが、もうひとつブログに書きたいことがあったのを思い出しました。
(以下、今回のインカレで引退された各大学4年生の先輩方向け)
五大学をはじめ色々な大学の4年生の先輩方には今まで沢山お世話になってきたので、その先輩方のほとんどが今回のインカレで引退されてしまったのは本当に寂しいし心細かったです。
インカレナイトでは、できればお世話になった先輩方全員と最後にお話ししたい…と思って筑波に行ったり対岸の艇庫を回ったり筑波に行ったりしていました(結局ほとんど筑波にいた)が、結局お会いできなかった方も何人かいるので、この場を借りて挨拶させてください。
各大学の4年生の先輩方は尊敬できる人ばかりで、ボート競技を通じて先輩方と出会えて良かったと思っています。本当に今までありがとうございました。
先輩方の今後のご活躍をお祈りします…なんて紋切り型の挨拶みたいですが、心からそう思います。また戸田に戻って来られた時にはお会いできるのを楽しみにしています。
それから、インカレナイトで親身になって励ましてくれた筑波のK先輩…勇気をもらえる言葉をありがとうございました。
インカレで何の手応えもつかめず負けて、来年度の希望を持てずにいた僕にとって、先輩の言葉で来年度自分がどうなりたいかというイメージができて、前向きな気持ちになれました。
来年のインカレで、先輩の言葉のおかげで勝てました、と笑顔で報告できるように1年間頑張ります。
以上です。
ついでに伊澤くん、ブログ全然書いてなくてごめんね。