こんにちは。2年漕手の安間光一です。伊澤からおなら四天王の一人、とご紹介いただきましたので、少しこれについてご説明いたします。おなら四天王というのは、東工大端艇部の艇庫においてよくおならをする人が4人の総称のことです。僕以外の構成員は、同期のHくん、Kくん、Nくんです。Hくんは艇庫の雰囲気が悪くなった時に明るくするためにおならをしたり、ゲームで負けた時にせめてもの抵抗としておならをしたり、自分のしたいタイミングでいつでもおならが出せるとんでもない人間です。Kくんは頻度こそ高くないものの、一発の火力が凄まじく、そのおならは艇庫中に響き渡ります。特に朝起きた時は素晴らしい音がします。頻度×火力を総ダメージ量とすれば、彼は間違いなくトップです。Nくんは決まったタイミングがなく、みんなが油断している時にいきなりおならをして驚かせてきます。他の人たちと違い、故意におならをしようとしていないのに結構な音が出るため、実力は本物だと推察されます。僕は、そんな自在のH、単発火力のK、不意打ちのNに比べたらまだまだです。四天王最弱は僕でしょう。

 

 さて、くだらない話はここまでにして、頂いたお題に移ります。今回は以下のテーマについて書かせていただきます。

 

1.なぜボート部に入ったのか

2.なぜ今もボート部で活動しているのか

3.ボート部で成し遂げたいことは何か

 

1.なぜボート部に入ったのか

 試乗会で感動した、というのが理由です。もともと僕はガチで運動をするつもりなんてさらさらなく、中高でやっていた卓球を大学でもやりつつ、普通の大学生として生きようとしていました。東工大で卓球ができる部、サークルは卓球部しかなかったので、僕はそこに入るのだろうと思っていました。しかし、いざ行ってみると雰囲気があまり合わなかったので、入るのを断念しました。僕はどうせ卓球部に入るだろうと思っていたためにそれまで他の新歓に行っておらず、乗り遅れてしまうという焦りが出ました。そこで、どこかの新歓イベントに行かなければと思い、とりあえず目についたボート部の試乗会に行ってみました。その時の雰囲気が良くて、ここに決めました。また、試乗会に来た時に感じたのは雰囲気だけではありませんでした。僕はもともとT大を目指して勉強していて、直前になって諦めてこの大学に入りました。そのことが引っ掛かり、自分に自信が持てなくなりました。でも、ボート部の先輩たちを見て、ここでなら自信がつくかもしれない、自分に価値が出るかもしれない、そう思ったのです。今思えば、心の弱さにつけ込まれただけのような気がしますが、後悔はないです。

 

2.なぜ今もボート部で活動しているのか

 ボート部の人たちが好きだからだと思います。そとんどの練習前と練習中に、もうこんな部活やってられるかと思っているのですが、練習後に冷静になると、辞めて失うものが大きすぎてやめることはできないなと考え直すのです。ボート部をやめたら、大学に僕の居場所がなくなってしまうし、全力でやるべきこともなくなってしまいます。単純な理由ですが、これが全てです。

 

3.ボート部で成し遂げたいことは何か

 目標は大きく分けて3つあります。1つ目は、痩せることです。ボート部に入れば痩せるかなぁと思っていたんですが痩せません。助けてください。2つ目は、4年のインカレまで漕ぎきることです。一度ボート部に入ると言った以上、やりきりたいです。また、僕たちは最近、OBさんに報いなければならない理由ができました。僕たちに期待してくれている間は絶対に漕ぎ続けなければならないと思います。3つ目は、東工大を強豪校の一員にすることです。東工大ボート部は、長い歴史の中で強い世代がいくつかありましたが、強豪とは呼べないというのが現状だと思います。でも、僕たちと新たに入ってくるデカい後輩たちなら、強くなれます。強くなって、そのメソッドを残し、また新たな後輩を鍛えることで強い部になれると思います。最後のは大きな目標ですが、これを達成して成功体験ってものを味わってみたいです。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。次は、ボイトレに通う艇庫の歌姫、西拓斗くんです。彼は僕が出会ってきた人間の中でもトップクラスにinterestingな人間なので、お楽しみに!



下の写真は鈴廣かまぼこでのアルバイトで重役の貫禄を見せつけた安間
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