こんにちは。2年漕手の小岩です。
今回は全日本クルー紹介ということで、5/18~21に行われる全日本選手権に出場する男子クォドルプルのクルーを紹介していきたいと思います。
東工大からはクォドルプルの他に舵手付きフォアも出場予定でしたが、規格外に逞しすぎるクルーの体重が艇の設計を上回り艇が進まなくなるという予想外のトラブルに見舞われ、出場できなくなってしまいました。
彼らは来週末の関東理工系レガッタに艇を変えて出場するので、今回出られなかった悔しさを晴らしてくれるレースに期待したいですね。
クォドルプルの紹介に移ります。
体重が重すぎて出場できなくなったフォアとは対照的に、こちらのクォドは平均体重が70kgを切るという超健全なクルーです。
体格も似ている4人で漕ぎやすく、ポテンシャルのあるクルーなんじゃないかと個人的に思っています。
それではクルーを1人ずつ紹介していきましょう。
S 秋元先輩
このクルーの整調を務めるのは、髭が目印、もっさんこと秋元先輩です。
クルー決めでは自ら立候補して整調を志望。大艇の整調は初ですが、蓋を開けてみれば、どんな辛いときも崩れない安定した漕ぎを見せてくれました。
レースの最後まで全く狂わないリズムは、後ろ三人にとってとても心強いですね。
五大よりも更にひとまわりボリュームを増した髭と強面で他を圧倒する、クルーの顔となってくれるはずです。
3 高橋先輩
クルーの平均体重に貢献している人①高橋先輩。平均体重を1人で3kgほど落としてくれたでしようか。(誉めてます)
しかしながらその無限の体力と精神力で、体重のハンデを背負いながらIDTは部内トップタイを誇ります。間違いなく、五大学レガッタ優勝の鍵となった人物のうちひとりです。
また持ち前のリーダーシップとコミュ力で、分裂しがちなこのクルーをよくまとめあげてくれました。
冬の間唯一の最上級生として1人で東工大ボート部を支えてきた主将の、気迫の漕ぎに期待です。
2 小岩
この記事を書いています小岩です。
自分の紹介って何書けば良いのか分からないので、とりあえずこの大会への意気込みを書いておきます。
五大合宿で初めて乗ったクォドがすごく楽しかったので、それ以来ずっと、クォドで大会に出てみたいと思っていました。今回それが叶ってとても嬉しかったし、すごく楽しみな大会です。この4人で漕ぐ機会はこれが最初で最後になると思うし、クォドで大会に出る機会も貴重なものだと思うので、ひと漕ぎひと漕ぎを大切に、楽しんで漕いでいきたいです。
B 吉野先輩
クルーの平均体重に貢献している人②吉野先輩です。
体重は軽量級ですが、無駄のない技巧派の漕ぎで、艇速への貢献は計り知れません。
お花見レガッタと五大学レガッタではその技術を買われて整調を務めました。
そんな彼は今回は一転、バウとなり、後ろから船を支えてくれます。
クォドのバウは、レース中のコマンドも舵取りも任されている難しいポジションですが、そこはさすがの技術者、全てを器用にこなしてくれます。前の三人が存分に漕げるのは、彼の技術あってのことでしょう。
東工大の艇を支える縁の下の力持ち吉野先輩が、今回も艇をきれいに滑らせてくれるはずです。
はい。以上4人で4日間、海の森を駆け抜けます。
久しぶりのスカル、久しぶりの舵手無し艇ということで、上手く行かないことも多くありましたが、できる限りのことはしてきました。相手は強豪校や社会人など、手強いクルーばかりですが、攻めるつもりで漕ぎきります。
個人的には海洋大に勝ちたいですね。彼らはスカルが上手いし、練習量も信じられない量をこなしてきた、本当に強いクルーだと思います。それでも、それに引け目を感じていては、今まで練習を頑張ってきた自分達が可哀想なので、こちらもベストを尽くしてきたんだと自信を持って戦いたいと思います。
4日間、応援よろしくお願いします!
PS.埼京線の中でこのブログを書いていたら乗り過ごして武蔵浦和まで行ってしまいました。