東京工業大学 端艇部員日記

東京工業大学端艇部の漕手、コックス、マネージャー、トレーナー達による日常紹介

東京工業大学端艇部での日々を皆様にお届けします

こんにちは。ボート大好き2年舵手の水谷悠人です。現在ボート8年目、舵手5年目です。中高でもボート部で、中学では漕手、高校からは舵手をしているので5年目です。クルーの中で一人だけ前を向いて、舵取りとコマンド出しをしています。高校のOB曰く、舵手は連合艦隊司令長官、プロ野球の監督、オーケストラの指揮者が合わさったような役割だそうです。その境地に達することのできるように精進しています。 
建築学系との両立が大変で最近少々寝不足です。 
ここから本題です。 
 
①なぜボート部に入ったか 
ボートという競技が好きなことと、もう一つ入ろうか悩んでいたグライダー部が物凄くお金がかかることが分かったことが理由です。 
中学の頃は新歓でエルゴを引いている時に煽て上げられ、「あ、センスあるんかな」と意味の分からない勘違いをしてボート部に入りました。仲間に恵まれ、全国大会に出場したりもしたのですが、新型コロナで練習が思うようにできなかったり艇の整備に時間がかかって思うようにアップができなかったりして、メダルを獲りたいという目標を達成することができませんでした。また、引退試合でも天候に恵まれず、思うような漕ぎをすることができませんでした。 
引退してから大学ボート部には入らないと思っていたのですが、未練が残っていたのか入試直前あたりからまたボートを漕ぎたいという気持ちが沸き上がってきました。入部はせず試乗会で楽しみつくそうと思って試乗会に行き、そのまま入ってしまいました。 
また、新歓期はオケとグライダーとボートで悩んでいたのですが、オケはヴァイオリンは競争率が高そうだと思い早い段階で選択肢から外し、グライダーは最後まで悩みましたがかかる費用のわりに乗れる機会が少ないと思いやめました。 
 
②なぜ今もボート部を続けているのか 
ボート部に入るときに自分の中で決めたことが二つあります。一つは建築学系との両立ができなくなったら建築を優先すること、もう一つはやるからには本気でインカレ優勝を目指そう、ということです。これだけは曲げないように頑張っているところです。2年で系所属してからかなりしんどくはありますが、まだ人の形を保てているからどうにか続けられています。本当に人の形を保てているかは疑問の余地はありますが。 
ボート部の仲間も建築学系の仲間も理解があり優しく、様々な配慮をしてくれているので今のところは頑張れています。 
 
③ボート部で成し遂げたいことは何か 
インカレ優勝です。やはりやるからにはトップを目指したいです。 
また、全員の漕ぎが完全に合ったとき、飛ぶような感覚のストロークになります。正直他のどんなことよりもそのストロークが気持ちいいと思っています。東工大のボート部でも味わいたいので、そんなストロークが安定してできるようなクルー、チームにしていきたいです。 
 
後半に行くにつれて疲れて短くなってしまった… 
ここまで読んでくれた人がもしいたらありがとうございます。これ以上身体を壊さないように気を付けつつ頑張ります。 
 
次は我ら2年生が誇る天才女子マネージャー、小泉です。お楽しみに!

S__4808719
OBさんから頂いたTropicanaを飲む水谷

3年舵手の廣瀬です。

 

五大学レガッタ男子エイトにて、東工大(II)が優勝しました。

↓レースの様子&COX音声記録

第66回五大学レガッタ 男子エイト決勝 COX音声記録付

 

 

受け止めきれないほどの歓声と祝福を受けたあの日から、早くも2週間が経とうとしています。五大が終わったらすぐに振り返り記事を書くつもりだったのですが、激重実験レポートでGW丸ごと潰されてしまったので後回しになってしまいました。

 

練習期間と当日のレースのどちらも、反省点も次に活かせる点も多かったので、五大前日までの練習の振り返り(前編)と、五大当日のレース振り返り(後編)に分けてそれぞれ簡単に書き残そうと思います。

 

 

 

3月中旬のお花見レガッタは、大会前に厳しい練習をこなしすぎて体調を大きく崩す人や、重めの怪我を引き起こしてしまい、悔しくも棄権となりました。

その次の乗艇から五大クルーが結成されたのですが、4月に入ると春休みも終わり、新歓も本格化しだして毎朝練習前から心身ともにへろへろでした。

 

特に、お花見レガッタの同じ轍を踏まないよう、新歓で限られた時間・体力と、シーズン最初の2000mレースへの準備のバランスが非常に難しいところでした。

筑波にも海洋にも、水上での技術で負けているとは思いませんでしたが、体力やコンディションの面では、万全の状態で五大当日を迎えることが出来ないであろうことは明らかでした。

 

そこで、他の大会と全く同じ準備をしたところで勝つ根拠が用意できないと思い、普段の練習に加え、僕の理想の脚蹴りのイメージをしっかり共有してひたすらその練習をしたり、レートコントロール(r3436らへん)の精密さを追求しました。練習に割ける体力が少ない中でのレースにおいては、ひたすら戦術性を磨くことが1つの武器になると考えたのです。(それを操る僕のプレッシャーはより高くなっていきました。)

 

上の動画を見れば分かる通り、少し多用しすぎですが、脚蹴りなどの1つ1つのコマンドに対する応答が非常に良く、特に1200m地点でのミドルスパートはまさに練習してきた成果がフルに発揮された瞬間だったでしょう。

 

後編で書く予定だった内容に触れてしまったので、準備期間の話に戻ります。

 

 

 

大会10日前、何気なく五大当日の天気予報や風向を調べると、南風14m/sとのこと。

 

......台風来んの?

 

雨こそ降らなそうなものの、まさかの横っ風の超強風。僕がこれまで出漕した大会はもれなく黒々とした空に吹き荒れる逆風だったので慣れっこではあるのですが、それも不安材料でした。

そもそも今回の五大クルーが横風に異様に弱いのに加え、僕の経験則ですが、新しい艇ほど横風の影響を受けやすいため、条件としては少し不利に感じていました。実際、レース動画を見返すと、他艇に比べても風の煽りを受けてしまっています。

 

五大の次の日に行われていた東商戦の水上コンディションが完璧すぎてまじで羨ましかった。

 

ただ、たまたま風向・風力が当日に似ている日があって、普段なら強風により乗艇しないところで艇を出して練習することを決行したことについては、とても効果的な判断ができたと思います。

 

 

僕個人としてはこのような練習・準備を経て本番に臨みました。

レース中に思っていたことなどは後編に少し細かく書きます。

 

追記

地球にいるときに天気予報をチェックする際は、windyというアプリがめっちゃおすすめです。

 

以上

廣瀬巧実

S__279339014
 レース前夜、決起会にて

どうも、川島から戻ってきて欲しいとの紹介を受けた大城、ではなく小室です。

大城…泣

自分は、漕手として入り、1年の10月頃からマネージャーに転身して、かれこれ半年マネージャーをやってます。

誰からも紹介して貰えず悲しいので、自己紹介します。

ボート部の中では最も優しくて、最もスマブラが上手くて、最もイケメンなスーパーハイスペック人間です。

自己紹介なので言いたい放題言っときました。
全部嘘です。

ブログを書くのは初めてなので何書けばいいかなーとか思って他の人のブログ見てたら、お題があると知りました。

①なぜボート部に入ったか
②なぜ今もボート部で活動しているか
③ボート部で成し遂げたいことは何か


①なぜボート部に入ったか

ボート部に入ったのは完全に自分がチョロいからです。

それだけだと短くなっちゃうので、今までそんなに詳しくは話してこなかった自分が漕手からマネージャーに転身した経緯を話そうと思います。

長いかも〜

自分は元々、ちょっと運動するぐらいのサークルに入って大学生活を楽しみたいなーと思っていました。

その時はガチで運動するなんて考えてませんでした。

しかし、友達(既に他の部活に入っていた)にボート部の試乗会に誘われ、その友達と自分と大石の3人で参加しました。

そこで、ボート部の雰囲気に惹かれ、運動する気はなかったのに入ってしまいました。

こんな感じで入った分、漕手としている間は自分はボートが上手くなりたい!というよりボート部にいたいからボートを漕いでるという感じでした。

こう考えていたので、周りの皆との考え方の違いを感じていました。

これ以上続けてもみんなの足を引っ張るだけだ、というのもあったし、元々サークルに入ろうと思ってたからサークル活動をしてる高校とか大学の友達を見て憧れの大学生活してみたかったなーと思って、部活を辞めようと思ってました。

だけど、やめようかなーと思ってる日々に皆とスマブラをしてたら、こんな日常はここにしかないと気づき、辞めたくはないと思い、マネージャーに転身することを決めました。

以上がマネージャーとしてこの部に入ってる理由です。

マネージャーがやりたかったからこの部でマネージャーをやってる訳じゃないんですね


②なぜ今もボート部で活動しているか

前章で話した通り、自分は元々マネージャーがやりたかったわけではありません。

でも今はマネージャーになってよかったなーと思っています。

マネージャーとして居る理由について2章では話そうと思います。

漕手は、自分を含むクルーのことを考えて活動するけど、マネージャーは自分、というより部全体のことを考えて活動するので、最初はその考え方の違いに戸惑いました。

それと共に、今まで何してんのかあんまり分かってなかったマネージャーがすごい人たちだったことに気づかされました。

自分もこんなふうになりたいなーとずっと思っています。

そのマネージャーの活動の中で、自分が最もやりがいを見出しているのが、飯炊きです。

事務作業と違い、直接漕手の役に立てるので、漕手から感謝されやすいのが飯炊きです。

漕手達が美味い!とか言ってくれるとそれがすごい嬉しくて、やりがいになります。

みんな嘘でもいいから美味しいって言ってね

自分は最近、学連にも入ったので、そこでもマネージャーとしてのやりがいを見つけたいなーと思ってます。

やっぱ自分チョロい

③ボート部で成し遂げたいことは何か

これはマネージャーになってからずっと考えてました。

今でもあまり決まってないので、小さい目標を何個か。

まずは学連に馴染みたいです。

自分は極度の人見知りなので学連にあまり馴染めてません。(同期の数少ない話せる人にも実は最初は無理して話してました)

見てる人いたら仲良くなってください

あとは常日頃から言ってることですが、料理男子になりたいです。

前までは料理男子になって、モテたい。っていうのが理由だったけど今はそれもあるけど今のままじゃ3年になった時に今のゆきね先輩とか森はる先輩みたいに飯炊きについてなんでも知ってる頼れる先輩になれないと思ったからというのが大きいです。

あと、ボートについてもっと詳しくなりたいです。

これは最近になって思い始めたことなので、あまり具体的に考えてませんが、「ボート部」のマネージャーであるためにはボート部にしかないものをたくさん見つけたいからまずはボートかなって思ってるだけです。

以上、3つのお題でした。

めっちゃ真面目に書いて疲れた。

ここまで全部読んでる人なんていなそう悲しい

お題があると書きやすくていいね

最後に、最近のこと

最近、五大の人と仲良くなったり、医科歯科の人と仲良くなったり、学連に入ったりで今まで東工大ボート部にこもってたから戸田の世界が広くなった感じがしてすごい楽しいです。

新入部員もたくさん入ってくれました。

個性が溢れてるこの東工大艇庫にさらに個性豊かな後輩が入ってくると考えると、恐ろしい。

いつか全員のことを紹介するブログみたいなの書きたいなー

うちの人間内輪ノリが好きだから他大の人にも内輪ノリを知って欲しいネ

ではこの辺で。

次は、ボート歴8年目に突入したでお馴染み、サムライヘアーの水谷君です。

彼は、ボート部の中で最もボートが好きな人間の1人だと思います。

そんな水谷サンのボート愛に溢れるブログ、是非ご一読を。

乞うご期待。

しーゆーあげいん
東工大端艇部新歓パンフ画像小室 2
※ 新歓パンフレット用に撮ったが面白味がないためボツにされた写真

↑このページのトップヘ