東京科学大学 理工学系漕艇部員日記

東京科学大学理工学系漕艇部の漕手、コックス、マネージャー、トレーナー達による日常紹介

東京科学大学理工学系漕艇部での日々を皆様にお届けします

2023年03月

はじめまして。よくいろいろと間違われる、文豪で、末っ子なのに姉さんキャラで艇庫大好きな東工大ボート部新3年の吉野こと吉野です。
最近いろいろあって今更ながら新歓のPVを作ることになり、絶賛製作中なので完成したら是非見てください!作ってるうちに何がかっこいいのかよくわかんなくなって少しごちゃついちゃったように感じます…




今回は、もうおなじみだと思いますが
①なぜボート部に入ったか
②なぜ今もボート部で活動しているか
③ボート部で成し遂げたいことは何か
について話していこうと思います!




①なぜボート部に入ったか
今まで水泳バスケ卓球をしてきて、何か新しいことを探していた時に出会ったのがボートでした。172cm52kgのがりがりだったのがコンプレックスだったので、ムキムキになりたかったこと(ムキムキになれたとは言ってない)、合宿生活が魅力的だったこともあり割と即決だったように思います。
試乗会で先輩たちがやってくれた高レートが気持ちよくて、そういう爽快な競技だと思っていたので、まさかこんなきついとは想像していませんでした。
先輩の雰囲気の良さも魅力的だったので、新入生にはここら辺もアピールしていきたいですね!ちなみになぜか最近同期仲が悪いように感じます。みんな僕を見習って仲良くしてほしいっすね




②なぜ今もボート部で活動しているか
詳しいことは省きますが、一年の冬練の時期にめっちゃ病んでやめそうになったのですが、ちょうどコロナの蔓延で二か月ほど自宅練習になったり、自宅練習期間が終わるとシーズンに突入したりでなんだかんだ辞め時を見失ってしまいました。そんでなんだかんだ練習を続けていたら、ボートが分かってきて漕ぐのが楽しくなってきて今に至ります。
ボートがつまらなくて辞めたいなーって思ってる人はボートをちゃんと漕げるようになるまでは続けてほしいなって思います。ちゃんと漕げないうちにボートつまらないって切っちゃう人はもったいないです!
あとはメンタルの変化もおおきいですね。一年生の頃は記録伸ばさなきゃ!体重増やさなきゃ!うまくならなきゃ!ってずっと気張ってる状態だったのですが、最近はしんどい時はこなすことも覚えたのでちょくちょく気ままにやらせてもらってます。(サボりではないです。こなしです。)
まとめると、しんどかった時もあるけど結局楽しいことの方が多いからってことです!




③ボート部で成し遂げたいことは何か
成し遂げたいことって言われると難しいですね。とりあえずの大学生活の目標は引退まで続けるってことと留年しないように頑張るってことです。
ボートの目標は誰よりもうまくなることです。コロナと部員減少のせいでボート教える上級生がいないとかいう絶望的状況なので、来年最上級生になったときは吉野先輩に聞いておけば何とかなるってくらいにはうまくなっておきたいです。言うことをまったく聞いてくれない輩がいるので、僕が言ってることが正しい風潮を作って従わせるのだ。(絶対王政だぜぐへへ)




長くなりましたがこんなところです。読んでくれてありがとうございました!

次回予告
やめて!デッドリフトの特殊能力で、椎間板を焼き払われたら、闇のスポーツで先輩と繋がってる吉田の精神まで燃え尽きちゃう!
お願い、やめないで吉田!あんたが今ここで引退したら、もりはる先輩との約束はどうなっちゃうの? 軟骨はまだ残ってる。ここを耐えれば、腰痛に勝てるんだから!

次回、「吉田死す」。デュエルスタンバイ!
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本日も天候不順が続く中、お花見レガッタ第2日目が無事敢行されました。
2日目の敗者復活戦に出漕したクルーとその結果についてお知らせします!


W1X 東京工業大学_B「颯」
西 拓斗(新2年)
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レース結果は以下の通りです。

順位

クルー

500m

ゴール

BNo.

備考

1

自治医科大学

1:54.38

3:55.65

3

 

2

東京海洋大学_A

1:55.55

3:58.66

2

 

3

北里大学医学部

1:59.08

3:59.23

5

 

4

東京大学医学部

1:59.32

4:02.27

3

 

5

東京工業大学_B

1:59.49

4:07.48

6

 

6

東北大学_D

2:02.34

4:07.93

1

 


スタートで練習以上のタイムを出すことができ、序盤は6艇中3位につけていました。250m地点では1位、2位と1艇身以内の位置で、4位、5位とは約ニ艇身の差が、6位の前日敗れた東北大とはさらに差がついていました。
しかし500m付近で何度かブイにオールが当たって失速し、1位、2位に離され、4位、5位に差を詰められました。その後、4位、5位に抜かされてしまい、5位に転落しました。750m地点では3位、4位からニ艇身以内につけており、6位の東北大とは約ニ艇身の差がありました。そこからラストスパートをかけましたが、ミスオールにより失速し、6位の東北大に大きく差を詰められました。しかし最後は約1秒差で逃げ切り、5位という結果になりました。

二日間にわたり応援いただきありがとうございました!
今後とも東京工業大学端艇部の活動にご支援賜りますよう、よろしくお願いします! 

はじめまして。通いマネとして入部したはずなのに気づけば常駐になっていた、艇庫大好き新4年マネージャーの、もりはること森春香です。私が常駐になった経緯については②あたりでお話しようと思います。

 

これまでのブログを読んでいる方はご存じの通り、今回は、

①なぜボート部に入ったか

②なぜ今もボート部で活動しているか

③ボート部で成し遂げたいことは

という3つのテーマが与えられているので、このテーマに則って書いていきます。

 

    なぜボート部に入ったか

他の3人同様、私はコロナ禍の幕開けと同時に大学に入学しました。私には大学に入る前から入部しようと決めていた、とある文化系サークルがありました。そのサークルにだけほとんど新歓もないまま早々に入部し、本来なら新歓真っただ中なはずだった、その後の45月は家で一人、パソコンの画面に向かいながら過ごしました。そのような中でもオンライン新歓は行われており、サークルに入った後もいくつか参加してみたものの、やはり他の新入生と仲良くなることは難しく、唯一入部したサークルでも対面の活動は行われてなかったため、結局夏休みまで仲が良いと言える友達はできないままでした。元々、一日の充実度がその日に話した人の数に比例するという性質をもっていた私にとって、そのような状況は本当に苦しかったです。夏休みも半分過ぎた9月頃、感染状況が少し落ち着き、対面の新歓が許されるようになりました。4月のオンライン新歓でLINEを交換していたボート部の先輩に誘われ、私は試乗会に参加することになりました。当時の私は、ボート部はおろかマネージャーへの興味も皆無、試乗会への参加動機はとにかく友達を増やしたい、その一心でした。初めて参加した試乗会は先輩の盛り上げが上手で、本当に楽しかったです。しかし、試乗会を経てもなお私の心が変わることはなく、マネージャーは興味もないし向いてもない、という強固な思いを持ったまま、入部を悩むことすらありませんでした。私の新歓を担当していた先輩も、「この子は入らないと思う」と当時他の部員に言っていたようです。

しかし、12月。ボート部に入る未来はないかのように思われた私に、転機が訪れます。コロナによる活動自粛が緩和され、私が唯一入った文化系サークルも対面の活動を開始しました。ですがいざ参加してみると、部活柄静かな人が多く、どうも自分とはノリが合わないことが判明したのです。このままでは大学生活がつまらないまま終わってしまう。私は焦りを感じ始めました。対面授業もない当時、新たな友達を作る方法は新しいサークルに入ることくらいでした。ちょうどその頃、ボート部がクイズ大会を開催することを偶然知ります。ボート部と聞いて最初に浮かんだのは夏休みに参加した試乗会の楽しい記憶でした。ここかもしれない、そんな思いで参加したイベントは期待通りの楽しさで、その次に参加したイベントで私は早くも入部を決めました。

部活選びにおいて活動内容が重要でないとは言いません。しかし自身の経験から私は、最も大事なのは結局、雰囲気なのではないかと思っています。

 

    なぜ今もボート部で活動しているか

理由はいくつかありますが、一つは「艇庫に居たいから」です。活動のために艇庫にいるというより、正直、艇庫にいるためにマネージャーをやっているところはあります。①でも書きましたが、私は一日の充実度がその日に話した人の数に比例するという性質をもっています。というか、例えどんなに仲が良くとも、毎日限られた数人とだけ行動する生活をすれば軽いノイローゼになることが実証されているくらいには重症です。そんな私にとって、常に20人近くの人で賑わう艇庫はぴったりの環境でした。今でこそ、こんなに長期間を艇庫で過ごしていますが、はじめは他の通いマネージャー同様、週12回、飯炊きのある時だけ艇庫に来ていました。その頃から艇庫の賑やかさがとても好きで、あるとき1日泊まる予定だったところがたまたま2日になり、それがその次は3日になり、次は1週間と、気づけばほとんど毎日を艇庫で過ごすようになっていました。艇庫はとにかくたくさんの人がいて、いつも賑やかです。コロナ禍の大学生活において、本当に貴重な環境だと思っています。

そんなに個人的な理由でマネージャーをやっていて良いのかと思う方もいるかもしれませんが、これで良いと思っています。誤解を招かないよう言っておきますが、マネージャーの仕事にやりがいを見出していないわけでは全くありません。大好きな部員たちが、これと決めたことに打ち込んだり、目標を達成したりしていきいきしている姿を見るのは嬉しく、応援したい気持ちになるし、サイト作りなど、マネージャーとして今までやったことのない仕事を自分なりに模索しながら進めていくのはわくわくします。基本的にはマネージャーの仕事を楽しいと思っていますし、やりがいも感じています。ですが、園木も書いていたように、マネージャーという立場である以上、モチベーションを保ちづらいのもまた事実です。心から仕事を楽しいと思えている間はいいですが、ふと仕事をしんどいと感じた時、そこでモチベーションを保てるかどうかは、選手たちに対して「この人たちをサポートしたい」という気持ちをどのくらい持てるかというところに大部分がかかっていると思います。選手のやる気が感じられなかったり、選手と仲が悪くなってしまったりしたとき、どうしても、なぜこの人たちのためにこんなにも身を削らなければいけないんだろうという気持ちになってしまうことは避けられないと思います。人をベースにしている以上、些細なことでモチベーションが一気に落ちてしまう危険性をいつもはらんでいるのです。だからこそ、なぜ自分はマネージャーをやるのか、ということにおいてある程度自分勝手な理由も併せ持つことが、マネージャーを続けていく上では重要だと思います。それこそが、私がこの3年間、マネージャーを続ける中で辿り着いた結論です。

 

    ボート部で成し遂げたいことは

私が引退までに達成したかった一番大きな目標は、男マネ女マネの間の区切りをなくすことだったのですが、それがほとんど達成された今、引退までに達成したい大きな目標はなくなりました。大きな目標こそないものの、後輩の教育、公式サイトのリニューアル、サイトの更新手順のマニュアル化、OBさんとのより良い連絡手段の模索など、やるべき仕事、やれる仕事はたくさんあると思っています。なので、引退までの残り期間、目の前にある仕事一つ一つを一生懸命やっていこうと思っています。今年の新歓もTwitter係のリーダーという非常に重要な役目を任されました。そのため、当分はTwitterでの集客、また来年以降Twitter係のトップとして他のメンバーを引っ張っていくことになるであろう小岩への引継ぎに尽力するつもりです。

 

 

ここまでお付き合いくださった方、本当にありがとうございます。長く書きすぎてしまいました。

 

次回は、これ以上はアウトというラインをギリ一歩超えていく、ボート部の奇才、吉野くんです。
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本日は天候に恵まれない1日でしたが、無事に第71回お花見レガッタの第1日目が終了しました。
第71回お花見レガッタに出漕したクルーとその結果についてお知らせします!


W1X 東京工業大学_B「颯」
西 拓斗(新2年)
東工大「クルー紹介」M1X

レース結果は以下の通りです。

順位

クルー

500m

ゴール

BNo.

備考

1

警視庁

1:51.66

3:50.72

4

S-Final進出

2

広島大学_B

1:57.81

3:58.45

5

 

3

東北大学_D

2:05.88

4:10.39

2

 

4

東京工業大学_B

2:02.21

4:11.38

1

 

 

慶應義塾大学_E

 

 

3

DNS

 

中央大学理工ボート部

 

 

6

DNS


レース序盤は4艇中3位につけていました。250m地点で1位、2位とは大きく差があり、3位争いをする展開になりました。500m地点で4位の東北大とは1.5艇身ほどの差がありました。しかし徐々にその差を詰められ、750m地点では東北大に並ばれ、そのまま抜かされました。ラストスパートをかけるも抜き返すことができず、3位と1秒差で4位という結果になりました。
目標タイムの4:05には一歩及びませんでしたが、わずかな練習期間を活用しお花見レガッタに向けて調整することができました!



 W8+ 東京工業大学「燕Ⅱ」
S:吉野 裕介(新3年)
7:秋元 侑(新3年)
6:濱田 脩平(新2年)
5:石羽 立汰(新2年)
4:大城 航(新2年)
3:小岩 泰治(新2年)
2:高橋 将生(新4年)
B:安間 光一 (新2年)
東工大「クルー紹介」男子エイト

なお、燕Ⅱに関しては体調不良者が現れてしまったため、当日に棄権を申し出ました。


颯はお花見レガッタ第2日目の敗者復活戦に出漕します!
颯と燕Ⅱの両クルーは、どちらも4月30日に開催される五大学レガッタに出漕する予定ですので、応援よろしくお願いします!!

 初めまして。ゆきね姉でございます。本名は須田雪音です。自己紹介をするとほぼ毎回冬生まれなのか聞かれますが、しっかり1月生まれです。なぜだか地元でも姉さんキャラを勝手に設定されることが多いのですが、バリバリの末っ子気質だということを皆さんはまだ気づいていないようです。

 高橋鶴と文豪園木に引き続き、私も以下の3つについて書きたいと思います。
①なぜボート部に入ったか
②なぜ今もボート部で活動しているか
③ボート部で成し遂げたいことは何か

 私がボート部に入った理由は、単刀直入に言うと、雰囲気が良かったからでした。
 大学ではマネージャーをやってみたいと思い、春休みのうちからTwitterで色々な運動系サークルの情報を集めていると、東工大ボート部のYouTubeチャンネルに辿り着きました。当時このチャンネルでは新入生向けのお役立ち情報を発信していて、私自身も動画を通して大学のことを色々と学ばせてもらいながら、同時にボート部員の仲の良さや人柄の良さに魅力を感じ始めていました。そして5月に開催されたボート部のオンラインイベントにて雰囲気の良さを再確認し、自分の中でここに入部しようと決めていました。しかしこの時期はコロナで対面での活動は禁止されていたため半年ほどお預けを食らい、9月末にやっと艇庫に足を運ぶことができ、入部を果たしました。
 このとき、私以外の入部希望者はまだ誰もいませんでしたが、先輩方に親切にしてもらっていたこともあり、まったく気にしていませんでした。今振り返ると過去の自分に、そこはもう少し気にしとけと言いたくなりますが…。どっちにしても結局ボート部に入っていた気もします。

 入部後、先輩方と深く関わっていくと、ボート部は普段は和気あいあいとした雰囲気ですが、部員全員がボートに真剣に向き合い、意見を出し合ってお互いに高め合うことができる関係だとわかりました。そのような仲間と出会う機会はなかなかないですし、私自身もここでとても価値のある経験を積むことができています。そしていつしか、この先も同じようにボート部が続いてほしい、このボート部の良さを守っていきたいと思うようになりました。
 しかしボート部について詳しく知るにつれ、人数の少ない私たちの代が、本当にこの部を守ることができるのか、危機感も生じてきました。入部した時は同期がいるかどうか全く気にしていなかった私ですが、伝統あるボート部を今まで通り運営していくためには、たくさんの人の協力が必要だと気づいたのです。そんな中で私が部の存続に貢献するためできることは、先輩方から学べることは全て吸収し、後輩たちに繋いでいくことでした。
 現在も部に残って活動を続けている理由というお題ですが、正直明確な理由は自分にも分かりません。ただ、できる限り部の力になりたいという気持ちでここまでやってきました。どれだけ大変な思いをしても、それ以上にボート部が好きなんだろうなと思います。

 ボート部で成し遂げたいことは、自分が引退するまでに、たくさんの仲間とボートに専念できる環境を取り戻すことです。これは私が2年生に上がった頃から、密かに夢見ていたことでした。更に学年が上がってからは、このことを必ず実現したい目標として活動に取り組むようになりました。
 この目標を達成するためには、まず今年の新歓活動を成功させる必要があります。私たちとともにボート部員としての道を歩んでくれる、新しい仲間が増えることを期待して、引き続き頑張っていきたいと思います。


 伊澤くんから提示されたお題については、以上になります。正直、このお題を受け取った時は頭を抱えました。自分がなんのために活動しているのか明確な答えが出せないまま目を背け、辛いけどただボート部を離れたくはないという思いで必死に駆け抜けていた時期が長くありました。でもこのブログをきっかけに、自分の気持ちを少し整理できた気がします。ありがとう。

 次回はボート部が好きすぎて艇庫でのロングステイを始めてしまったもりはるです!

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