2023年04月
部員紹介 漕手 安間光一
こんにちは。2年漕手の安間光一です。伊澤からおなら四天王の一人、とご紹介いただきましたので、少しこれについてご説明いたします。おなら四天王というのは、東工大端艇部の艇庫においてよくおならをする人が4人の総称のことです。僕以外の構成員は、同期のHくん、Kくん、Nくんです。Hくんは艇庫の雰囲気が悪くなった時に明るくするためにおならをしたり、ゲームで負けた時にせめてもの抵抗としておならをしたり、自分のしたいタイミングでいつでもおならが出せるとんでもない人間です。Kくんは頻度こそ高くないものの、一発の火力が凄まじく、そのおならは艇庫中に響き渡ります。特に朝起きた時は素晴らしい音がします。頻度×火力を総ダメージ量とすれば、彼は間違いなくトップです。Nくんは決まったタイミングがなく、みんなが油断している時にいきなりおならをして驚かせてきます。他の人たちと違い、故意におならをしようとしていないのに結構な音が出るため、実力は本物だと推察されます。僕は、そんな自在のH、単発火力のK、不意打ちのNに比べたらまだまだです。四天王最弱は僕でしょう。
さて、くだらない話はここまでにして、頂いたお題に移ります。今回は以下のテーマについて書かせていただきます。
1.なぜボート部に入ったのか
2.なぜ今もボート部で活動しているのか
3.ボート部で成し遂げたいことは何か
1.なぜボート部に入ったのか
試乗会で感動した、というのが理由です。もともと僕はガチで運動をするつもりなんてさらさらなく、中高でやっていた卓球を大学でもやりつつ、普通の大学生として生きようとしていました。東工大で卓球ができる部、サークルは卓球部しかなかったので、僕はそこに入るのだろうと思っていました。しかし、いざ行ってみると雰囲気があまり合わなかったので、入るのを断念しました。僕はどうせ卓球部に入るだろうと思っていたためにそれまで他の新歓に行っておらず、乗り遅れてしまうという焦りが出ました。そこで、どこかの新歓イベントに行かなければと思い、とりあえず目についたボート部の試乗会に行ってみました。その時の雰囲気が良くて、ここに決めました。また、試乗会に来た時に感じたのは雰囲気だけではありませんでした。僕はもともとT大を目指して勉強していて、直前になって諦めてこの大学に入りました。そのことが引っ掛かり、自分に自信が持てなくなりました。でも、ボート部の先輩たちを見て、ここでなら自信がつくかもしれない、自分に価値が出るかもしれない、そう思ったのです。今思えば、心の弱さにつけ込まれただけのような気がしますが、後悔はないです。
2.なぜ今もボート部で活動しているのか
ボート部の人たちが好きだからだと思います。そとんどの練習前と練習中に、もうこんな部活やってられるかと思っているのですが、練習後に冷静になると、辞めて失うものが大きすぎてやめることはできないなと考え直すのです。ボート部をやめたら、大学に僕の居場所がなくなってしまうし、全力でやるべきこともなくなってしまいます。単純な理由ですが、これが全てです。
3.ボート部で成し遂げたいことは何か
目標は大きく分けて3つあります。1つ目は、痩せることです。ボート部に入れば痩せるかなぁと思っていたんですが痩せません。助けてください。2つ目は、4年のインカレまで漕ぎきることです。一度ボート部に入ると言った以上、やりきりたいです。また、僕たちは最近、OBさんに報いなければならない理由ができました。僕たちに期待してくれている間は絶対に漕ぎ続けなければならないと思います。3つ目は、東工大を強豪校の一員にすることです。東工大ボート部は、長い歴史の中で強い世代がいくつかありましたが、強豪とは呼べないというのが現状だと思います。でも、僕たちと新たに入ってくるデカい後輩たちなら、強くなれます。強くなって、そのメソッドを残し、また新たな後輩を鍛えることで強い部になれると思います。最後のは大きな目標ですが、これを達成して成功体験ってものを味わってみたいです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。次は、ボイトレに通う艇庫の歌姫、西拓斗くんです。彼は僕が出会ってきた人間の中でもトップクラスにinterestingな人間なので、お楽しみに!
下の写真は鈴廣かまぼこでのアルバイトで重役の貫禄を見せつけた安間
部員紹介 男子MG 伊澤諒
こんにちは。2年マネージャーの伊澤諒です。みんなから学歴厨扱いされてうんざりしていますが、学歴厨では決してないです。でも自称進学校出身であるため、東大合格者を輩出しているような名門高校出身者を相手にすると怯みます。艇庫の中で縮こまっていたら優しく接してあげてください。断じて学歴厨ではないです。ただしマッチョにはなりたいです。
今回は1.なぜボート部に入ったのか、2.なぜ今もボート部で活動しているのか、3.ボート部で成し遂げたいことは何か、という3つのテーマが提示されています。と言いつつ、これをみんなに提示したのは他ならぬ僕ですが。ちなみに本ブログを立ち上げたのも僕です。そこで今回は初めに、このブログを立ち上げた経緯と、上記3点をテーマに挙げた理由について、お話ししておこうと思います。
まずは、本ブログを設立した理由についてお伝えします。僕たちが活動している東工大端艇部の艇庫は、戸田公園ボートコースの北岸に位置しています。同じく北岸に艇庫を構える某外国語大学端艇部は、活動人数は小規模でありながらも、SNS等の広報活動にかなり積極的に取り組んでいます。そうした活動の中でも特にブログは、毎回面白く興味深い内容の記事が投稿されていて、部員一同ホッコリさせられています。こんなブログが東工大ボート部でも書けたらいいなぁと思い、このブログを立ち上げました。嘘です。本当のところは、理由はとっくに忘れてしまいましたが、主務の園木さんにブログの立ち上げを指示されたので、右も左もわからない状態でとりあえず立ち上げてみました。初期設定の方法が分からず面倒になって、一時は立ち上げを放棄しようかと思いましたが、定期的に園木さんから釘を打たれ続けたので頑張って作成しました。思いのほか体裁の整ったブログサイトになっているので、一安心しています。
ブログについてもう少し紹介します。ホーム画面上段にあるOfficial SiteやTwitterなどのタブをクリックまたはタップすると、ボート部の各サイトに飛ぶことができます。部内ブログはパスワードがかけてあり、外部の方が見れないようになっています。もしも内容が気になるようでしたら、東工大端艇部への入部をよろしくお願いいたします。
次に、一週目の投稿記事のテーマを「1.なぜボート部に入ったのか」「2.なぜ今もボート部で活動しているのか」「3.ボート部で成し遂げたいことは何か」の3つにしたのかについて、お話しします。それは、部員全員に、自身が端艇部員として活動している意義を再認してほしいという思いがあったからです。実はブログ立ち上げを園木さんから指示された当時、艇庫内の雰囲気はあまり好ましいものではありませんでした。この点について明言は避けますが、僕たちは100年以上続く端艇部の一員として活動している以上、やはり活動意義を明確にもって部活動に取り組んでほしい、という意見がMGの話し合いの中で出てきました。そこで、このブログを立ち上げるにあたって、第一週目で自分自身の活動目的について再認してもらおうと思い、こうしたテーマを設定しました。このお題に沿って記事を書いてくれた今までの部員たちは、おそらく以前よりもこの部で活動する意味を強く意識できていることだろうと思っています。ちなみに二週目以降のテーマは基本的に各自の自由にしようと思っていますが、自分がなぜこの部で活動しているのか、その意義を見失ってしまうようなことがあれば、再びこのブログで所信表明をしてくれればいいなと思っています。
東工大ボート部のブログをよく読んでくださっている熱心な読者の方々はすでにお気づきだと思いますが、実はここまでの文ですでに石羽が書いてくれた記事の文量を超えています。ちなみにまだ前座です。今日の記事は長いので注意してください。
それでは本題に入りましょう。1.なぜボート部に入ったのか、2.なぜ今もボート部で活動しているのか、3.ボート部で成し遂げたいことは何か、という三つのお題に答えていきます。
1.なぜボート部に入ったのか
僕がボート部への入部を決めた最大の功労者は、2年漕手の小岩くんです。
僕は中高で吹奏楽部(楽器はトロンボーン)に所属しており、完全に文化部気質の人間でした。東工大にはオーケストラ部があり、元々オケが好きだった僕はここに少し興味を持っていました。しかし僕はすでに教職課程を履修することを決めており、オーケストラ部で行われる練習の大半に参加できないことが確定していたため、オーケストラ部への入部は断念せざるを得なくなりました。音楽の道が絶たれた僕は、心機一転運動部に入ろうと決めました。当時の僕は神奈川県にある学生寮に入寮していたので、そこの食堂で会った他の東工大生におすすめの運動部を紹介してもらおうと思いました。ここでヒットしたのが小岩くんです。「教職を取りたいんだけど運動部にも入りたいんだよね」と相談を持ちかけた僕に、小岩くんは「だったらボート部がいいよ!」と強く勧めてきました。今思えば、当時の彼はとんでもない詐欺師ですよね。言われるがままにボート部の試乗会に参加し、たった1回目の新歓で入部を決めました。他の運動部の新歓に参加するのが面倒だったからというのもそうですが、やはりボート部のアットホームな雰囲気に惹かれたのだと思います。
2.なぜ今もボート部で活動しているのか
自分でこのテーマを作っておきながら、これはすごく答えにくいお題だなと感じています。というのも、一番大きな理由は、「僕がボート部に入部したから」だからです。そんなことは他のみんなも同じだと思うので、その他の理由を挙げてみます。今もここで活動している理由の一つは、ボート部員はみんな面白さをもっており、そんな人間たちを観察しているのが面白いからです。ボート部はかなり激しいスポーツであるからか、僕が当初思い浮かべていたようないわゆる「東工大生」はこの部にはいません。その代わり、非常に個性の立っている部員がたくさん揃っています。「お勉強」ができて異様なファシリテーション能力の高さを誇りつつ抜けているところの多い子や、爆音で放屁しておきながら「これは生理現象だから仕方ないんだ!」と主張してやまない奴、創○学会と幸福○科学のサラブレットなど、本当に粒の立っている部員がたくさん所属しています。そのおかげで、僕は毎日楽しく活動できています。
二つ目は、非常につよいヨコとタテの繋がりを得ることができているからです。東工大は他大学と比べてクラスという枠組みが非常に軟弱で、どの団体にも所属せず普通に暮らしていたら、まず友人はできません。そんな環境の中、不思議な人たちが集まっているボート部に入った僕は、風変わりな友達や先輩と一緒に毎日を過ごすことができています。こんな貴重なつながりを自分から断つなんて、僕にはできませんね。
3.ボート部で成し遂げたいことは何か
ボート部のマネージャーは、自分のやりたいことを自由にできる最高の役職だと思います。事実、2年MGの川島くんの立案で、昨年の年末ごろに「スペシャリスト計画」が始動しました。その詳細については川島に説明してもらえればと思っていますが、とにかく、自分が新しい取り組みをしたいと思えば、基本的になんでもすることができます。それができるのは、僕たちのような平MGにも裁量権を与えてくれる主務や、こうした新しい活動を受け入れてくれる土壌がボート部にあるからです。
僕は今年から、政策立案を行う学生団体に所属することにしました。MGであるにしてもボート部の一員である僕が兼部のような形で他の活動をすることの是非は傍に置いておくとして、他団体で経験し学んだことを、ボート部に何らかの形で還元していきたいと考えています。一見うまく動いているように見える東工大ボート部も、払えば埃が舞い上がります。僕はこの部活を卒業するまでに、少しでも掃き掃除を進めていきたいと考えています。それがどのような形で表に出てくるかは、2年後までのお楽しみにしておいてください。
以上、非常に長い文章でしたが、お付き合いいただきありがとうございました。大半の東工大生は国語力が壊滅的に乏しいので、3000字を大きく超えたこの記事を読破できていないことと思います。この記事を最後まで読んでくれた東工大生へ。あなたは国語力がとても高い。今すぐに東工大を退学して東大に行け。
来週は東工大ボート部の屁こき四天王に君臨する、安間光一くんが記事を書いてくれます。ぜひお楽しみに!
川本監督から頂いた差し入れ(どら焼き)を食べています。
部員紹介 漕手 大石一路
こんにちは、2 年漕手の大石一路です。東工大のエルゴ 100mtt 対校という栄誉ある?称号 を濱田からはいただきました。2000tt でも対校になれるように精進していきたいと思いま す。今回は 1、なぜボート部に入ったのか 2、なぜ今もボート部で活動しているのか 3、今 後の目標の 3 つのついて書いていきたいと思います。
1、 なぜボート部に入ったのか もともと僕は運動系の部活に入る気持ちは微塵もなくて、高校でクラシックギター部であ ったこともあり某軽音サークルに入ろうとしていました。健康診断のビラ配りでビラをも らった時には自分の中ではもうほぼ軽音サークルに入ることは決まっておりボート部の試 乗会には友達に誘われたからという理由で行きました。この時に、先輩たちの雰囲気が良く ボートを漕ぐのも気持ちよかったので候補の一つとしてボート部が入りました。ここで自 分の特性であるめんどくさがりが発動してしまい、ほかの部活の新歓に行くのをめんどく さがり軽音とボート部の 2 択に絞られます。でもまだ軽音が優勢です。しかし、軽音は新歓 の数が少なくて雰囲気を見に行くことができず、雰囲気のわからないサークルに入るのは さすがにリスキーだなと思い気持ちがボート部へと流れていきました。そしてボート部へ の入部を決めることになりました。
2、 なぜ今もボート部で活動を続けているのか ボート部の練習はきついことが多く、大学から運動を始めた私にとっては毎練習が今日で ボート部をやめてやると思うくらい厳しいものでしたがそんな中でもボート部を続けられ ている理由は同じ苦しみを分かち合うやつらがいるということがあると思います。自分だ けがつらいわけでなく他の奴らも同じくらい苦しい思いをしているんだという一体感が苦 しい練習に耐える原動力になっています。また、今一緒に漕いでいる仲間は今までの学生生 活でできた友人とは比較にならないほど多くの時間を共に過ごしているので、このつなが りを断つということをしたくないという理由もあります。
3、 今後の目標
直近の目標としては、まず 2000tt で 7 分を切るというのがあります。自分は心肺機能が弱 いので長めの有酸素運動などで心肺機能を高めることで達成したいなと思います。最終的 な目標はまだ決まっていないので森永先輩の遺志を引き継いで Rowing の志に名を残すと いうことにしておきます。 次は、このブログを再始動させた我が部が誇るマッスル学歴厨マネージャーの伊澤です。
※下に貼ってある画像は、誕生日に川島からプレゼントされたヨーグルトを用いて逆遠近法により顔を大きく見せている大石くんです。